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ドイツが誇る正統派/パワー・メタル・バンドEDGUYによるバンド結成25周年を祝う新曲と未発表曲を含む2CD+DVDの豪華ベスト・アルバム。
この手の音楽のマニアであればEDGUYは正統派へヴィメタルに始まり、ジャーマン・パワー・メタルにいったんシフトしたのち、正統派サウンドとブリティッシュ・ブルース・ハード・ロックを彼ら流のメタル・サウンドで混在させた『HELLFIRE CLUB』で最高潮に達し、その後はブルース・ハード・ロックをメタル流にアレンジ(ブルースロックそのものではないので注意)したのち、現在の正統派サウンドに行き着く、ということはすでに承知の通りで、彼らがメロディック・パワー・メタルだと豪語する時点でオリジナル作品の一つも耳を通していない証拠なのだが、ただやはり、本作はEDGUY流の正統派サウンドの結集と呼んでもいいだろう作品となっており、当初は先行で公開された新曲#1に対してあまり良い印象を持っておらず、聴く前は恐る恐るであったが、しかし、いざ蓋を開けてみれば新曲の#1〜#5を通して聴いてみれば意外に良く、またDISK1は最新作『SPACE POLICE』(2014)からタイトル曲といえる#7「Defenders of the Crown」と#13「Love Tyger」がセレクトされており、さらに『HELLFIRE CLUB』(2004)から#9「The piper Never Dies」がネバネバネバネバはいっているよ〜♪ウオ〜♪と叫びたくなる直後も#10「Lavatory Love Machine」に#11「King of Fools」と名曲3連打が嬉しいし、また『ROCKET RIDE』(2006)からはシングル曲#12「Superheros」が入っていて、さらには『MANDRAKE』(2001)の名曲#15「Tears of a Mandrake」で終わらせるという構成も実にニクイうえ、これまたDISK2も名盤『HELLFIRE CLUB』の#1「Mysteria」を最初に持ってきたり、以前のベスト・アルバム『HALL OF FLAME』(2005)になかった#7「Babylon」もしっかり収録されると共に、またブラジル・リオデジャネイロで行われたライヴDVDも最高のセットリストとパフォーマンスが収録されており、正直言ってEDGUYのファンで良かったと、心の底からそう思える作品だ。
自己採点 84点
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