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この年は前年のメロディック・パワー・メタル・ブーム再来の余韻がしばらく続いていた。昨年にリリースされていなかったアーティストもクオリティの高い作品をしっかりとリリースしてきた印象が深かった。
1位 STRATOVARIUS/ELYSIUM【87点】
全体的にプログレ的な印象の強い作品。これが功を奏した影響からか、あるいは私の音楽的嗜好によるものなのか、いずれにせよ90年代メタルの中でもトップクラスのミュージシャン集団を擁した彼らは本当にすごい。
2位 EDGUY/AGE OF THE JOKER【85点】
トビアス・サメットの高い作曲能力を示した傑作。これが下位であれば、何を上位にするのかと思う。AVANTASIAと本業を掛け持ちしてこれだけ高いクオリティをリリースし続けられるアーティストは他にいないでしょうに。
3位 CHILDREN OF BODOM/RELENTLESS RECKLESS FOREVER【85点】
さすが北欧フィンランド出身のモダンへヴィ/エクストリームメタルの最高峰だ。ギターの尖ったエッジとKeyのバランスが絶妙で、古参のファンにとっても不満はほとんどなかっただろう。やはり大物バンドは強い。
4位 SYMFONIA/IN PARADISUM【85点】
90年代パワーメタルの方面で活躍したテクニカル系ミュージシャン集団が示した作品。さてティモ・トルキはどこに向かうのか。
5位 AMARANTHE/AMARANTHE【86点】
LUCUNA COIL、NIGHTWISH、IN FLAMES、どれにも当てはまらないモダンなサウンドが印象的。新しいタイプのメロディック・デス・メタルの誕生だ。
6位 REINXEED/1912【84点】
ネオクラシカルメタルの最高峰。トミー・ヨハンソンという若者はとてつもない才能を秘めている。今年の「感動した」大賞を受賞してあげたい。
7位 RHAPASODY OF FIRE/FROM CHAOS TO ETERNITY【84点】
前作に続いてシンフォニック・パワー・メタル・バンドの最高峰としての貫禄を見せた。6人編成としてコンセプトを終わらせるとあって、有終の美を飾るのにふさわしい作品だ。
8位 SYMPHONY X/ICONOCLAST【84点】
アメリカ合衆国のプログレッシヴ・メタル・バンドとして高いクオリティを示した。2枚組の作品だが、HR/HMシーンでもテクニカル系のミュージシャン集団だけに、トップラスの作品をリリースし続けている。
9位 TRIVIUM/IN WAVES【80点】
アメリカ合衆国出身のへヴィロック/エクストリームメタルとして高い作品を示した。マシュー・キイチ・ヒーフィーの演奏力も聴きどころだ。
10位 DRAGONLAND/UNDER THE GREY BANNER【83点】
最初はどのアーティストよりも速い楽曲を備えたメロディック・スピード・メタルを演奏していたが、シンフォニック・パワー・メタルにシフトしてここまでクオリティの高い作品をリリースすると誰が予想しただろうか。A級オーラも過去最高。
このようにメロディック・パワー・メタルに高いクオリティを備えた作品が少なくない。それも前年のリリース・ラッシュの影響が大きいだろう。
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