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2010年はHR/HMシーンが復権した年。クオリティはもとより、何しろリリース・ペースが早かった。良い作品の宝庫である。
1位 AVANTASIA/THE WIKED SYMPHONY【87点】
1位 AVANTASIA/ANGELS OF BABYLON【86点】
エピックメタルの名盤。2枚でひとつの作品となっている。トビアス・サメットはBURRN!にてこの年のベスト・ソングライターに選ばれた。
2位 BULLET FOR MY VALENTINE/FEVER【89点】
メタルコア・バンドとしての最高峰の作品。正直言ってかれらがここまで優れた作品をリリースするとは予想だにしなかった。
3位 RHAPSODY OF FIRE/FROZEN TEARS OF ANGELS【85点】
シンフォニック・パワー・メタルの最高峰としての貫録を示した。RHAPSODY時代の『POWER OF THE DRAGONFLAME』以来の見事な復活作だろう。
4位 BLIND GUARDIAN/AT THE EDGE OF TIME【85点】
典型的なメロディック・パワー・メタルをやめているにもかかわらず、応手代表として孤高の存在感を放っている。エピックメタルの傑作だ。
5位 DARK MOOR/ANCESTRAL ROMANCE【85点】
RHAPASODY OF FIREに続くシンフォニック・パワー・メタルとして高い実力を示した。コンセプトは彼ららしく、まさにスペイン尽くし。
6位 FIREWIND/DAYS OF DEFIANCE【86点】
前年に明るみになったギリシャ危機への不満が大いに反映された作品。怒りが込められた正統派チューンが目白押しだ。
7位 HELLOWEEN/7 SINNERS【83点】
日本のHR/HMファンであれば、やっぱりこの作品を選ばないわけにはいかないだろう。今度は21世紀版『THE DARK RIDE』で猛アピール。
8位 CRADLE OF FILTH/DARKLY, DARKLY, VENUS AVERSA【83点】
典型的なブラック・サウンドとはかなり距離があるが、シンフォニック・ブラック・メタルとして高い作曲能力を示した。全体的に大仰な印象だ。
9位 DIMMU BORGIR/ABRAHADABRA【82点】
51人編成のオーケストラ、38人のコーラス隊のほか、100人以上のミュージシャンが関与した本格派の作品。よくCRADLE OF FILTHとセールス面で比較されるが、どちらも貫禄のある作品をリリースし続けていることに注目したい。
10位 PATHFINDER/BEYOND THE SPACE, BEYOND THE TIME【78点】
RHAPASODY OF FIREのようなゴージャスなシンフォ・アレンジと、まるでDRAGONFORCEのようなスピード感が印象的な新しいタイプのサウンド。誤解を恐れずに言えば、もはやゲーム音楽のようにしか感じない。この年、大いに話題になった。
このように、この年はとにかく良いタイトルの作品が多くリリースしたように思われる。メロディック・パワー・メタルが特に多かったのと併せて日本ではHR/HMシーン復権の兆しを見せた。日本のHR/HMファンというと、やはりここまでにメロディック・パワー・メタルに対して愛着があるのだろう。元凶は紛れもなくX JAPANの活躍にほかならないのだが。 |

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