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この年は名盤が多い、正直言って、多くのサブ・ジャンルのバンドが独自性の音楽を確立したと言っていいだろう。
1位 DREAM THEATER/METROPOLIS Part.2: SCENES FROM A MEMORY【96点】
『IMAGES AND WORDS』の続編となるコンセプト・アルバム。意識して制作しただけに完成度は超一流。
2位 IN FLAMES/COLONY【91点】
叙情的なメロディを携えたメロディック・デス・メタルを提示してイェーテボリ・サウンドを確立、後続のバンドに多大な影響を与えた。
3位 SLIPKNOT/SLIPKNOT【89点】
アメリカ合衆国・アイオワ州デイモン出身の猟奇趣味的激烈音楽集団。デビュー作にして、それまでのヘヴィロックの常識を覆した。
4位 CHILDREN OF BODOM/HATEBREEDER【86点】
ネオクラシカル系メロディック・デス・メタルで独自性のあるサウンドを確立。デス・ヴォイスの除けばモロにSTRATOVARIUSだが、後続のバンドに多大な影響を与えたことは疑いようのない事実。
5位 NIGHTWISH/OCEANBORN【88点】
叙情派メロディック・パワー・メタルを基本に濃厚なオーケストレーションが特徴。本作を以って独自のシンフォニック・メタルを開拓。
6位 EDGUY/THEATER OF SALVATION【88点】
ジャーマン・パワー・メタルの典型で教科書的な存在だが、それを高次元にあるサウンドで提示して見せた。
7位 YNGWIE J. MALMSTEEN's RISING FORCE/ALCHAMY【85点】
彼らしいネオクラシカル・サウンドを提示。やはり口だけ野郎ではないだけにただ者ではなく、様式美サウンドが思う存分堪能できる。
8位 NOCTURNAL RITES/THE SACRED TALISMAN【84点】
結果的にはSTRATOVARIUSのパクリバンド(あるいはIN FLAMESをメロパワに)で、思ったほど叙情的なメロディは聴こえてこなかったが、クオリティの高いアルバムをリリースした。Keyを派手に弾いているようなサウンドを好む向きにとっては名盤であろう。
9位 ARCH ENEMY/BURNING BRIDGES【86点】
クオリティが高いのは理解できるが、このアンダーグラウンド的なサウンドを好まない性格なんだよな。実際にヨハン・アクセルソン・リーヴァが本作を以って解雇されたことを機に彼らは世界レベルのアーティストとして飛躍していく。
10位 SINERGY/BEWARE THE HEAVENS【85点】
当初はARCH ENEMYとともに女性Voをフィーチュアしたメタル・バンドとして注目した。極上の正統派サウンドが魅力。
このように4位までメロディック・パワー・メタルが入っていないこと自体が、HR/HM全体として名盤を生み出したことが窺える。実のところメロディック・パワー・メタルのバンドがHR/HM全体の4割を占めていると考えるならば、この結果はHR/HMのシーンがいかに良かったかを裏付ける証拠となったわけだ。
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