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ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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HEAVENLY「CARPE DIEM」(2009)

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本作よりドラマーがFAIRYLANDのピエール・エマニュエル“ピウィー”デフレ に交代したフレンチ・パワー・メタルによる通算5作目。
前作はヘヴィかつダークな要素が見受けられたアルバムだったが、ただ本作は一転して明朗快活でハッピーなアルバムとなっており、特にQUEENを彷彿させるかのような#3「Farewell」をはじめとしてそういった印象を強めていると言えるのだが、しかし、特にオープニングを飾るタイトル曲#1「Carpe Diem」からしてEDGUYのトビアス・サメットが歌い出すとしか思えない楽曲となっていて、また疾走チューンである#6「Ashen Paradise」はGAMMA RAYがそのまんま演奏してもおかしくないほどアルバム全体的にパクリ癖が散見されるのだが、ただこれがいつも以上に上手く使いこなしているためか、ファンとしての不満はまったく感じておらず、また前々作までは起伏を設けつつも疾走を基本にした作風であったが、しかし、本作はこれまでとは反対に「起伏をつけるために楽曲によっては疾走ビートを用いる」というスタイルを踏襲しているためか、そういった楽曲展開の妙技が際立っていて、また前作から加入したメンバーの演奏力が高く、特にピエール・エマニュエル“ピウィー”デフレ(Dr:元FAIRYLAND)のタコみたいな8本足ばりの演奏が大きく貢献していることも相俟ってか、初期から比べると楽曲自体はかなり地味になっているにもかかわらず、むしろアルバムの総合的なクオリティは確実にレベル・アップが図られており、こうなって来ると、このバンドの唯一の問題はやはりベン・ソット(Vo)のフニャチンぶりであるためか、とにかくVoさえ良ければ彼らとしては完璧であろう。
ちなみに、耽美的なジャケットに描かれているのがセクスィーなオネーチャンのアートワークのためか、レジに持って行くのが恥ずかしくないかね。

自己採点 84点

HEAVENLY「VIRUS」(2006)

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前作リリース後に3人のメンバーが一気に離脱し、心機一転を図ってリリースされたフレンチ・メタル・バンドによる通算4作目。
当初はこれまでにないダークな雰囲気のジャケットによるアートワークに違和感を覚えたのだが、ただ実際にその予想は見事に的中したためか、全体的にヘヴィさを増した音楽性の結果からか、特にギター・リフを中心とした楽曲を中心に収録されていることが一部のファンによるこのアルバムの評価に対して賛否両論を引き起こした原因であったものの、しかし楽曲のタイトルもまたそれらしい#1「The Dark Memories」で重心の低いギターによるヘヴィなリフが耳に突き刺さるなど、前作までの派手な印象とはまるっきり正反対でありながら、タイトル曲#3「Virus」はさながらメロディック・スラッシュ・メタルのような楽曲であるなど、全体的に暗いイメージを醸し出しているのが印象的だが、しかしその影響もあってか、特にベン・ソット(Vo)の歌唱も相変わらずフニャチンぶりをモロに発揮してこの素晴らしい楽曲の足を引っ張っており、少々いただけない要素がそこかしこに散見されるものの、ただ作曲センスに関しては一級品で、特にメロディ・メイカーとしての才能には目を見張るべきものがあり、またEUROPEの『THE FINAL COUNTDOWN』を思わせるキャッチーな#2「Spill Blood on Fire」は佳曲とさえ言えるもので、日本盤ボーナス・トラックにはこの楽曲の日本語バージョンが収録されており、そのボーナス・トラックでの日本語の発音はかなりおかしいが、ただ相手から見ればむしろ日本語は不思議な文字を使う言語であるためか、彼らとしてはチャレンジした精神力だけでも褒めたいところで、前作までよりも疾走パートが減少したので派手さはないが、しかしそれでも、いわゆるメロディック・パワー・メタル的な楽曲の存在も相俟ってか、全体的に勢いがあるのでその点に不満はなく、そんな本作を祝うかのようにSONATA ARCTICAのトニー・カッコ(Vo)が#5にゲスト参加している。

自己採点 84点
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前作が日本のメロディック・パワー・メタル・マニアから絶大な支持を得たフレンチ・メタル・バンドによるサード・アルバム。
本作はヴァンパイアになってしまった男を主人公に3部構成のコンセプト・アルバムとなっており、そのストーリー性を表現するためであろうが、ただ前作に比べるとアルバム全体はもちろん、楽曲単位で見ても起伏と展開が多くなった影響からか、ドラマティックな展開が多めに設けられており、前作のひたすらキャッチーなメロディがストレートに疾走するタイプの楽曲に快感を覚えていたようなファンにとってはリズム・チェンジの多い本作の楽曲は素直にノレないためか、一種のフラストレーションを感じるかもしれないが、とはいえ随所に疾走パートは存在するし、依然としてクサいメロディ満載ではあるが。ただ大半の楽曲が6分以上にしてアルバム全体で70分を超えるという長さは、個人的にはやや冗長な印象も否めず、またドラマティックな音楽を表現するにはやはりVoが弱く、もともとカイ・ハンセンとアンドレ・マトスを足して2で割ったようなヴォーカリストが、本作では一層カイ・ハンセン的な歌いまわしを多用するフニャチンぶりを発揮しており、個人的には壮麗なサウンドとアンマッチを起こしているように感じられるが、ただ相変わらずメロディ作りに関しては素晴らしいセンスを感じさせるので、それを素直に出していく方が良いだろう。
ちなみに、日本盤ボーナスの「Dust To Dust」の日本語バージョンはJ-POPに慣れた身には、敬語の歌詞に違和感が多い。

自己採点 83点
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ドイツの名門レーベルであるNOISEが送り出すメロディック・パワー・メタルの新星であるフランス出身バンドHEAVENLYのセカンド・アルバム。
前作はIRON SAVIORのピート・シールクがプロデュースを手掛けたが、ただ本作はHELLOWEENを手掛けたトミー・ハンセンに代わったことが功を奏してか、サウンドがよりシンフォニックでゴージャスな印象になった結果からか、メロディを存分に引き立てることに成功しており、実はこの方向性はFREEDOM CALと同じなのだが、ただ楽曲の良さはこのバンドに軍配が上がるほど全体的に荘厳で流麗なサウンドとなっており、特にオープニングが4分以上もあるイントロでありながら続く#2「Destyny」もイントロが長いので、#1の長尺なイントロの必要性は不明瞭だが、しかしそれでもメロディは優雅でかっこいいし、さらには#2もまたキーボードの音色でドラマ性を喚起しながら緩急をつけた疾走曲を軽やかに押し出していくので、聴いていてとても気持ちが良く、その他の楽曲においては同じようなフレーズが何度も続く楽曲が次々に飛び出してくる上に、随所では“以前どこかで聴いたようなフレーズ”も頻繁に登場するものの、とにかく楽曲が素晴らしいのですべてが許せてしまうものとなっていて、特にその中でも#6「The Angel」はやたら「You're the angel, You're the angel」というクワイアが繰り返されるだけの一風変わった小曲で、マニアからは”四時エンジェル”として(一部のマニアがそう呼んだ)愛される楽曲となったが、しかしそれでも、とにかく全体的には優雅なメロディとパワーで押しまくるメロディック・パワー・メタルの教科書を彷彿させるようなアルバムであるためか、この手の音楽のマニアにとってはガッツポーズが飛び出すであろう。

自己採点 87点

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