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DREAMSPACE
ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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ジョン・ウェスト(Vo)が喉にトラブルを抱えてしまい、制作が遅れたというネオクラシカル系プログレッシヴ・メタル・バンドによる復活作第3弾にして、バンドとしてこの時点でのラスト作となる通算7作目。
これまではパワフルで高音域を難なく出せていたはずのジョン・ウェスト(Vo)が喉を潰してしまったことによって、彼の本来の声質からすれば信じられないほど低くなっており、相当に辛い振り絞りぶりを聴いているこっちまでが痛いことこの上ないが、ただそのためにわざわざコンセプトを合わせてきたのかは定かではないものの、楽曲自体はこれまで以上にダークでシリアスな世界観を醸し出しており、また全体的にアグレッションが増した結果からか、ネオクラ系ギタリストであるはずのロジャー・スタルフバッハ(G)がザクザクしたギター・リフを刻み込んでおり、またヴィタリ・クープリ(Key)はまるで機械音だとしか思えないような8ビット的のピコピコというサウンドを演出していて、さらに本作ではベーシストにブルータル・デス・メタルの祖として知られるDEATHなどの活動で有名なフレットレス・ベース超人のスティーヴ・ディ・ジョルジオが迎えられた結果からか、時おりベース・ソロも弾き倒しているため演奏自体がスリリングになっており、また疾走チューンである#1やRING OF FIREの『THE ORACLE』のような劇的な展開を思わせる#6など聴きどころは多いが、しかし全体的には彼らの本来の実力を出し切れておらず、やや不満が残る。
ちなみに、彼らは本作を以って2度目の活動停止を宣言し、2014年にはRING OF FIREが復活したため、このバンドはお蔵入りとなってしまった。

自己採点 78点
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前作で活動を再開したネオクラシカル系プログレッシヴ・メタル・バンドの復活作第2弾となる彼らの通算6作目。
本作もまた、これまでこのバンドに期待していなかったファンを振り向かせる会心の一作…とまではいかないものの、ただしかし、前作同様にかつてのようなテクニック全開の緊張感溢れるプログレッシヴメタル路線から、さらに歌メロを重視したオーセンティックなHR/HMへとかなり接近が図られており、また特筆すべきは歌メロの充実度がグンッと上がっているのが好印象だということも相俟ってか、全体的にはHELLOWEENをはじめとしたメロディック・パワー・メタルを愛してやまないファンにとっても聴き通せる作品となっており、これまた特筆すべきは彼らのお家芸とさえ言えるネオクラ系疾走チューンも多めに収録されているし、さらにはサビがキャッチーになっているのが非常に素晴らしく、バラード風に始まって緊張感溢れるインスト・パートで一気に盛り上げるという#7「Endless Days」なんて意外なほど叙情風味溢れる佳曲となっており、またクラシック・ピアニストとしての顔も持つヴィタリ・クープリ(Key)の面目躍如といえるクラシカルなテクニカル・インスト#6「Symphonic Expedition」もこの手の音楽のファンにとっては堪らず、狂喜乱舞ものである一方、全体的には相変わらずとでもいうべき軽めのサウンドが多少気になるところで、手放しで喜べる作品ではないが、ただしかし、高度な演奏力と出来のいい楽曲が揃った良作であることは間違いないだろう。

自己採点 83点
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東欧ウクライナ出身の天才キーボード奏者と呼ばれたヴィタリ・クープリを中心とするネオクラシカル系プログレッシヴ・メタル・バンドによる復活作第1弾にして、彼らの通算5作目。
サード・アルバム『FORCES OF NATURE』と通算4作目にあたる『MACHINE』の前2作はクオリティ的に初期の作品には到底及んでおらず、苦戦を強いられた挙句、さらに、この時点ではヴィタリ・クープリ(Key)がRING OF FIREを結成して全精力をつぎ込んだなどと来れば、このバンドに対する愛着は微塵も感じられなかったし、またバリバリのネオクラシカルメタルを展開していたRING OF FIREと比べて、全体的にネオクラシカル系のプログレッシヴメタルを展開している彼らの音楽は、高い演奏力に裏打ちされた複雑な展開が盛り込まれるなどの良さは確実に存在しているものの、しかし、全体的には至って面白みに欠けることもあってか、プログレ・メタルの音楽性が苦手なファンによって躊躇したアーティストとなっていただけあって、これまで彼らの思惑とは裏腹に苦戦していたのだが、しかし、こうして再結成していただけでもファンとしては喜ばしいところであるが、ただしかし、それだけでなく、おもに初期作にあったネオクラ系プログレッシヴメタルを余すことなく聴かせているどころか、むしろやや正統派に寄った感触もあったためか、これまでプログレ嫌いだったファンにとっても充分に聴き通せる作品として完成されているのではないかと思われ、そういう意味でも本作は貴重な一作であろう。

自己採点 83点
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前作が日本に根強いネオ・クラシカル系テクニカルHR/HMファンの間で話題となった彼らのセカンド・アルバム。
前作は典型的なネオ・クラシカル系の曲から、フュージョン寄りのプログレッシヴメタルまで、良く言えばバリエーションが豊かで、悪く言えば至って散漫な楽曲を収録していたが、ただ本作ではバンドとしての方向性が固まったのか、典型的なネオ・クラシカル系疾走チューン#5を残しつつも、全体的には重厚かつ荘厳なプログレッシヴメタル路線を貫いており、またバンドの中心人物であるヴィタリ・クープリはおそらくHR/HM系のキーボーディストとして1位・2位を争うほどのテクニカル・プレイヤーではあるし、その他のメンバーも凄腕プレイヤー揃いであるからして、当然、作品のクオリティは決して低くなく、最後まで聴き応えは充分となっており、またアルバムとしてのまとまりや完成度は前作以上と言えるが、ただ、それにもかかわらずリリース当時は前作ほどの話題にはなっておらず、また前作よりセールス的にも下降したのは、本作におけるキラー・チューンと呼べるほどのインパクトを持つ楽曲の不在や、さらには全体的なキャッチーさの不足ゆえで、ほぼ同一の方向性を持つSYMPHONY Xが前年発表のアルバムで日本・欧州で確固たる支持を得たが、しかし、彼らはその相乗効果を得られたというよりは、むしろSYMPHONY Xの陰に隠れてしまったような感も否めず、クオリティが高いだけに惜しくはあるものの、ただネオクラ/プログレ好きの私にとってさえ「メンバーの技量のわりに音楽自体に面白みがやや足りない」と思っていたりするのが実情である。

自己採点 86点
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ウクライナ出身のヴィタリ・クープリ(Key)とスイス出身のロジャー・スタフルバッハ(G)が作成したデモを聴いて感銘を受けたShrapnelのマイク・ヴァーニーが、JUDAS PREISTのニュー・ヴォーカリスト候補として話題になったジョン・ウエスト(Vo)、さらにEDWIN DAREのケヴィン・チャウン(B)、続いてイングヴェイ・マルムスティーンやトニー・マカパインとの活動で知られるマイク・テラーナ(Dr)などといったメンバーをかき集めて結成したバンドのデビュー・アルバム。
彼らはネオクラシカル系のメタル・バンドが壊滅状態にあった時期に登場したためか、本作リリース当時では久しぶりの大型新人として日本ではかなりの話題になったようだとはいえ、バンドの音楽性はモロ様式美というよりはむしろ、楽曲によってはフュージョン的な要素さえ漂うプログレッシヴ・メタルだったためか、特にバリバリのネオクラシカルメタルを期待した向きにはやや肩透かしもあったようだが、ただ#7「Song Of The Desert」や、#9「Let It Ride」といった疾走曲や、#2のタイトル曲などはネオクラ系の名曲・佳曲であるためか、マニアが泣いて喜べる楽曲ではあるものの、しかし、それ以外の楽曲はいささかキャッチーさに欠ける感も否めず、良くも悪しくもShrapnelというプロダクションらしく、演奏は非常にテクニカルであり、また楽曲の完成度も決して低くはないが、しかし、どちらかというとサウンドが全体的に軽めで、今ひとつ心に残る旋フレーズが出てこないのが、この手の音楽のファンにとっては、ややもどかしい気も否めないだろう。

自己採点 85点

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