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元ARCH ENEMYのピーター・ウィルドアー(Dr)率いる北欧スウェーデン出身のモダンへヴィ/エクストリームメタルにカテゴライズされているメロデス/デスラッシュ・メタル・バンドによる通算6作目。
ピーター・ウィルドアー(Dr)がジェイムズ・ラブリエ(Vo:DREAM THEATER)のソロ・アルバムにゲスト参加したという縁もあったためか、ちょうどその時に開催されたDREAM THEATERのドラマー・オーディションにピーター・ウィルドアー(Dr)が参加していたことから、このバンドはついに終わった…と、思われたのだが、ただ実際のところDREAM THEATERは後任にマイク・マンジーニ(Dr)を迎えたためか、こうして無事にアルバム制作が順調になされたわけで、前作もそうだったのだが、しかし本作もこれまで以上にアメリカナイズされた印象が強く、また全体的にグルーヴィ―で緩急のある楽曲が多めに収録されており、当初から展開されていたメロデス/デスラッシュ・サウンドからはさらに距離を取っていることもあってか、いつも通りイントロ#1からの疾走チューン#2はもちろんだが、ただデスメタルやドゥーム/ストーナー系に通じる陰鬱なギター・ワークの後にスラッシーな疾走感で以ってなだれ込むTESTAMENTばりの#6や、ややグルーヴ感のあるサウンドとスクリームを融合させながら切ないパートに突入するTRIVIUM風の#7など、基本的にメロデス/デスラッシュ・サウンドではあるものの、時にモダン・へヴィ・ロックを融合させているのではないかとさえ思われるアメリカン・サウンドが顕著となっており、また前作のイェンス・ブローマン(Vo)も良いヴォーカリストだとは思っていたのだが、ただ本作から加入したというローレンス・マックローリー(Vo)も表現力に長けていて、疾走力だけで見ると前作に及ばないが、しかしクオリティ自体はむしろ前作よりも着実に上がっており、彼らのファンであれば最後まで充分に聴き通せるはずだ。
自己採点 83点
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