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メロディック・パワー・メタル・バブルの後期なだけあってここから徐々にHR/HMにおける人気度も低迷していく。アメリカのシーンもエクストリーム・メタル・バンドこそデビューして活躍してはいるが、名盤級のクオリティを誇る作品は出せていない。
1位 CHILDREN OF BODOM/HATE CREW DEATHROLL【91点】
エクストリーム・メタルの主力として台頭した作品。このアルバムを機に彼らはメロディック・デス・メタルやメロディック・ブラック・メタルという狭い枠組みからの脱出に成功。激烈なサウンドが目白押しだ。
2位 STRATOVARIUS/ELEMENTS PT.1【84点】
大作チューンが多かったが、結果的には彼ららしい叙情派メロディック・パワー・メタルであった。
3位 STRATOVARIUS/ELEMENTS PT.2【81点】
叙情派メロディック・パワー・メタルとしての『ELEMENTS』シリーズ第2弾。一ヶ月で25曲書き上げた集中力はさすが。
4位 MASTERPLAN/MASTERPLAN【86点】
SYMPHONY Xのラッセル・アレン(Vo)の予定がヨルン・ランデ(Vo)に、STRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソン(Key)はスケジュール的に合わずCHILDREN OF BODOMのヤンネ・ウィルマン(Key)に、というメンバー構成で固まったが、結果的には本家よりもHELLOWEENらしい作品だとの声が一部のファンから上がった。
5位 KAMELOT/EPICA【89点】
エピック・メタルとしての最高峰に君臨する作品。RHAPSODYのルカ・トゥリッリ(G)がゲスト参加するなどゴージャスな一枚となっているが、のちにポニー・キャニオンのレーベルが潰れたため、入手困難となった。こういう作品こそのちに語り継がれるためにも今一度見直してリマスター盤再リリースの必要があると思う。
6位 SONATA ARCTICA/WINTERHEART'S GUILD【87点】
これまで疾走一辺倒だった彼らがややスピード・ダウンして一皮むけた感のある作風をリリースした。
7位 DRAGONFORCE/VALLEY OF THE DAMNED【86点】
とにかく疾走一辺倒。ミッド・テンポは存在せず、バラード1曲のみを除く他はすべてが疾走曲ということで、当時は一風変わった作風として受け止められた。
8位 LOST HORIZON/A FLAME TO THE GROUND BENEATH【85点】
デビュー作ほどのインパクトはないものの貫禄ある作品となった。これだけクオリティの高いアルバムをリリースしていただけにバンドの自然消滅がもったいない。
9位 GALNERYUS/THE FLAG OF PANISHMENT【86点】
典型的なネオクラシカル系メロディック・パワー・メタル・バンドで、モロにSTRATOVARIUSのパクリ・バンドではあるが、楽曲/アルバムのクオリティが高いため、リリース当初は日本のHR/HMシーンを担う大器として受け止められた。
10位 DARK MOOR/DARK MOOR【84点】
セルフ・タイトルを冠して心機一転を図り、文字通り貫録のある作風となった。男性Voに交代したが、結果的に駄作には至らなかった。
このように結果的にはメロディック・パワー・メタル・バンドが大多数を占める結果となってしまった。この年を機にHR/HMシーンは下降線を辿っていく。
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