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DREAMSPACE
ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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前作同様に耽美的で幻想的なジャケットのアートワークを彷彿させるシンフォニック・デス・メタル・バンドによる通算7作目。
前作は専任のクリーン・ヴォーカリストをメンバーに加えてシンフォ/ゴシックメタル風味が全体に漂うメロデス路線に舵を切った作品であったが、ただ本作もジャケットのアートワークで一目瞭然なように、音楽性としては前作の延長線上にあるゴージャスなシンフォニック・デス・メタル路線であり、また時折メランコリックな感触や、透明感のあるサウンドをKeyで演出しながらも、時にグロウルと男女のクリーン・ヴォーカルを織り交ぜていくドラマティックな展開は前作と同様に大仰でシンフォニックなサウンドとなっていて、それでいて同郷フィンランド出身のAMORPHISを思わせる祖国の土着性もそこかしこに垣間見える作風となっており、実際、一聴した感触としては前作をさらにスケール・アップしたかような雰囲気があるものの、本作ではギターを大幅に後ろに下げてシンフォニックで過剰に演出された楽曲が面白みに欠けるうえ、さらにはメタルらしいアグレッションやヘヴィネスよりも、むしろシンフォ/ゴシックメタル的な大仰さや、全体に漂う耽美的な感触などといったポイントに重点が置かれているところにも、やや物足りなさを感じるものとなっており、またこういった荘厳な要素を導入することで至って中途半端な感も否めないところにも、いまいち良い印象が拭えないが、しかしそれでも、こういった音楽的変遷で新たなファン層が拡大したとするなら、バンド側としてはそれで大いに意味があるのだろう。

自己採点 78点
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耽美的なジャケットのアートワークが印象的なフィンランド産ネオクラシカル系シンフォニック・デス・メタル・バンドによる通算6作目。
所属レーベルをKHY Suomen Musiikkiに移籍してのリリースとなった本作のレコーディング途中にペトリ・サンカラ(Dr)が背中の痛みを訴え脱退し、後任にユホ・ラーハナ(Dr)が加入する他、本作完成後にリスト・ルース(G)が脱退しており、こうした不安定なバンド状態を反映してか、今一つ煮え切らないアルバムとなっていて、前作のラストを飾っていた「Angelheart, Ravenheart (Act I: Before The Bleeding Sun)」の続編である「Angelheart, Ravenheart (Act II: Children Of The Dark Waters)」で本作が幕を開けるためか、前作を順当に受け継ぐ作品かと思いきや、このバンドとしては明朗快活な作風だった前作に比べてへヴィさが強調され、バンド名に相応しいダークなムードが支配的となっている反面、特にメロデスの要であるリード・ギターの奏でるメロディに煽情力が不足していて、いかんせん物足りなさが残る印象があり、また前作でゲスト・ヴォーカリストとしてクリーン・ヴォーカル・パートを担当し、ツアーにも参加していたヤルモ・キルマネンが正式メンバーとして加入しているが、しかし前作同様ゴージャスなコーラスが楽曲のメロディを牽引しており、ヤルモ・キルマネン(Vo)個人の見せ場は取ってつけたようなものが多く、そのことが作品全体の印象を散漫なものにしているためか、全体的に彼らの最大の強みであった楽曲センスが不完全燃焼に陥っているように感じられることも否めない。

自己採点 79点
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同郷のKALMAHと共に並行して活動するフィンランド産ネオクラシカル系シンフォニック・デス・メタル・バンドによる通算5作目。
前作が本国フィンランドのチャートでまずまずの成功を収めていたにもかかわらず、なぜか解散に近い状態で活動を休止していた彼らは、本作ですでにKALMAHの中心的なメンバーとなっていたアンティ・コッコ(G)とパシ・ヒルトゥラ(Key)は不参加で、代わってリスト・ルース(G)とヤンネ・トルサ(Key)が加入しているためか、このメンバー・チェンジは正直言って前作の素晴らしさの要因に本作では不参加となっているアンティ・コッコ(G)とパシ・ヒルトゥラ(Key)の奮闘ぶりだと思っていたので、本作の出来についてはやや不安を抱いていたが、ただ冒頭を飾る#1「Sweet Lilith Of My Dreams」の印象的なKeyワークを聴いてそれが杞憂であることを確信して安心する一方、これまでただのダミ声だとしか思えなかったアルッティ・フェテレイネン(Vo&B)のデス・ヴォイスが多少マシになったこともあってか、アグレッションは再結成前よりも増していて、さらに女性の他、フィンランドのアーティストとしてお馴染みトニー・カッコ(Vo:SONATA ARCTICA)やマルコ・ヒエタラ(Vo&B:TAROT/NIGHTWISH)を迎えたコーラスの充実も印象的なためか、全体的には高品質なメロディック・デス・メタル作品となっており、もしかしたらトータル面で見た場合の完成度は過去最高かもしれないが、しかし個人的にはパシ・ヒルトゥラ(Key)による絶品のセンスが失われた穴はやはり埋まり切っていないように思われ、彼のKeyが演出していた悲愴感のある美旋律フレーズについ思いを馳せてしまう。

自己採点 84点
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世界における全人類が咽び泣くアーティスト名を持つシンフォニック・デス・メタル・バンドによる彼らが満を持して送り出した通算4作目。
前作からアンツァ・タラーラ(G)が兵役の関係で脱退し、後任にEToSBKeyDrが掛け持ちしているメロデス・バンドKALMAHのアンティ・コッコ(G)が加入している本作は、敢えてズバリ言うなら楽曲が良いの一語に尽きるもので、前作のような派手なアレンジが影を潜める一方、本作ではブラックメタルめいた過剰な攻撃性を抑えた分だけ、表現力に深みが増しており、またドラマ性や情景を描写する力についてはもはやメロデス界でも屈指のレベルに達している一方、特に#2、#8のような緊張感あふれる勇壮な楽曲にはメタル魂を鼓舞されずにいられないし、またシングル曲となった#6のキャッチーなセンスには舌を巻くほどで、さらにGKeyのオーケストレーションが織りなすドラマティックな#9はまさに悶絶のクライマックスとなっていてい、シングル曲#6同様、同郷のゴシック・メタル・バンドREFLEXIONのユハ・キルマネンによるノーマル声Voがフィーチュアされている#5は、本作のボーナス・トラックとして収録されているアコースティック・バージョンがまた絶品で、私の人生史上における”哀しい歌ランキング”ではSTRATOVARIUS「Black Diamond」と共にトップ争いに食い込むこと請け合いの名曲であろう。
ちなみに、ボーナス・トラックには彼らにとって完璧な名曲であるというPARADISE LOSTの「As I Die」を収録しているが、ただ再結成ACCEPTのカヴァー#7の収録意図だけは冗談抜きで意味不明。

自己採点 87点
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直訳すると「永遠の悲しみの涙」というバンド名からして泣かせてくれる北欧フィンランド出身のメロディック・デス・メタル・バンドによる記念すべき日本デビュー作にしてサード・アルバム。
基本的な音楽性はSpinefarm Recordsからリリースされたこともあってレーベル・メイトであるCHILDREN OF BODOMに通じるような、叙情派美旋律フレーズを湛えたKeyをフィーチュアした典型的なメロディック・デス・メタル・サウンドでありながらも、ジャケットのアートワークからも感じ取れるように、より耽美的で、よりメロディに重きをおいたアプローチを取っており、また時に繰り出されるブラスト・ビートにシンフォニックなKeyを被せたうえ、時にシンフォニック・ブラック・メタルめいたムードを醸し出していたり、比較的メロウなパートにおいては結成当初から目標にしていたというPARADISE LOSTにも通じるゴシックメタル的な臭いも感じさせたりするなど、やや散漫ともいえる音楽性だが、ただギターとキーボードの奏でる美しいメロディが作品の世界観に一本筋を通していて、正直言ってベーシストが兼任しているVoが弱く、アグレッションよりもむしろメロディを強調したアレンジもあってか、特にデスメタル系の音楽としてはやや迫力不足ではあるが、しかし、その反面でデスメタルを敬遠するリスナーには聴きやすいかもしれない。
ちなみに、#3、#5、#9の3曲には当時SINERGYに在籍していたキンバリー・ゴス(Vo)が参加してクリーン・ヴォイスの歌唱によって作品の美的世界に貢献しており、また#6「Black Tears」はEDGE OF SANITYのカヴァーとなっていて、さらに日本盤はIRON MAIDENの「Flight Of Icarus」のカヴァーに加えて前作の楽曲が3曲もボーナス・トラックとして追加されている。

自己採点 84点

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