|
ガールズメタル(嬢メタル)とは女性のみでメンバーが構成されたアーティストのことを指す。これは日本独特のもので、確かに欧米にもガールズバンドは存在するが、女性のみで構成されたガールズ・メタル・バンドはあまりない。
これは日本独特の文化で、アイドルなどの日本独自の文化に対抗しての現象から生まれたものだと思われるが、世界的に活躍できそうなバンドというのはそう多くない。
【ALDIOUS】
大阪府大阪市出身のガールズ・メタル・バンド。バンドのコンセプトは「アゲ嬢」で、新宿歌舞伎町にあるキャバクラ嬢のようなコスチュームを身に纏い、ファンを魅了する。耳の肥えたファンであれば彼女らの演奏力はアマチュア・レベル(文化祭並み)であることこの上ないが、アイドルなど無類の女好きで知られるタワーレコードの社長命令によって、関連するレーベルからデビューした。
【CYNTIA】
ALDIOUSに続くガールズ・メタル・バンドとして、これまた無類の女好きで知られるタワーレコードの社長命令によってデビューしたバンド。現在はガールズメタル飽和状態にあってスピニングは撤退したが、ガールズメタルの中では演奏力が高く、デビュー当時は将来性を感じさせた。
【MARY's BLOOD】
JUDAS PRIEST直系の鋭いギター・リフを携えて疾走する楽曲が持ち味のバンド。演奏力だけで見ればCYNTIAがやや上だが、総合力ではこのMARY's BLOODが上回っており、今現在ガールズメタルの最高峰として知られる。特に元DESTROSEのSAKI(G)が加入してからは一気に演奏力がアップした。
【DESTROSE】
薔薇のように棘がありながらも美しいサウンドを提示するという意味で名付けられたバンド名を冠したアーティスト。メンバー・チェンジが激しく、2015年5月をもって活動休止を発表した。
【BRIDEAR】
福岡県福岡市出身バンド。バックのサウンドは典型的な叙情派メロディック・パワー・メタルだが、MISA(G)によるグロウルを絡ませるため、楽曲によってはメロデス/メタルコア的な場面も少なくない。
【BAND - MAID】
バンド名のごとく、メイド服を身に纏った5人組。彼女らは典型的なメタラーよりもむしろオタク系のファンに愛されている。
【DISQUALIA】
元DESTROSEのメンバーを中心として結成されたバンド。ギターの速弾きとツーバス・ドラム、ハイトーンという日本人好みの典型的なサウンドを提示。ちなみに、バンドのフロント・ウーマンであるIBUKI(Vo)は一児の母である。
【GALMET】
大阪出身にしてガールズメタルでは珍しいメロデス/デス系という絶叫系サウンドを提示する。あえて他のバンドとの差別化を図るのであれば、このまま変遷せずに音楽性をデス系の1本に絞った方が得策であろう。
【LOVEBITES】
英詞を得意とし、2017年5月にいきなりビクター・エンタテインメントからデビューのバンド。ミキシングにミッコ・カルミラ、マスタリングにミカ・ユッシラという敏腕プロデユーサーを迎えて最初から世界を見据えている。
【DOLL$BOXX】
元LIGHT BRINGERのFuki嬢とGACHARIC SPINの楽器隊4人で構成されたバンド。2012年12月12日に『DOLLS APARTMENT』でデビューした。Fuki嬢の他にドラムのはな、キーボードのオレオレオナの二人もVoとして歌い、はなとベースのFチョッパーKOGAがデスボイスを重ねるなどしている。
【FULLMOON】
まるでゴスロリのような衣装を身に纏っているのが特徴のバンド。コンセプトは「青い月(地球)に悪が はびこる時、必ずや現れるという伝説の戦士達が居た」という、極めてお間抜けなもの。
【BABYMETAL】
バンドではない(正確にはアイドル)のだが、なぜか人気だけが先行しているアーティスト。日本独自の「かわいい」と欧米の「カッコいい」を組み合わせて誕生した。もともとさくら学院をマネジメントしていたKOBAMETALがメタル好きであったため、芸能プロダクションのアミューズにおいて社内の承認を得て結成された。
このようにガールズメタルはメンバーすべてが女性で構成されている以外に、決まりきった音楽的方向性はない。そもそも「ガールズバンド」「嬢メタル」というのは日本独自の解釈であり、もともと男女平等社会である欧米諸国にはないものである。
|

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- ハードロック・ヘヴィーメタル



