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この年は前年ほど充実した作品をリリースしたわけではない事実に落胆の色を隠せない人も少なくなかったであろう。しかし、それでも振り返れば決して悪くはないのだが…。
1位 HELLOWEEN/BETTER THAN ROW【88点】
HELLOWEEN型「Painkiller」をフィーチュアしたり、コミカルなジャケットのアートワークが印象的だったりとファンの度肝を抜かせたが、結果的には彼ららしい親しみやすいHR/HMだった。
2位 RHAPSODY/SYMPHONY OF ENCHANTED LANDS【89点】
前作で体現したクオリティがまぐれでなかったことを証明するとともに、本作でも彼ららしい濃厚なサウンドでファンタジー・ワールドを展開。
3位 HAMMERFALL/LEGACY OF KINGS【86点】
明朗なジャーマン・パワー・メタルを展開し、HELLOWEENの後継者としての実力をまざまざと見せつけた。
4位 EDGUY/VAIN GLORY OPERA【85点】
ドイツからドイツらしいジャーマン・パワー・メタルを展開するバンドが登場。この時はまだHAMMERFALLやRHAPSODYに押されていた感も否めないが、本作で一気に飛躍した。
5位 PINK CREAM 69/ELECTRIFIED【85点】
デイヴィッド・リードマン(Vo)を迎えて新体制となったバンドは当初、実験性を試みるものの、本作によって完成を見たと言っていいだろう。
6位 LABYRINTH/RETURN TO HEAVEN DENIED【85点】
イタリアからRHAPSODYに続くバンドが登場。STRATOVARIUS直系の叙情派メロディック・パワー・メタルによって多くのファンを魅了した。
7位 STRATOVARIUS/DESTINY【89点】
当初はバラードが多いとして評価はあまり良くなかったが、結果的には彼ららしい楽曲も持ち合わせる新たな面を打ち出すこととなった。ただ、一方でやはり暗い面も少なくないのは確か。
8位 BLIND GUARDIAN/NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH【82点】
壮大なコンセプトを基にしたアルバム。疾走曲が少ないのであまり良くない評価をするファンも少なくないが、決して駄作ではない。
9位 ANGRA/FIREWORKS【83点】
賛否両論を巻き起こしたが、結果的には彼ららしい作風となった。以前のように名盤にならなかったのが惜しい。
10位 PRAYING MANTIS/FOREVER IN TIME【87点】
極限ともいうべきセンチメンタリズムなメロディが胸に響く。ただ、それだけに軽いサウンドなのが惜しい。
この年はメロディック・パワー・メタル・バンドのアルバムのリリースが多かったので実際にその手の音楽の作品が多数を占めている。HELLOWEENと新世代メロディック・パワー・メタル・バンド以外は実のところ期待を裏切ったと言える。
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