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この年は名盤があまり出なかった。実際、クオリティ的には他の年よりやや劣ることも否めないが、魅力のある作品は多数リリースされている。
1位 STRATOVARIUS/POLARIS【84点】
これだけは譲れない。クオリティとお気に入りのアルバムは必ずも比例しているわけではなく、愛着という意味でのランクなので、こういったランキングの方が好みに反映されやすい。そういう意味では当然の結果と言えるだろう。
2位 AMORPHIS/SKYFORGER【84点】
安定感抜群の『カレワラ』サウンドを提示。名盤級のクオリティを誇っているというわけではないが、本作で完全に彼ら独自の音楽性を確立した感がある。
3位 MEGADETH/ENDGAME【85点】
スラッシュ・メタル四天王の一角としてクオリティの高いアルバムを誕生させた。彼らはまだまだ朽ちていない。メタル・インテリジェンスに相応しい貫禄ある作品。
4位 KILLSWITCH ENGAGE/KILLSWITCH ENGAGE【85点】
デビュー作と同タイトルというかなり紛らわしい作品。アメリカの大御所であるブレンダン・オブライエンによる初のプロデュース作で、メロディ系の増量がかなり良い方向に出ている。本作を以って黒人ヴォーカリストハワード・ジョーンズが脱退。
5位 HEAVENLY/CARPE DIEM【84点】
レジに持って行くのが恥ずかしいジャケットのアートワークが印象的なアルバム。明朗なメロディック・パワー・メタルでファンを魅了した。
6位 CAIN'S OFFERING/GATHER AND FAITHFUL【84点】
当初はトニー・カッコ(SONATA ARCTICA)がいなくて大丈夫なのかと思われたが、結果的にヤニ・リマタイネンの作曲能力は恐るべきものだった。
7位 EUROPE/LAST LOOK AT EDEN 【81点】
70年代にあった古き良きブルース・ハード・ロックを展開。70年代はやはりブルースかメロディアスかでなければならない。
8位 LACUNA COIL/SHALLOW LIFE【82点】
イタリアを代表するバンドとしての貫禄を示した一枚。それはもちろんクオリティ的にということではなく、彼らの良さを提示することや、実験性を取り入れたことにある。
9位 SONATA ARCTICA/THE DAYS OF GRAYS【82点】
私が本当の意味でSONATA ARCTICAに対してよい評価を始めたのはこの作品からだった。彼らの独自性が満ち溢れている。
10位 AT VANCE/RIDE THE SKY【80点】
これまたレジに持って行くのが恥ずかしいジャケットのアートワークが印象的なドイツ出身のネオクラシカル・メタル・バンド。キャッチーで分かりやすいタイトル曲がHR/HMとしてのカッコ良さを最も滲み出していると言えよう。
このように、この年はクオリティ的よりも思い入れとしての作品が多かったように思える。他にもSTEEL PANTHER『FEEL THE STEEL』のようにパロディながらもクオリティが優れていたり、DRAGON GUARDIAN『DRAGONVARIUS』のように同人系音楽からクオリティの高い作品がリリースされているので、何とも楽しみな年であった。
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