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大阪府大阪市出身のジャパメタ/メロディック・スピード・メタル・バンドによる大手ワーナー・ミュージックからリリースされた第1弾。
これまでも彼らは初代ヴォーカリストのYAMA-B時代から『それいけアンパンマン』などのアニメ・ソングや高校吹奏楽部の音源などを手掛けることで知られる大手VAPからのリリースであったが、もともと彼らはヴァイオリンの名器ストラディヴァリスからバンド名を取ったのに倣い、これまたヴァイオリンの名器グァルネリウスからバンド名を取っているためか、ファンの間ではネオクラシカル系メロディック・スピード・メタルだとされており、実際にYAMA-B時代もSTRATOVARIUS直系の本格派サウンドを提示することもあったが、ただ小野正利(Vo)を加入させてからは日本のバンド独自の”愛嬌”のようなポップ性を提示し続けており、過去にはプログレの方向性だったり、あるいはRHAPASODY OF FIREのようなエピックメタルに大きく方向性を転換した結果、全体的にはエピックメタル的な音楽性とファンタジー・ストーリーを基にしたコンセプトが見事に一致した力作に仕上がったためか、そのドラマティックに高揚するサウンドとコンセプトが本作も順当に引き継がれていると同時にギターの叙情フレーズをSTRATOVARIUS型の方向性へ再び舵を取った印象もあってか、先行で公開されたタイトル曲#9(5部に及ぶ組曲)や、これまた3部の組曲である#8などクラシカルな楽曲構成に圧倒されつつ、また今回はイントロ#1から#2、#3と連発して快調に飛ばしている(Key主体の#3でのYUHKIによる変拍子・転調を用いたソロがたまんね)あたりも、私のようなSTRATOVARIUS直系のサウンドが好きなファンにとっては狂喜乱舞もので、この大胆な方向性の転換がファンにとって賛否両論を産むかもしれないが、ただ私は日本が誇る最強のメロディック・パワー・メタル・バンドである彼らの音楽的才能を素直に褒め讃えたいと思う。
ちなみに、前作までドラムを叩いていたJun-ichiが脱退しており、新たにFu-minでも知られるFYMIYA(Dr:THOUSAND EYES, UNLUCKY MORPHEUSほか)が加入していて、演奏力は変わらないどころか、むしろアップしている事実にも注目したい。
自己採点 88点
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