|
この年は良い作品と、あまり良くない作品のクオリティ差が激しかったように思う。本当にそうなのか検証してみたい。
1位 EDGUY/HELLFIRE CLUB【92点】
バンド史上最高傑作と言われる本作を機に彼らは飛躍していく。独自性のあるサウンドによって大成した。
2位 ANGRA/TEMPLE OF SHADOWS【93点】
好き嫌い抜きにこれは素晴らしい。切羽詰まった緊張感が空気を張り詰める印象のある作風となり、結果的に名盤となった。後で知ったことだが、この時すでにエドゥ・ファラスキ(Vo)は高音が出なくて振り絞っていたらしく、まぐれだったのだとか。
3位 NIGHTWISH/ONCE【92点】
シンフォニック・メタルとして独自のサウンドを提示。フィンランドのバンドとしては数少ないミリオン・セールを記録するアーティストとなった。
4位 WITHIN TEMPTATION/THE SILENT FORCE【87点】
当初は典型的なゴシック・メタルであったが、本作によって荘厳なシンフォニック・メタルを完成。
5位 PRIMAL FEAR/DEVIL'S GROUND【88点】
ドイツ出身のJUDAS PRIEST直系型正統派へヴィ・メタル・バンドとして高いクオリティを示した。この頃日本ではまだ売れていなかった。
6位 DREAM EVIL/THE BOOK OF HEAVY METAL【87点】
楽曲/演奏ともに完璧な80年代ハードロック/へヴィメタルを提示。この後、バンドの中心人物であるフレドリック・ノルドストローム(G)が、RAINBOWとリッチー・ブラックモアを掛け合わせてリッチー・レインボーと名乗る。
7位 DGM/MISPLACED【85点】
もともとは典型的なプログレッシヴ・メタル・バンドであったが、メロディック・パワー・メタルに変遷して話題となった。
8位 THUNDERSTONE/THE BURNING【86点】
典型的なメロディック・パワー・メタルからの脱却を図った結果、クオリティの高い傑作に仕上がった。
9位 LORDI/THE MONSTERICAN DREAM【85点】
見事な80年代ハードロック/へヴィメタルを提示して見せた彼ら。成長と進化は留まるところを知らない。
10位 RHAPSODY/SYMPHONY OF ENCHANTED LAND II -THE DARK SECRET-【84点】
最初は眠たくなるような作風に思えたが、何度か聴いているうちにジワジワと来た。これを以って彼らはシネマ・スコア・メタルに変貌する。
というように、90点台を与えたくなる作品はとてつもなく素晴らしい作品で、真ん中以上があって、その下には「後で聴けばなんとなく良かったかな」ぐらいの作品が多い。この時点ではシネマ・スコア・メタルなんて理解できるはずもないしね。ただ、駄作がなかったことが唯一の救いというか、実際にHR/HMシーンはまだ朽ちていなかった、というのが正直な結論である。
|

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- ハードロック・ヘヴィーメタル



