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アメリカ合衆国・フロリダ州タンパ出身のスラッシュ/エピック・メタル・バンドによるステュー・ブロック(Vo:元INTO ETERNITY)加入後の第3弾。
前作リリース後にギタリストの片割れがジェイク・ドレイヤーに、そしてドラマーにはブレント・スメッドリーが出戻っており、またバンド史上最高傑作で知られる『THE GLORIOUS BURDEN』ではティム・リッパー・オーウェンズ(Vo:元JUDAS PRIEST)のアツい歌唱によって音楽の印象を逞しく芯のあるものしていたのだが、しかし、ここ最近も良い意味で安定してきており、また2011年にリリースされた『DYSTOPIA』以降はカナダ出身のプログレッシヴ・メタル・バンドで知られるINTO ETERNITYに在籍していたステュー・ブロックがVoを取って以降もロブ・ハルフォード(JUDAS PRIEST)ばりの超絶ハイトーンから、前任者のマット・バーロウを思わせる囲気のある中音域や、かつてメロデス界に君臨していただけにデス声寸前のアグレッシヴなシャウトなど、おもにVoによって表現力が豊かになっており、先行で公開された#1「Great Heathen Army」や#5「Seven Headed Whore」などのスラッシュ・メタル・チューンや、また#3「Raven Wing」のようなエピック的な楽曲など、そして#10「Clear The Way (December 13th, 1862)」のようにドラマティックな大曲など、本作も付け入る隙は見当たらず、入門者がすぐ手に取ってもおかしくないような楽曲のオンパレードであり、あえて一つデメリットを挙げるとするなら「ここ最近は作風が変わらない」ことにあり、正直言ってBURRN!のように過去最高の風格が漂った作品のようには思わないが、ただ一方で、こと細かくいちいち罵詈雑言を浴びせていたらなにも聴けなくなるだろうし、また本作のようなクオリティを備えたアルバムで文句があるなら他のバンドの作品を聴くしかなくなるだろう。
自己採点 83点
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