ここから本文です
DREAMSPACE
ネオクラ/プログレとメロデス/メタルコアによる夢の空間

書庫NIGHTRAGE

記事検索
検索

全1ページ

[1]

イメージ 1


ガス・G(G:DREAM EVILFIREWINDほか)とオロフ・モルク(G:元DRAGONLAND〜現AMARANTHE)というスター・プレイヤーがすっかり抜けたのち、前作『VENOMOUS』(2017)リリース後にベーシストとドラマーというリズム隊が一気に後退してリリースされた南欧ギリシャ・テッサロニキ出身にして北欧スウェーデン・イェーテボリを拠点に活動するメロディック・デス・メタル・バンドによる通算8作目。
リリースされる世界各国でジャケットのアートワークが微妙に異なる前作『VENOMOUS』(2017)は勢い不足であまり良い印象がなかったのだが、今回はしっかりイェーテボリ・サウンドに焦点を当てており、もはやARCH ENEMYばりの疾走を魅せるオープニングを飾る#1、疾走するヴァースからポップに展開する#2、デスラッシュのザクザクしたギター・リフが印象的な#3、叙情風味を帯びたウェットなヴァースからパワー・メタル的にエンディングを迎える#4、メタルコアっぽい攻撃性のある#5、イントロから疾走メロデスを展開したのちにブリッジではもはやCANNIBAL CORPSEのような悲痛なスクリームを聴かせる#6、ミッド・テンポの#7、終始泣きまくりの#8、デスラッシュ・チューンの#9、バラードの調べから叙情性のあるイントロからミッド・テンポに展開するという初期NIGHRAGEに通じる#10、ミッド・テンポからアップ・テンポに展開する#11、クッサクサのフレーズが絶妙に交差するインスト曲の#12、などとアルバム全体的に上手く作り込まれており、ぶっちゃけていうと日本のファンにとって近年の傑作であった『INSIDIOUS』(2011)ほどではないものの、少なくとも前作よりは数段マシで、本作はBURRN!の前田岳彦記者が「88点」というB級バンドらしからぬ高得点を与えていたが、しかし、さすがにそこまで手放しで評価できるわけではないものの、近年変化を見せるメロデス・サウンドに飽き飽きしているためにイェーテボリ・サウンドを求めたいというファンには持って来いの作品であろう。

自己採点 83点

NIGHTRAGE「VENOMOUS」(2017)

イメージ 1


前々作『INSIDIOUS』から約4年ぶりとなる2015年にリリースされた通算6作目となる前作『THE PURITAN』は日本盤が見送られるというFREEDOM CALLばりの人気のなさで以って話題にもならなかったのだが、ただ本作はレーベルをAVALONに移籍して日本に再上陸した南欧ギリシャ・テッサロニキ出身にして北欧スウェーデン・イェーテボリを拠点に活動するメロデス・バンドによる通算7作目。
当初の彼らはAT THE GATESのトーマス・リンドバーグ(Vo)やTHE HAUNTEDのペル・モラー・ヤンセン(ds)を加入させたり、またFIREWINDのガス・G(G)が加入したことでここ日本でも話題となっていたり、さらにはAMARANTHEDRAGONLANDでの活動で知られるオロフ・モルク(G)が加入したりと、おもにスター・プレイヤーが参加することで話題となっていたバンドであるが、ただ前作から約6年ぶりとなる本作は先行で公開されたタイトル曲#1や、さらには#3や#4を中心にイェーテボリ・サウンドのど真ん中であることに変わりはなく、また初来日時以降バンドに合流したニュー・ヴォーカリストのロニー・ナイマンの歌唱力にも問題は見られない(というよりは音程の変動が少ないデス・ヴォイスでは良さが見出されにくい)ためか、この手の音楽のファンにとっては充分に聴き通せるだけの作品に仕上がっており、またこれまでメロデスを聴いてこなかった入門者/初心者のファンにとっても充分に楽しめるクオリティを兼ね備えているが、ただこのバンドがメタルコア寄りだった時代よりも変化がないので、むしろ新鮮味に欠ける面も否めず、またそういう意味では良い意味でも悪い意味でもほとんど代わり映えのしない一作でもあろう。
ちなみに、本作のジャケットのアートワークはリリースされる国や地域によって微妙に異なっており、見ているだけでもなかなか面白い。

自己採点 80点

NIGHTRAGE「INSIDIOUS」(2011)

イメージ 1


ギリシャ・テッサロニキ出身にしてスウェーデン・イェーテボリに拠点を置くメロディック・デス・メタル・バンドによる通算5作目。
これまではガス・G(G:FIREWIND, OZZY OSBOURNE)やトーマス・リンドバーグ(Vo:AT THE GATES)の在籍するバンドとして日本のマニアの間で注目され、また彼らが脱退して以降は注目度がやや落ちていたのだが、ただ前作で加入したオロフ・モルク(G:DRAGONLAND, AMARANTHE)の加入により再び注目を集めたためか、初めてメンバー・チェンジなしで制作された本作は、特にオロフ・モロク(G)とバンドの創設者であるマリオス・イリオポウロス(G)のツイン・リード・ギターが大々的にフィーチュアされたIN FLAMES以降のイェーテボリ・サウンドの血脈を継承するものとなっているためか、いまどき珍しいほどのピュアなメロディック・デス・メタルに一気に変貌しており、また前作ではメタルコアの要素が強かったが、ただKeyがやたらとフィーチュアされていたり、時にフォークメタルやヴァイキングメタルだったり、さらにはサイバー感覚のあるサウンドだったりゴシックメタルだったりと多様化が進んでいるこの時代にあってか、本作は敢えてピュアなイェーテボリ・サウンドに絞ってきた印象も否めず、また基本的にアグレッシヴでありつつも、すべての楽曲に叙情的かつフックのあるリード・ギターの旋律が配されており、さらに楽曲自体は大半が3〜4分台とコンパクトながらもドラマティックな印象を受けるためか、最後まで飽きることなく一気に聴かせる力を秘めている。
ちなみに、本作にはゲストとして#3、#6、#8に初代ヴォーカリストであるトーマス・リンドバーグ(AT THE GATES)が、さらに#2、#8でアポロ・パパサナシオ(FIREWIND, SPIRITUAL BEGGARS)が参加している。

自己採点 84点

全1ページ

[1]

TOBIAS(TOBY)
TOBIAS(TOBY)
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事