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ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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欧州では『BEST OF』(2016)というベスト・アルバムがリリースされたのを契機として、特に『DESTINY』(1998)と、かつて2枚組ボリューム感たっぷりにリリースされていた『VISIONS EUROPE』(1998)のリマスター音源がリリースされた影響からか、本作は実際、欧州でのちにリリースされた『PORALIS LIVE』(2010)という『PORALIS』(2009)の本編と「75minutes live concert on CD」が付属されている2枚組CDのボーナス・ディスクをカットして日本盤初としてリリースされた廉価盤1900円(消費税8%で2052円)のライヴ・アルバム。
誤解を恐れずに予め断っておくと、本作は日本では配信ではリリースされていたのだが、ただCDとしてはリリースされておらず、これは暇な時間にiPodに入れて聴くのはちょうど良いと思ってリリース時の2016年に購入に踏み切ったもので、日本では2009年9月12日(土)に川崎クラブチッタで行われたセットリストとほぼ同じく、#1「Destiny」、#2「Hunting High and Low」、#3「Speed of Light」、#4「Kiss of Judas」、#5「Deep Unknown」、#6「Million Light Years Away」、#8「Winter Slies」、#9「Phoenix」、#10「SOS」、#11「Forever Is Today」、#12「King of Nothing」、#13「Father Time」、#14「Higher We Go」、などとなっており、セットリストの途中に#7で「バッハ:組曲アリア」を入れ込んでくるところもネオクラ系のアーティストらしいし、そもそも彼らの場合は一撃必殺曲がなくともヘヴィメタルと聞いてデス/ブラックやドゥーム/ストーナー系などを想起させる入門者/初心者を一気に振り向かせるだけの実力とパフォーマンス力を兼ね添えているためか、これはこれでちょうど良いアイテムなのかもしれないな。
ちなみに、本作のセットリストはマティアス・クピアイネン(G)とラウリ・ポラー(B)を帯同させて初の日本公演としても話題となったが、新人のために最初はギターがあまり聴こえず途中から前面に押し出してくるのは他のアーティスト同様に例年通り。

自己採点 84点

STRATOVARIUS「ETERNAL」(2015)

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同郷のAMORPHISと同時リリースされたロルフ・ピルヴ(Dr)加入後第2弾にしてマティアス・クピアイネン(G)加入後の第4弾となる通算15作目。
ティモ・トルキ(G)脱退後のこのバンドの行く末はどうなることかと思われたが、ただラウリ・ポラー(B)やマティアス・クピアイネン(G)という若手メンバーや、そしてロルフ・ピルヴ(Dr)が加入した彼らはまさにフィンランドを代表するバンドSTRATOVARIUSそのものであり、またティモ・トルキ(G)脱退後にリリースしたアルバムは着実にクオリティを高めていった結果からか、前作で再びメロディック・パワー・メタル・バンドの頂点に立つこととなった彼らが満を持して放った本作はなんと、まるで開き直ったかのような典型的なメロディック・パワー・メタルに徹しており、これまでミッド・テンポでスタートしていた前作までから一転して初っ端からいきなり「Black Diamond」ばりのスピード・チューンが配置されていて、また#2はKeyを効果的に使用しながらも、さらにコーラスではスケール感に満ち溢れた”お約束”ともいえるミッド・テンポとなっており、他には#5と#7にスピード・チューンを配置していると同時に、前作を彷彿とさせるアップ・テンポの#3から、またライナーノーツにある通り森の中にいるような感覚をイメージさせる#6、そして11分超のドラマティックな大曲#12などと、これまで彼らが持っていたすべてが一枚に凝縮されている集大成的なイメージを彷彿させており、またこの手の音楽のファンであれば最後まで飽きることなく聴き通すことができるのだが、ただ前作のような斬新さがないために”お約束のメロパワね”と冷めてしまう向きもあると思われ、全体的にやや物足りない感じも否めないかもしれないが、ただクオリティ自体が高いのでむしろ、どのような音楽性を期待していたファンにも受け入れられるだろう。

自己採点 87点
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本作は昨年にリリースされたオリジナル・アルバム『NEMESIS』に日本未発表曲のボーナス・トラックを1曲追加した上で、さらにSHM-CD仕様となって再リリースされた北欧のモンスター・バンドSTRATOVARIUSのドキュメンタリー映像が約66分収録されたDVD付き生産限定企画盤。
オリジナル・アルバムの初回限定盤を聴いた当初から少なくとも1年は経過しており、また今回改めて再レビューするに至った(オリジナル盤のレビューはそのまま)のだが、ただしかし、もとからして同じ作品なのだから基本的に変わるはずもなく、また彼らのパブリック・イメージを忠実に体現した#1「Abandon」や、現代的なアレンジが新鮮味を加えている#2「Unbreakable」をはじめとして相変わらずミッド・テンポの楽曲が充実しており、この手の音楽のファンにとっては最後まで安心して聴くことができるのだが、ただ何と言っても本作にゲスト参加している元SONATA ARCTICAのヤニ・リマタイネン(G)が作曲した#13「If The Story Is Over」がオリジナル・アルバムリリース後にプロモーション・ビデオとして公開されているためか、これがもしかしたら、彼らの新たな名曲となりえるかもしれず、またトータル・タイムにして約80分におよぶドキュメンタリー映像を付属しておきながら価格を一気に3780円に値上げするというビクター・エンタテインメントによるあからさまな儲け主義はいかがなものかと思われるが、ただそのDVDの内容があまりに良かったので、特にオリジナル・アルバムから、さらにプラス1点を献上しておくとする。

自己採点 89点

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STRATOVARIUS「NEMESIS」(2013)

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これまで15年間にわたってドラムを叩き続けてきたヨルグ・マイケルが脱退し、後任にはオーディションを経て24歳の若手実力派ドラマーであるロルフ・ピルヴ(Dr)が初めて迎えられた本作は、特にティモ・トルキ(G:ex.STRATOVARIUSREVOLUTION RENAISSANCESYMFONIA)が抜けてからの3作目でもあるためか、全体的にパッと聴いたサウンドの印象としては、これまでと一線を画す真新しいサウンドになっており、また前作ではプログレッシヴ的なサウンドがアルバム全体を覆っていたのに対し、本作ではモダンなKeyアレンジが飛び出してくるのと、全体的にギター・オリエンテッドな印象が強いためか、正直言ってさながら別のバンドとしか思えない作品であり、また楽曲においては疾走曲といえる楽曲もない(アップ・テンポの曲はいくつかある)し、これといったキメ曲もないのだが、ただ先行シングルとなった#2「Unbreakable」を筆頭にミッド・テンポの楽曲の方がより充実していて、また他にはオープニングである#1「Abandon」こそ典型的なSTRATOVARIUSの楽曲ではあるのだが、ただ#3「Stand My Ground」のようにヴァースでスタスタと疾走しながらも中間部では複雑なパートがあったり、また#5「Fantasy」のようにABBA風のポップ・サウンドであったりと、基本的には典型的なメロディック・パワー・メタルを軸にしながらも、これまでとはかなり違うヴァラエティに富んだ楽曲が揃っているためか、ぶっちゃけて言うとティモ・トルキ(G)在籍時の叙情的でクサいメロディこそがこのバンドの持ち味だと感じていた身としては、ここまで洗練されて進化を遂げてしまったことに対して少々寂しい感覚も否めないが、ただしかし、ここまでメジャーなバンドとして成長を遂げたことに関しては、むしろ称賛に値するであろう。
ちなみに、本作は#6「Out of the Fog」と、さらにボーナス・トラックである#13「If the Story is Over」の2曲を元SONATA ARCTICAのヤニ・リマタイネン(G)がゲスト参加したうえで作曲している。

自己採点 88点

STRATOVARIUS「ELYSIUM」(2011)

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前作よりマティアス・クピアイネン(G)が加入して制作された新生STRATOVARIUSとしての第2弾アルバム。
本作では前作で新たに加入したマティアス・クピアイネン(G)がアルバム本編9曲中において18分超の大作を含む6曲と、ほとんどの楽曲に関わっており、また随所で彼ららしい哀愁のあるメロディは聴かれるのだが、ただ実は前作にもあったプログレ的な要素が本作では前面に押し出されており、その結果としてティモ・トルキ(G)在籍時の音楽的特徴だった哀愁美溢れるクッサクサのフレーズと分かりやすい展開は姿を消したためか、一聴した時の印象としてはいささか地味であるが、しかし、その代償としてむしろ本作は洗練されたイメージも相俟ってか、全体的にはスケール感の増したメロディック・プログレッシヴ・メタル・アルバムとして仕上がっており、またイェンス・ヨハンソンによるKeyのサウンドが全編でフィーチュアされていることもあってか、いくらプログレッシヴと言っても、特にオープニング・チューンの#1「Darkest Hours」や、彼らお得意の疾走チューン#8「Event Horizon」の存在によって多くのプログレッシヴ・メタル・バンドが提示するような複雑な展開はいっさい感じさせず、あくまでメロディック・パワー・メタルとしての範疇で楽曲が展開されているためか、このバンドとしては珍しくスルメ盤のような印象のある作風となっており、聴き込むごとに味わいがジワジワと増していく一作であろう。
ちなみに、ボーナス・トラックとして収録されている#10「Cast Away」でのイェンス・ヨハンソン(Key)による「Black Diamond」ばりの荘厳な音色から突如疾走するフレーズがあまりにもカッコイイので1点プラスしておく。

自己採点 87点

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