ここから本文です
DREAMSPACE
ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

書庫RIOT

記事検索
検索

全1ページ

[1]

RIOT「ARMOR OF LIGHT」(2018)

イメージ 1


名盤『THUNDERSTEEL』(1988)のリリース30周年を記念して「THUNDERSTEEL 30TH SPECIAL IN JAPAN」と銘打った来日公演を川崎クラブチッタで行ったアメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク出身のメロディック・メタル・バンドによるトッド・マイケル・ホール(Vo)加入後第2弾にしてワードレコーズ移籍後第1弾。
彼らはLOUD PARK 16に出演した際に『FIRE DOWN UNDER』(1981)のリリース25周年を記念して完全再現ライヴを行ったことはあったが、今回は彼らの最高傑作とされている『THUNDERSTEEL』の完全再現を行ったことで触発されたのか、もはや開き直りとしてか思えないほど過去作を意識しており、彼ららしい叙情風味溢れる#1や#2はもちろんのこと、#3のメイン・リフなんてモロに『THUNDERSTEEL』だし、川崎クラブチッタでさっそく披露された#7のほか、時には『THE PRIVILAGE OF POWER』(1990)を思わせる場面もあってか、要するにトニー・ムーア(Vo)期を主眼に置いたスピード感あふれるメロディック・メタル・チューンが多数収録されており、さらには『THUNDERSTEEL』の2018年バージョン#14が収録されていること自体あからさまだが、そんなかつての名曲を挙げずとも、マーク・リアリ(G)を失ってなお枯渇しない音楽的源泉は称賛に値するし、このバンドの歴代ヴォーカリストの特徴をすべて身に着けたうえで次元を超越する独自の歌唱を聴かせるトッド・マイケル・ホール(Vo)がやはりさすがの一言に尽きえるとともに、かつては音楽性を70年代ブルース・ハード・ロックに変遷させたことで失敗し解散に追い込まれた経験があるとはとても思えないクオリティの実現も見事だろう。

自己採点 85点
イメージ 1


2012年1月11日にバンドの中心人物であるマーク・リアリ(G)がくも膜下出血を発症してそのまま昏睡状態となり、長年患ってきたクローン病の合併症で1月25日に死去したためか、彼の敬意を表してRIOT V(日本ではそのままRIOT名義)としてリリースされた再復活作第1弾。
残ったメンバーはマイク・フリンツ(G)とドン・ヴァン・スタヴァン(B)の二人で、この間にすでに脱退しているトニー・ムーア(Vo)とボビー・ジャーゾンベク(Dr)が45歳にして無名の新人トッド・マイケル・ホール(Vo)と、このバンドの楽曲「ARMY OF ONE」でもプレイしていたVIRGIN STEELEのフランク・ギルクリースト(Dr)にそれぞれ交代し、さらに他界したマーク・リアリ(G)の後任にはマイク・フリンツ(G)のギターの生徒だったという26歳のニック・リー(G)が迎えられており、そして本作もまた冒頭を飾る#1「Ride Hard Live Free」のイントロのリード・ギターのフレーズを聴いただけで往年のサウンドを思わせるようなRIOT節が全開で、新たに迎えられたトッド・マイケル・ホール(Vo)の歌声が前任者のトニー・ムーア(Vo)に似ており、またハイトーンが金属的に響かない代わりに、より丁寧に歌い上げるタイプのヴォーカリストであるが、ただむしろフィーリング的にはガイ・スペランザ(Vo)が歌っていた初期の彼らに近いような印象もあり、また全体的に叙情派HR/HMに仕上がっているあたりはトータル的にマイク・ディメオ(Vo,Key)が歌っていた時のアルバムに通じるものがあると言えなくもなく、特定のヴォーカリストを問わない贅沢な作品となっているためか、楽曲の平均クオリティもおしなべて高く、実は衰えが隠しきれなかった晩年のマーク・リアリ(G)を抱えたラインナップよりも充実しているという事実が、今後の彼らに期待を抱かせるのかもしれないな。

自己採点 85点
イメージ 1


バンド初のコンセプト・アルバムとなったアメリカン・メロディアス・ハード・ロック/メロディック・パワー・メタル・バンドによる復活作第2弾。
本作は当初、多くのファンに問題作として受け止められた作品として知られているが、ただ実際その原因は大きく分けて二つあって、一つはコンセプト・アルバムの演出として各曲をSEでつないでいるのだが、ただこのSEが妙に長く、全体として間延びした印象になってしまっていることと、そして二つ目はホーンの導入により、本作では#4「Killers」のようなファンク系の要素を持つ実験的な楽曲だけではなく、前作の流れを汲むメロディック・スピード・メタル・チューン#2「On Your Knees」のような楽曲にも使用されていて、ファンに違和感を与えてしまったことも否めず、ゲスト陣こそその#4にランディ・ブレッカーやTOWER OF POWERといった超一流のプレイヤーをホーン奏者に迎えていたり、また元RAINBOWのジョー・リン・ターナー(Vo)を迎えるなど、人件費を削って凝った作風となっているためか、バラード#3「Runaway」、ポップとさえ断言していいほどメロディアスな#7「Maryanne」、彼らにしては珍しくややアメリカンな#8「Little Miss Death」などとバラエティに富んだ楽曲が揃ったカラフルな印象があり、またメロディック・メタラー悶絶モノの#2、#5、#6、#9といった楽曲も後で聴き返してみた限りでは良くできていて、決してファンを失望させるような作品ではなく、むしろサウンド・プロダクションも含めて、バンド史上でもっともメジャー感溢れる力作であろう。

自己採点 84点
イメージ 1


1984年以降は解散状態に陥っていた彼らがマーク・リアリ(G)を中心にトニー・ムーア(Vo)、ボビー・ジャーゾンべグ(Dr)などといったメンバーを迎えて制作された彼らの復活作の第1弾。
音楽性も日本人好みの独特な叙情性こそ健在ながら、基本的にはメロディアス・ハード・ロックだった以前と異なっており、もはやメロディック・パワー・メタルと呼んでも過言ではないほどアグレッシヴになったそのサウンドはさながら別バンドとしか思えず、とりあえず音楽的な変遷は問題ないのでさておき、そのクオリティであるが、これが過去最高といっても良いほど素晴らしく、オープニングを飾るタイトル曲#1「Thundersteel」にしてからが疾走チューンの超名曲となっていて、また全体的にもその攻撃的なリフと強烈な疾走感、勇壮な歌メロがすべてのメタル・マニアを興奮させずにはいられず、その他のすべての楽曲もメロディとパワーを兼ね備えたカッコいいメロディック・パワー・メタル・チューンが揃っていて、この手の音楽が好きな人間であれば必ず満足できるであろう一枚となっており、やや一本調子な面も否めないが、しかしだからこそ、ここまで強烈なインパクトを持つアルバムに仕上がったといえよう。
ちなみに、本作はのちにロブ・ハルフォード(Vo:JUDAS PRIEST)と行動を共にして一躍名を挙げたボビー・ジャーゾンベク(G)が圧巻のひと言といえる手数の多いドラミングを披露しているが、ただ一部の楽曲では当時LIONHR/HMファンには知られる存在であったマーク・エドワーズ(Dr)がプレイしている。

自己採点 86点

全1ページ

[1]

TOBIAS(TOBY)
TOBIAS(TOBY)
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事