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MASTERPLAN「PUMPKINS」(2017)

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ドイツ出身の正統派へヴィ・メタル・バンドによるローランド・グラポウ(G)がHELLOWEEN時代に作曲してきた楽曲を彼らのサウンドによって再録した企画盤。
このバンドは当初”メロディック・パワー・メタルの中堅アーティスト”として括られたが、しかし、実際にはVoの低く野太い声質を活かしたギター・リフの重心が低い極めて正統的なサウンドであり、前作『NOVUM INITIUM』も同郷のAXEL RUDI PELLに通じる安定感を備えたギタリスト中心のサウンドであり、また近年においてもローランド・グラポウ(G)が在籍していたHELLOWEEN的なジャーマン・パワー・メタルというよりは、もう少し「歌モノ」としての色が強い骨太なメロディック・メタル・サウンドを展開しているためか、それは本作においても順当に引き継がれており、特に『MASTER OF THE RINGS』からの#5「Mr.Ego」や、さらには『THE TIME OF THE OATH』や『THE DARK RIDE』からのタイトル曲のみならず、本作のオープニングを飾る『PINK BUBBLES GO APE』からの「The Chance」まで躍動感のあるサウンドに変貌しており、特にその『PINK BUBBLES GO APE』や『CHAMELEON』といった作品の楽曲は本家のサウンドでは至って迫力不足であったためか、あまり良い気がしなかったのだが、しかし、このバンドの中心人物であるローランド・グラポウ(G)の重心の低いギター・リフを携えた正統派サウンドはパワー不足など微塵も感じさせない破壊力満点のパワーメタルで、せっかく書いた楽曲をHELLOWEENが台無しにしてしまったために黒歴史であった部分が、まるで嘘のようであったかのように全体的に息を吹き返した気がして、巷で言われている通り、確かに原曲が悪くないだけに、これはかなり気に入ったかもしれない。
ちなみに、前作に参加していたマーティン・スカロウプカ(Dr:CRADLE OF FILTHほか)が、本作ではケヴィン・コット(Dr:AT VANCE)に交代している。

自己採点 83点
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前作リリース後にヨルン・ランデ(Vo)、ヤン・S・エッカート(B)、マイク・テラーナ(Dr)の3人が一気に離脱し、新たにリック・アルツィ(Vo:THUNDERSTONE, AT VANCE)、ヤリ・カイヌライネン(B:ex.STRATOVARIUS)、マーティン・スカロウプカ(Dr:CRADLE OF FILTH)という前メンバー以上に多国籍な面々が集結してリリースされたデビュー10周年を飾る通算5作目。
リック・アルツィ(Vo)の声質は前任者であるヨルン・ランデ(Vo)のような野太い声の持ち主なので案の定というか、デビュー時から一貫して守り続けてきた正統派の音楽性は変わっておらず、またそればかりか、リリース前にローランド・グラポウ(G)がかつて在籍していたHELLOWEENに例えて「新作は『THE DARK RIDE』のような作風になる」とアナウンスされていたように、全体的にダークでヘヴィなサウンドが本作の骨子となっているが、しかし、これが前作以上に活力というか、明らかに勢いを感じさせる一作となっており、イントロに続く#2「The Game」や、先行で公開された叙情的なフレーズが印象的な#3「Keep Your Dream」、さらにはSTRATOVARIUSがまるでパワーメタル化したかのような#4「Black Night of Magic」ではメロウでスリリングな展開が琴線に触れる佳曲となっていて、また起伏に富んだ#6「No Escape」やメロディックな#7「Pray on My Soul」、#9「Return From Avalon」などなど、いわゆるメロディック・パワー・メタルにありがちなスピード・チューンは1曲も収録されていないものの、全体的に質の高いナンバーが充実しており、また本編ラストを飾るタイトル曲もリック・アルツィ(Vo)とローランド・グラポウ(G)が各パートでリード・ヴォーカルを分け合っているなど、なかなか面白い展開を見せてくれる楽曲となっていて、正直言って前作は正統派へヴィメタルのわりにパワー不足であまり良い感触はほとんどなかったのだが、ただ本作はこの手の音楽のファンにとって最後まで充分に楽しめる作品として仕上がった。

自己採点 85点
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サード・アルバム『MK II』より元RAGEのアメリカ人ドラマー、マイク・テラーナが加入し、そして前作に参加していた元RIOTのマイク・ディメオ(Vo)が脱退しているためか、後任にはオリジナル・メンバーのノルウェー人ヴォーカリスト、ヨルン・ランデが復帰してリリースされた通算4作目。
前作に参加したヴォーカリストのマイク・ディメオはローランド・グラポウ(G)が無名バンドのプロデュースなどに精を出すなどしてバンドに対する情熱が薄れていったというやる気のなさにキレて脱退したのだそうだが、ただヨルン・ランデ(Vo)が復帰すると聞いたときから彼らは典型的なメロディック・パワー・メタルを演奏することはないだろうと思っていたし、また彼らは実際にこれまでもHELLOWEENとは一線を画すピュアな正統派サウンドを特徴としていたため、案の定というか「王者になる時」というタイトル通り本作の音楽性は王道を突っ走る紛れもない正統派へヴィメタルそのものであり、また本作はNARNIAのカール・ヨハン・グリマーク(G)やIRON SAVIORのヨアキム・“ピーゼル”クストナーも作曲に参加しているようで、どの楽曲も押しなべてクオリティは高く、また特筆すべき問題は見当たらないが、ただヨルン・ランデ(Vo)のヴォーカルに合わせてギターとキーボードのサウンドがかなり大きく収録されているのか、あるいはバックの騒がしいサウンドに合わせてヨルン・ランデ(Vo)が必要以上にパワフルにガナっているためにそうなったのか、とにかくサウンドが大きめに録音されているのが唯一の問題となっていて、特にヘッドホンやイヤホンで聴いていると耳が疲れるのが難点であるためか、多少聴き疲れすることも否めないだろう。

自己採点 82点
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前作が大成功を収めたためにプロジェクトではなくれっきとしたバンドとして活動することになったドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドMASTERPLANによるセカンド・アルバム。
本作は前作を踏襲したメロディックなパワーメタルを展開しつつも、特に#3「Wounds」はそれっぽい雰囲気が強く残っていなくもないが、ただ楽曲からスピード・チューンが完全になくなっており、また前作もそうだったが、本作ではヨルン・ランデの力強い歌声を中心にした正統派HR/HM色がさらに強まっていて、ほとんどの楽曲にフックが効いてはいるものの、特に#1、#5、#8、#10のようなパワフルな楽曲は魅力的であるし、またメロウな味わいのあるシングル曲#2「Back For My Life」や、ところどころに疾走パートを設けているために展開が濃密でリスナーを決して飽きさせない#11「Black In The Burn」など、本作もまた印象的な楽曲が目白押しとなっていて、また前作では無駄な速弾きを見せていたローランド・グラポウ(G)のギター・プレイも本作では安定しているためか、そのあたりは安心して聴けるのだが、ただ手数が多くてテクニカルなタイプわりにグルーヴ感にも疾走感にも欠けるウリ・カッシュ(Dr)のドラミングは相変わらずと言ったところで、特にコレといった楽曲の存在にも欠けているためか、パッと聴きですぐにリスナーを取り込めるような感触はないのだが、ただ後半でテンションが落ち気味だった前作より作品全体的なクオリティはむしろ上がっており、本作も日本国内では10万枚のセールスを記録した。

自己採点 86点
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ドイツのメロディック・パワー・メタル・バンドHELLOWEENを脱退(正確には解雇)したローランド・グラポウ(G)とウリ・カッシュ(Dr)を中心として結成された新たなバンドのデビュー・アルバム。
バンド名はメキシコのファンが考案したようで、当初はSYMPHONY Xのラッセル・アレンをヴォーカリストに、さらにはSTRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソンをキーボード奏者として迎える予定だったそうだが、ただイェンス・ヨハンソン(Key)はSTRATOVARIUSに専念したいとしてこれを拒否し、アルバムにはCHILDREN OF BODOMのヤンネ・ウィルマン(Key)が参加していて、さらにアルバム制作直前にラッセル・アレン(Vo)が脱退したためか、後任には数多くのプロジェクトに参加するなどして、その卓越した歌唱によってマニアの間での評価が高かったノルウェー人ヴォーカリストのヨルン・ランデが加入し、またベーシストにはIRON SAVIORのヤン・S・エッカートが迎えられており、こうして集結したメンバーでレコーディングに入り制作された本作は、一部のファンの間で本家よりもHELLOWEENらしいとして新人バンドとしては異例の10万枚のセールスを売り上げ、好評となったことから裏付けられるように、イントロのメロディックなリード・ギターのハーモニーが印象的な#1「Spirit Never Die」や、HELLOWEENの初代フロントマンとしてその名を世に知らしめたマイケル・キスク(Vo)がゲスト参加した#4「HEROES」や#10「SAIL ON」などといった名曲・佳曲となりえる楽曲も収録されており、またローランド・グラポウ(G)がかつてHELLOWEENの『MASTER OF THE RINGS』で「Mr.Ego」という楽曲を作曲しただけに、マイケル・キスク(Vo)と二人で興味のある共演ぶりを披露している。
ちなみに、本作でプレイしていたヤンネ・ウィルマン(Key)は本作リリース後にCHILDREN OF BODOMに専念するために脱退しており、後任としてアクセル・マッケンロット(Key)が加入してメンバーにクレジットされている。

自己採点 86点

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