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前作が本国スウェーデンのチャートにおいて第1位、さらにドイツの洋楽チャートでも第3位にランク・インして成功を収めた北欧スウェーデン出身のメロディック・ウォー・メタル・バンドによる通算8作目。
これまでも一貫して戦争をテーマとしたコンセプトによるアルバムをリリースしてきたが、ただ本作はこれまでとやや異なっており、また楽曲ごとにコンセプトが違っていて、それぞれ#1には紀元前480年のテルモピュライの戦い、#2には第1次世界大戦におけるベオグラードでの戦い、#3には1314年に起きたバノックバーンの戦い、#4、#5にそれぞれ1918年に起きたムーズ・アルゴンヌ攻勢、#6には1879年に起きたズールー戦争 ローク砦の戦い、#7には1527年に起きた神聖ローマ帝国によるローマ略奪、#8には1988年に起きたアフガニスタン・3234高地の戦い、#9には1877(明治10)年に起きた西南戦争における城山の戦い、#10には1683年に起きた第二次ウィーン包囲 ポーランド軽騎兵隊、#11には第2次世界大戦におけるイッター城の戦い、などとなっていて、ある程度歴史に詳しくないと聴き通すことはできないかもしれないので、面倒くさがらずに聴く前から解説を読んで臨むべき(私はアルバムを買ってくると一番先にすることは解説を必ず読むこと)であろうと思われるが、ただヨアキム・ブローデン(Vo)の濁声を活かしたアツ〜い正統派パワー・メタルを展開しているのはこれまで通りなので、決してファンを裏切っているようなクオリティに陥っているわけではなく、初めてSABATONを知ったというファンにとっても最後まで充分に聴き通せる作品として仕上がっている。
自己採点 84点
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