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日本のメタル・レジェンドによるオリジナル盤(CD1)、日本語盤(CD2)、デモ音源(CD3)、アウトテイク集(CD4)、そして『Live at HAMMERSMITH ODEON 11 October, 1986』(CD5)におけるロンドン公演の模様を収録した5枚組に及ぶ大手ワーナー・ミュージックからリリースされた豪華ボックスセット版。
怒涛のパワー・メタル・チューン#1「S.D.I.」で幕を開け、続くアップ・テンポかつキャッチーな#2「This Lonely Heart」、バンド史上最もポップな楽曲と言っても過言ではない#3「Rock 'N Roll Gypsy」、そして幻想的なバラード#4「In My Dreams」という流れは絶妙で、他にも#6「Strike Of The Sword」やラストを締めくくるもの悲しいバラード#10「So Lonely」など、当時では多くのファンが隙のない楽曲構成だと捉えたようだが、ただメタル世代の私的には当然ともいうべき楽曲構成であり、また当時から日本のファンのためにすでに制作されていたという曲順を変更した「日本語バージョン」もしっかりリマスタリングされているあたりはありがたいのだが、しかし、当時、横須賀にあった観音崎マリンスタジオで、1987年の年始早々に本格的に録音されたという『DEMO TRACKS』と、場所を都内の音響ハウスにして六本木にあったセディックに移し、本格的に始まったリズム・トラックのレコーディングだという『BEHIND THE HURRICANE EYES』は明らかに蛇足で、CD5枚組デジパック+BOX、解説・歌詞・対訳・秘蔵写真満載のP72豪華ブックレットにHURRICANE EYESラミネート・パス復刻版を封入し、占めて8640円は明らかに高く、どうせならオリジナル盤と日本語盤とライヴ盤だけで5000円台にしておけば、そこそこのファンでもお手軽に触手が伸びたかもしれないな。
自己採点 86点
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