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本国スウェーデンに犇めく多くのメロディック・デス・メタル・バンドを中心に、そのバンド群に関連するHAMMERFALLのようなメロディック・パワー・メタルや北欧ノルウェー出身のDIMMU BORGIRのようなシンフォニック・ブラック・メタル・バンドなど、多くのアーティストを中心とするプロデユースを手掛けるフレドリック・ノルドストローム(G)を中心とするバンドの前作からおよそ7年ぶりとなる復活作にしてタイトル通りの通算6作目。
これまでもガス・G(G:現FIREWINDほか)やスノーウィ・ショウ(Dr:元KING DIAMOND〜THERION〜DIMMU BORGIRではクリーン・ヴォーカルとベースを担当)など、多くのスター・プレイヤーを輩出していたのだが、ただ二クラス・イスフェルド(Vo)、マーク・U・ブラック(G)、ピーター・スタルフォース(B)、パット・パワー(Dr)という各人の本名のクレジットで復活した本作の音楽性とクオリティは折り紙付きで、本作もまた#1こそややツカミは悪いものの、その後もSCORPIONS風味の楽曲からJUDAS PRIESTやACCEPTばりの重厚感のある正統派へヴィメタルなど、押しなべてクオリティは高く、正直言ってメロディック・パワー・メタル的な疾走チューンがないために、ファンによってはやや地味に感じるかもしれないが、しかし、これこそが彼らの醍醐味であり、また「メタルって本当にカッコイイな」と思える楽曲が揃っているので、決して失敗作などではなく、最後まで素直に聴き通せばそれほど悪いようには思えないのだが、ただしかし、かつては音楽性が多岐に渡るほどにバラエティ性に富んでいた(これでも充分にバラエティ性に富んではいるのだが…)だけに、ショックを受けるファンもいるかもしれない一方、前作同様にフレドリック・ノルドストローム(G)にとって「このバンドは本職などではなく趣味程度の活動」だということこそが、まさに中庸を得た意見であろう。
自己採点 80点
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