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ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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北欧フィンランドのSTRATOVARIUS型叙情派メロディック・パワー・メタル・バンドによる通算6作目。
バンド史上で初めて前作と同じメンバーで制作された本作は、そのことが影響しているのか、良くも悪しくも安定感を感じる作品に仕上がっており、また近代文明から隔離されたインド洋にある小民族をテーマにしたコンセプト作であるためか、イントロ的な#1の後には従来のような疾走曲ではなく、むしろミッド・テンポの楽曲から始まることもあってか、ツカミはやや弱いものだが、ただ当然ながらアルバム中には疾走パートが随所に登場するし、いずれの楽曲にもクッサ〜いメロディが満載となっていて、このバンドに求められているものはきちんと提供されており、また派手めの音色を多用するKeyサウンドが大々的にフィーチュアされているためか、おもにエピック的な雰囲気の楽曲から、往年のSONATA ARCTICAを思わせる叙情メロディを湛えた楽曲まで、この手の音楽のマニアであれば存分楽しめる音楽であるものの、しかし、いまだヴォーカルと演奏力共にAクラスだとは言い難く、本作のミックスにはティモ・トルキ(元STRATOVARIUS)が、マスタリングには前作同様にミカ・ユッシーラというハイクオリティな叙情派メロディック・パワー・メタルを生み出してきた名手を迎えているにもかかわらず、なぜか前作より軽めなサウンド・プロダクションも相俟ってか、このバンドのカタログにおいてはマニア以外にとってB級クサメタルのひと言で片づけられてしまいそうな程度のレベルから脱していないこともまた否定できず、もはや10年以上やってきてこのクオリティでは、たとえメタル大国フィンランドにあったとしても、かなり厳しいのではないかと思われる。

自己採点 79点

DREAMTALE「EPSILON」(2011)

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タイトルはギリシャ語で「第5」を意味するのだそうで、特筆すべきは前作であまり良くなかったサウンド・プロダクションが改善されている通算5作目。
本作はライナーノーツにあるようにメンバー自身も語っているが、これまでアルバムごとに交代していたヴォーカルが今回交代せずに残留しているため、そのことについては危機を免れたといっていいのだが、ただその一方で、やはり今回もメンバー・チェンジは免れず、特にBDrのリズム隊が交代しているためか、このバンドは一体いつになったら安定したメンバーで活動できるのやら…と不安を隠せずにいたものの、前作ではこれといって見受けられなかった楽曲群が、今回はオビに”原点回帰”とある通りメロディック・パワー・メタルとして久しぶりに焦点の定まった作風となっており、特にKeyを生かしたキャッチーなミッド・テンポの#2「Angel Of Light」や、 コーラスでSONATA ARCTICAばりの疾走感を見せつける#3「Each Time I Die」は印象的な佳曲であるため、全体的にもクオリティ的にこれといって悪い雰囲気はないものの、ただヴォーカルがどうしてもフツーの歌唱力なためか、依然STRATOVARIUSSONATA ARCTICAといったバンドといつまでも肩を並べられないB級の位置に甘んじている…とはいえ、その本家であるSTRATOVARIUSSONATA ARCTICAがプログレッシヴメタルやハードロック寄りの音楽に逃げているため、今どきストレートな叙情派メロディック・パワー・メタルを演奏するこのバンドは、ある意味で貴重な存在だとさえいえるだろう。

自己採点 81点

DREAMTALE「PHOENIX」(2008)

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本作の「不死鳥」というタイトルが笑いを誘うフィンランドのメロディック・パワー・メタル・バンドによる通算4作目。
前作リリース後、バンドの中心人物であるラミ・ケラネン(G)とベーシスト以外全員脱退し、さらには所属レーベルであるSpinefarmからは前作で契約満了ということでドロップ・アウトだということも相俟ってか、そういったいきさつを知っていればタイトルがなぜ「不死鳥」なのかが一目瞭然の作品であるのだが、ただその気迫というか、意気込みを感じさせるアルバムの中身を実際に聴いてみると、オープニングである#1「Lady Dragon」から典型的なキラキラのメロスピ・チューンで、これこそが名曲だ!…などと思っていたら、これがなんとボーナス・トラック(ズコーッ!)だそうで、そんなDREAM EVIL攻撃を見せる本作の本編の1曲目にあたる#2「Eyes Of The Clown」も典型的な疾走チューンであるためか、わざわざボーナス・トラックを1曲目に持ってきた真意が測りかねるものの、ただ恐らく、この曲順はメロディック・スピード・メタルが人気となっている日本市場を意識してのことだと思われ、他にも魅力的な楽曲が多く収録されているので、本作は決して駄作ではないのだが、ただ新加入となっているVoが、前作『DIFFERENCE』でヴォーカルをとっていたメンバーにして雄々しい歌唱を聴かせるタイプのヤルッコ・アホーラ(Vo)と比べると、明らかに実力不足であり、さらにデビュー作では良かったサウンド・プロダクション面においても本作ではむしろ音が悪くなっているというオマケつきで、しかもメイン・バンドを抱えて単発でやっているプロジェクトでもないのにもかかわらず、デビューから4作続けてフロントマンが交代するなんて前代未聞だとしか思えないね。

自己採点 80点
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彼らはライナーノーツにある通り、デビューを切望したのはデモ音源を聴いた日本のマニアが最初だということで、そのマニアの騒ぎっぷりをAVALONが聞きつけて契約し、その契約を受けて本国のSPINEFARMが契約するという、噂が噂を呼んでのリリースとなったデビュー・アルバム。
オープニングを飾るアクション映画『THE ROCK』のテーマを導入した#1「The Dawn」は悲しげなピアノから始まる印象的なイントロで、続く#2「Memorys Of Time」はヴァースでSTRATOVARIUS的に疾走し、コーラスではスピード落としてミッド・テンポで歌メロをじっくり聴かせるなど、特にKeyの装飾と共に叙情メロディがとめどなく溢れ出しくるフレーズの波状攻撃には号泣必至で、これまたデビューのきっかけとなったという#3「Refuse From Reality」もSTRATOVARIUS型の典型的な疾走曲となっており、のっけから叙情美旋律溢れるメロディック・スピード・メタル・チューン2連発で即ノックアウトものだが、ただその他も好き者のツボを突きまくった叙情フレーズがとめどなく溢れ出す楽曲群が目白押しとなっており、また本作制作中にヴォーカルとギターを兼任しているこのバンドの中心人物であるラミ・ケラネンが喉の感染症にかかったたようで#5「Heart's Desire」と#7「Where The Rainbow Ends」をマルコ・ヒエタラ(Vo&B:TAROTNIGHTWISH)が、ラストを飾る#12「Farewell」を女性ジャズ・ヴォーカリストであるサンナ・ナタネンなる人物がリード・ヴォーカルを取っているためか、結果的にこの3曲のヴォーカルがレベル・アップしているものの、その一方で全体的に散漫になった印象も否めず、後一方欲しいところだが、しかし、特にSTRATOVARIUSが好きなファンであれば間違いなく最後まで聴き通せる作品であろう。

自己採点 83

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