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ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

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アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス出身のニューメタル/オルタナティヴ・ロック・バンドによる”ポップス・サウンド”を基調とした音楽(オビにわざわざ「リンキン史上最もPOPなアルバム」と記載されるぐらい)を提示するバンドであることを高らかにに宣言する新作。
前作までは正直言ってニューメタルの回帰や、オルタナティヴロックを基調としながらも、試行錯誤に走った結果からか、全体的には至って中途半端なイメージのあった作品が続いていたのだが、しかし、ここにきて大胆に”自分たちの音楽はポップスである”ことを高らかに宣言したとなれば、特に本作で興味を惹くのは#2「Good Goodbye (featuring Pusha and Dtormzy)」や#6「Heavy (featuring kirara)」など、おもにラップ界やポップス界で知られるアーティストたちを次々と呼びよせており、またリードもしくはバッキング・ヴォーカルとして参加させているあたりは、ここに来て彼らが遂にニューメタル/オルタナティヴ・ロック・バンドであることを完全に捨てたうえで、過去のメタル・サウンドと明らかに決別したことを示しており、また音楽性よりも、むしろ彼らがLINKIN PARK以外の何者でもないというアイデンティティのもとに作曲がなされているのが窺える作風となった結果からか、そのことを確実に証明されたと一目瞭然なのが人気演歌歌手にして紅白歌合戦で大ヒット曲「おふくろさん」を毎年披露する森進一の息子であるTaka(Vo)を擁するONE OK ROCKとの千葉幕張メッセにおけるカップリング・ツアーで、このように彼らがだんだんメタル・バンドでなくなっていく分だけ、私を含めた古参のファンの落胆は隠せないであろうが、ただ彼らはもともとへヴィメタルらしいバンドではなかったし、またラップロックと言っても、それほどロックらしい雰囲気は感じなかったので、個人的には今さらながら、彼らによる大胆な音楽的変遷には驚かない。

自己採点 80点
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日系アメリカ人の血を引くマイク・シノダ(G, Key)とブラッド・デルソン(G)を中心とするモダン・へヴィ・ロック・バンドによる通算6作目。
本作はマイク・シノダ(G, Key)が自身で語っている通り、彼が直接ブラッド・デルソン(G)に「15歳のガキだったおまえが今おまえが作ってる音を聴いたら、おまえのことを誇りに思うかな? それとも、こいつのやってる音ってなよっちくねって思われないかな?」と尋ねたところ、やはり15歳の頃のブラッド・デルソン(G)はMETALLICAALICE IN CHAINSなど純100%のメタル・サウンドを聴いていたそうで、おもにギター・リフを重視するモダンなへヴィ・ロック・サウンドが時代遅れである昨今、本作ではバンドがリリースした過去3作を手掛け、以前にはU2RED HOT CHILI PEPPERSのようなオルタナ系や、さらにはAC/DCBLACK SABBATHSLIPKNOTRAGE AGAINST THE MACHINELIMP BIZKITのようなハード/へヴィ・ロック・バンドなど、あるいはSLAYERMETALLICAまで手掛けていた経験のある敏腕プロデューサー、リック・ルービンを初めて外すと共にマイク・シノダ(G, Key)とブラッド・デルソン(G)という二人だけの共同プロデュースになっており、また音楽性はパンクと形容したとしても過言ではないほど、この疾走感(とはいえメロディック・パワー・メタル的な強烈な疾走感ではない)が妙に癇に障るというか、それは私がリアルタイム期から聴いてきて「LINKIN PARKとはこういう音」というある種の慣れが備わっているからなのであろうが、ただ彼らのことだからこそ楽曲はよく練られているし、また印象的な楽曲もしっかり収録しているのだが、しかしそれでも、初期のファンを呼び戻すには至っていないし、また決め曲に欠けることもあってか、特にキラーチューンが存在しないのは致命的だとさえ言わざるを得ず、前作でやや盛り返した印象があっただけに、非常に惜しい一枚ではある。

自己採点 79点
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日系アメリカ人の血を引くマイク・シノダ(G, Key)とブラッド・デルソン(G)を中心とするモダン・へヴィ・ロックバンドの通算5作目。
本作は当初、特に思い入れとかはなかったのだが、ただ3月は例年通りややヒマな月でもあったので、とある街中を歩いていたところ、突然奇遇とでもいうべきか大学時代の友人(LOUD PARK 16に同行したヤツです)に出くわし、少し話をして帰宅をした夜に電話をかけてみたところ、彼がまだ聴いていたというので2014年にリリースされた次作『THE HUNTING PARTY』と共に久しぶりにアルバムを購入してみたのだが、ただその前にもYOU TUBEで試聴してみたり、あるいは至るところでの評価はアテにならないからとりあえずスルーしておいて、友人の話を聞いてみて実際に購入に踏み切り、実際に耳を澄ましてみたところ、確かにセカンド・シングルとなった#1「Lost in the Echo」がPVも制作されただけあって初期のニューメタルっぽい楽曲となっており、またゲームソフト『メダル・オブ・オーナー・ファイター』予告編の楽曲にしてマイク・シノダ(G, Key)のラップが冒頭から炸裂する#4「Lies Greed Misery」や、これまた『メダル・オブ・オーナー・ファイター』のテーマソングとなり、さらにはPVも同ゲームソフトとコラボしたという#6、重心の低いゴリ押しのギター・リフを主軸としてチェスター・ベニントン(Vo)が「Victimize! Victimize!」と楽曲のタイトルを連呼する#7など、全体的に本作も印象的な楽曲がいくつか間に配置されているために「あれ?意外に悪くねーな」とは思ったのだが、ただ正直言うと、この程度で初期のファンを引き戻すには無理があり、もはやこれではHR/HMという枠組みに括ることさえ相応しいとは微塵も思わないのだが、しかしその反面、前作が気に入ったファンであれば、本作も間違いなく楽しめるであろう。

自己採点 81点
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本作リリースまでの間に2010年1月に起きたハイチ地震支援のために制作されたミュージック・フォー・リリーフ」(LINKIN PARK設立)によるチャリティーアルバム『DOWNLOAD TO DONATE FOR HAITI』に向けて、未発表の新曲「Not Alone」を提供したり、さらにはミュージック・ビデオも制作された上で公式サイトなどで公開され、さらに2010年4月には彼らがプロデュースしたipod touch, iPhone, iPad専用ゲーム・アプリケーション「エイト・ビット・リベリオン!」(8-Bit Rebellion!)を発表すると共に、ゲームには今まで発表した楽曲をチップ・チューン風にアレンジした「エイト・ビット・リベリオン・ヴァージョン」に加え、新曲「Blackbirds」が収録(ゲームをクリアすると聴くことができる)されているなど、これまた活動範囲がHR/HM界のみに留まらない彼らの通算4作目。
ゲスト参加した女性Voが切なく歌い上げる叙情風味溢れる#1、物理学者にして「原爆の父」とされるJ.ロバート・オッペンハイマーの演説が飛び出してくる#2、マイク・シノダ(G, Key)によるラップととチェスター・ベニントン(Vo)の絡みが絶妙なバラード風の#3、重心の低いゴリ押しのギターが炸裂する中でのマイク・シノダ(G, Key)によるラップが印象的な#5、これまたマイク・シノダ(G, Key)によるラップとチェスター・ベニントン(Vo)の絡みが絶妙な#8、このメンバーにしては影の薄かったジョー・ハーン(DJ)が我ここにありとばかりに、いつになく頑張っている#9、自由言論運動のリーダー、マリオ・サヴィオのスピーチから始まるデビュー作やセカンド・アルバム寄りの#10、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者であるマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの演説の一説が使用されている#11、何気なくU2を想起させる#12、シングル向きの#14などと、全体的に悪い雰囲気はないのだが、ただここまでくると、もはやHR/HMの枠組みを逸脱することさえ厭わない方向性にあるサウンドとなっており、もはやデビュー作しか聴いたことのないファンがいきなり本作を聴いたとしたら、もはや同じバンドだとはとても思えないであろうメロディアスな音楽となっていて、その分だけメロディ派の琴線に触れる楽曲が増えていることは確かだが、ただそれと引き換えに彼ららしさのある独自性は完全になくなった。

自己採点 77点
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本作リリースまでの間に2004年の東南アジア地域においてスマトラ島沖地震に見舞われた際には協力のもとに基金団体「ミュージック・フォー・リリーフ(Music For Relief)」を設立してバンド自身も10万ドルを寄付し。また2005年にチェスター・ベニントンがアメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナによる被害救済のチャリティー企画に参加(MOTLEY CLUEのヒット曲「Home Sweet Home」を再レコーディングし、その売り上げを被害救済に充てるというもの)するなど、話題に事欠かないモダン・へヴィ・ロック・バンドによるサード・アルバム。
途中でノイズっぽい音が入るイントロ#1から重心の低いゴリ押しのギターが唸る#2、一転して哀愁美溢れる切ないバラード#3、マイク・シノダ(G, Key)によるMCとチェスター・ベニントン(Vo)のシャウトの絡みが絶妙なライヴ向きの#4、PVにもなった#5、シリアスなムードが印象的な名曲#6、荘厳な雰囲気を醸し出すパイプオルガンとマイク・シノダ(G, Key)によるラップの絡みが絶妙な#7、まるでPANTERAかとも思えるギターの重心の低さとベースとドラムのグルーヴ感を主軸とした上で、そこでチェスター・ベニントン(Vo)のシャウトが炸裂する#8、哀愁漂う世界観がメロディ系のファンの琴線にも触れるであろう#9、地味な#10でテンションがやや削がれるが、ただライヴ向きの#11でやや盛り返し、壮大な大曲#12で締めくくるという楽曲構成は決して悪くなく、また印象的な名曲・佳曲は本作にも確実に存在しているのであながち駄作ではないのだが、ただこのドラスティックな音楽的変遷によってファンの間で物議を醸し、リリース当時、実は”問題作”と呼ばれた一作でもあったが、ただ何度か聴き返すとジワジワ来るスルメ盤のような印象のある作品なので、決して駄作などではないことをあえて付け加えておく。

自己採点 81点

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