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SOILWORK「VERKLIGHTEN」(2019)

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前作『THE RIDE MAJESTIC』(2015)のリリース後、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンフランシスコ出身のスラッシュ・メタル・バンドMEGADETHにダーク・ヴェルビューレン(Dr)が引き抜かれたために、後任として彼の教え子であるというバスティアン・トゥスガード(Dr)が加入し、さらにベーシストを欠いていた方においてはシルヴァン・コードレー(G)が兼任する形でレコーディングに入り、さらに日本盤をワードレコーズに移籍させてリリースされた第1弾。
本作の新たな要素としてイントロ#1「Verklighten」に続く実質的な1曲目となる#2「Arrival」はブラスト・ビートがなければバックのサウンドがまるっきりメロディック・パワー・メタルにしか思えないし、続く#3「Bleeder Despoiler」はまるでAC/DCのようなドラムが入ったり、さらには#4「Full Moon Shoals」はBLACK SABBATH「Headless Cross」のような雰囲気があったりと、近年においてはIN FLAMES同様に拡散傾向が顕著になっているが、ただ彼らの場合はいまだスピード感とギター・リフのエッヂを磨き続けているところが大きなポイントで、バンドのフロントマンであるビョーン”スピード”ストリッド(Vo)がNIGHT FLIGHT ORCHESTRAでの活動によってさらなるノーマル・ヴォイスが前面に押し出されている反面、一方で#7「Stalfagel」にアリッサ・ホワイト=グラズ(Vo:ARCH ENEMY)が、#11「Needles And Kin」にトミ・ヨーツセン(Vo:AMORPHIS)が、#12「You Aquiver」にデイヴ・シェルドン(Vo:ANNIHILATOREXIS FOR EYES)が、それぞれゲスト参加するなどメロデス/スラッシュ・メタル・オールスターの様相を呈していて、これまたEP扱いの#13「Summerburned And Winterblown」と#14「In This Matter's Tale」と#15「The Undying Eye」と#16「Needles And Kin(original ver.)」も上出来な完成度であるためか、誤解を恐れずに言えばHR/HM初心者に「これはTRIVIUMの新作だよ」と大ウソぶっこいても真に受けるほど北欧出身バンドらしく美と激情のドラマ性に溢れた快作であろう。

自己採点 84点
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前作より来日記念盤『BEYOND THE INFINITE』を挟んでリリースされた北欧スウェーデン・ヘルシンボリ出身のメタルコア/メロディック・デス・メタル・バンドによる記念すべき通算10作目。
これまでの音楽性の変遷ぶりは古参の多くのファンを阿鼻叫喚させてきたが、ただ2013年にリリースされた前作『LIVING INFINITE』は叙情派メロディック・デス・メタル・サウンド・タイプの楽曲をCD1に収めると同時に、その一方でメロディック・ハードコア・パンク・サウンド・タイプの楽曲をCD2に収めて2枚組にしてトータル20曲という圧倒的なボリュームでファンを驚かせただけでなく、そういった融通無碍な作品を以って彼らを完全に見切っていた古参のファンをも呼び戻すこととなり、またそういった結果からか、さらに期待が高まるであろう本作は激情と美旋律が絶妙に交差する楽曲が目白押しとなった作風になっていて、またこれまで通りツイン・リード・ギターによる叙情風味溢れるクッサい〜フレーズを保ちつつも、煽情力はさらなる高みを極めた作品となっており、特にメロデス特有の攻撃性が前作までに比べて全体的に劣っているわけではないが、ただ全体的に特筆すべきはクリーン・ヴォイスで歌い上げられるメロディが私自身の感性というか琴線に触れるためか、誤解を恐れずに敢えて言うならメロディック・パワー・メタルのファンでさえも本作に対して不当な評価をするファンはほとんどいないのではないかと思われるとともに、確かにBURRN!のレビューで自慢げに90点以上を献上した前田記者の「最高傑作じゃね?」という批評はさすがに過剰評価し過ぎだと思われるが、ただ本作もまた世界が彼らによってバンド名SOILWORKのごとく”土壌侵食”せしめられる作品であろう。

自己採点 85点
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昨年に新作をリリースしたばかりのスウェーデン・ヘルシンボリ出身のメロディック・デス・メタル・バンドSOILWORKLOUD PARK 14に出演するための記念として日本独自に企画されたミニ・アルバム。
正直言ってここ最近は音楽性の変遷とともにファンの間で賛否両論の評価のあった彼らであったのだが、ただ昨年はオリジナル・アルバムにもかかわらず全20曲にしてトータル・タイムがおよそ80分に迫る2枚組という大胆な構想をもってリリースされると共に、全体的に再びメロデス色を増してきたその音楽性は古参のファンを呼び戻す結果となった作品でもあったのだが、しかし、だからというわけでもないであろうが、ただ本作に収められている楽曲はすべて新曲だそうで、彼ららしいメロデス・チューンが全編にわたって展開されており、また誤解を恐れずに言えば確かにフル・アルバムに入っていてもおかしくないような楽曲が存在も否めないのだが、ただこれぞという必殺曲がないあたりはミニ・アルバムらしいというか、全体的に少々物足りない感じも否めず、彼らのファンとしては寂しい気がするのだが、ただそれでもクオリティ的には保証済みなので、特にLOUD PARK 14に参戦するなら当然、購入すべきアイテムであり、また前年にリリースされた2枚組のフル・アルバムと併せてしっかり予習をして臨むべし。

自己採点 81点
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本作リリースまでの間にピーター・ウィッチャーズ(G)が再び脱退し、後任には2008年の一時期ダニエル・アントンソン(G, B:DARK TRANQUILLITYほか)の後任として在籍していたデイヴィッド・アンダーソン(G)が復帰して制作された通算9作目。
リリース前のアナウンス通り本作はメロディック・デス・メタル史上初となる2枚組の超大作アルバムだそうだが、ただこれはHR/HMシーンにおいてよくあるような「楽曲がたくさんできてしまったため、結果的に2枚になってしまった」というものではなく、あらかじめ2枚組の作品にしようと計画して制作されており、またファンによってはメロデスで2枚組(トータル・タイムが約80分におよぶ)なんて途中で聴き疲れしてしまうのではないかとさえ危惧していたようだが、ただ初期を思わせる激烈なメロデス・チューンから、プログレッシヴでドラマティックな曲展開を持つ楽曲、そしてかつて2000年代に”ノリノリゴシック”などと呼ばれたバンド群の楽曲を思わせる比較的キャッチーでコンパクトな楽曲や、ブルージーなタッチのある楽曲まで、全体的に緩急硬軟に富んでいてリスナーを飽きさせず、またこの音楽性の幅の広さはこの手のデス・メタル・バンドとしては類を見ないものとなっており、またこれはちゃんと歌えるヴォーカリストを擁しているからこそ成し得た作品でもあるためか、本作をメロディック・デス・メタルなどと狭いカテゴリーに押し込めて語るのは正直ナンセンスでもあり、また本作がかつての彼らの作品のように、後続のバンドやメロデス/メロコア・シーンに多大な影響を与えることはないかもしれないが、ただ本作が音楽的に意欲的で冒険心に富んでいるためか、もはやバンドとしての可能性を押し広げる野心的な力作であることは間違いないであろう。

自己採点 87点
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スウェーデン・ヘルシンボリ出身のメロディック・デス・メタル・バンドSOILWORKによるセカンド・アルバム。
本作もまた前作同様に初期ARCH ENEMY直系のブルータルなメロディック・デス・メタルを展開しており、またオープニングを飾るタイトル曲#1「The Chainheart Machine」では、ヴァースでのさながらブルータル・デス・メタル的とさえ思われる荒々しいテンポから、コーラスで咆哮するVoに叙情性豊かなギター・リフが乗るメロメロな名曲であり、また本家ARCH ENEMYほどではないが、ただ先述のたった1曲だけで初期ARCH ENEMYそっくり“そのまま”であることが素人でもすぐにわかるほど前作より明らかな成長を見せており、また本作も全体的にあまりに初期ARCH ENEMY過ぎて鼻につく部分も多々見受けられる(聴かれる)が、ただ個人的には楽曲が素晴らしいのでまったく気にならず、続く#2「Bulletbeast」でもソロにおいてむせび泣くクッサ〜いメロディで以って悶絶必至の佳曲となっているためか、ファンにとっては安心して聴ける作品として仕上がっており、またどの楽曲も総じてクオリティが高く、また演奏力もほとんど問題ないので、もし初期ARCH ENEMYの音楽性が好きなファンであれば、本作も最後まで充分に楽しめるであろう。
ちなみに、本作を以って彼らはメロディック・デス・メタルを演奏することを終了させ、次作からはモダン・ヘヴィ・ロックとメロディを融合させたニュー・メタルと呼ばれる音楽性に変遷させていく。

自己採点 83点

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