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NHKのBS−2で本日(25日)放送された名作アニメ劇場「赤毛のアン」の第50話を見ました 第50話(最終話) 神は天にいまし、すべて世は事もなし アンが大学行きを諦めて家に残り 先生をするという噂がアボンリー全体に知れわたった時、様々な議論が巻き起こった 善良な人々の多くはマリラの目の事を知らないのでアンの事を愚かだとかかわいそうだとか言った しかし アラン夫人は別だった 彼女は自分も賛成だという事を伝えたので、アンの目には喜びの涙が溢れた ある日 アンとマリラは暖かくかぐわしい夏の黄昏に包まれて玄関に腰を下ろしていた 二人は夕闇が迫り、庭に白い蛾が舞い、薄荷(はっか)の匂いが湿った大気の中に漂う頃 そこに腰を下ろすのが習慣になっていた そこにレイチェル・リンド夫人がやって来て アンをアボンリーの先生にするという理事会の決定を教えてくれた 「リンドのおばさん! だって理事会はギルバート・ブライスと約束したんでしょ?」 「そうだよ だけどギルバートはあんたが申し込んだと聞くとすぐ出かけてね 夕べ学校で理事会があったんだよ ギルバートはそこへ駆けつけると 自分は申し込みを取り消すから あんたを受け付けてくれるようにって話したのさ 自分はホワイトサンドで教えるつもりだからってね もちろんギルバートはあんたのためを思ってここを諦めたんだよ あんたがマリラと一緒にいたがっている事を良く知っていたからねぇ 本当にギルバートは優しくて思いやりがある子だよ ずいぶん犠牲を払わなくちゃならないんだもんねぇ ホワイトサンドに行けば下宿代もかかるし それに大学へも行くんだろう? そのためには学費を稼がなくちゃならないしね… まぁそういうわけで理事会は あんたを採用する事に決めたんだよ」 「そんな事をしてもらうわけにはいかないわ ギルバートにそんな犠牲を払わせるなんて… それを私のために…」 「今からではどうにもならないよ 今日ホワイトサンドへ行くとか言っていたそうだから もう契約しちまってるよ それにあんたが断っても彼のためにはならないよ せっかくだからあんたがアボンリーで教える事にするんだねアン…」 翌日 マシューのお墓参りの途中で通った郵便局に、アン当ての手紙が2通届いていた ステイシー先生とステラ・メイナードからである ステラの手紙は 自分もアンと同じレドモンドカレッジに合格したという報告と アンと一緒にレドモンドに行きたいので、日にちを教えて欲しいという内容 ステイシー先生からの手紙のほうは アンが予想したとおり時期遅れのエイブリー奨学金を祝福するお祝い状だった アンは手紙を読みながら 黒板に書かれたステイシー先生の筆跡を懐かしく思い出していた… マシュウのお墓に到着したアンは墓前で報告する 「マシュウ 私 ギルバート・ブライスのおかげでアボンリーの学校で教える事になったの 私の母校ですもの ステイシー先生に負けない先生になるように一生懸命頑張るわね… また来るわね…」 その後 アンはお礼を述べにギルバートの元へ向かった 「ギルバート 私のために学校を譲って下さってどうもありがとう 本当にご親切に… とても感謝している事をお伝えしたいと思って…」 アンの差し出した右手を握ってギルバートは応える 「別に大した事をしたわけじゃないんだよアン 少しでも役に立てて嬉しいんだ これで仲直りできるかな? 僕の昔の過ちを本当に許してくれたの?」 アンの頬が赤く染まる 「あの日… 船着場の所で許していたわ 自分では気付かなかっただけ… 本当に何ておバカさんだったんでしょう… あの時から… 何もかも言わせてね 私 あの時からずっと後悔していたの…」 「僕たち 素晴らしい友達になろうね 二人とも良い友達になるように生まれついているんだよアン キミはこれまでその運命に逆らってたんだ」 「(笑)」 「キミもずっと勉強を続けるんだろう?」 「ええ」 「僕もそうだよ お互いにずいぶん助け合えるはずだね」 「きっとそうね」 「そうだよ さあ キミを家まで送っていこう…」 それは二人が初めて心からの言葉を交わした時であった… その夜 アンはマリラを寝室に送ったあと、独り窓辺に座りステイシー先生とステラ・メイナードに返事を書いた 一通り事情を説明し終えてアンは、しばし筆を休めて想いにふけった 風が桜の大枝を静かに渡り、薄荷の匂いが漂っていた 尖ったモミの林の上に星が輝き 昔ながらの木々の隙間からダイアナの部屋の明かりが見えた… 私の地平線はクィーン学院からこのグリーン・ゲイブルズに帰って来た夜から見れば 極端に狭まってしまったのかもしれません しかしたとえ私の足元に敷かれた道がどんなに狭くても その道にはきっと静かな幸せの花が咲いているに違いないと思います 真剣な仕事と立派な抱負と好ましい友情を手に入れる喜びが私を待っています 本当に道にはいつでも曲がり角があるものですね 新たな角を曲がった時 その先に何を見いだすか 私はそこに希望と夢を託してこの決断をしたつもりでした でも狭いように見えるこの道を曲がりくねりながらゆっくりと歩み出した時 広い地平線に向かってひたすら走り続けていた頃に比べ 周りの美しい物や人の情けに触れる事が多くなったような気がするのです むろん広い地平線の彼方に聳え立つ高い山を忘れてしまったわけではありませんし 何者も持って生まれた空想の力や夢の理想世界を私から奪い取る事は出来ません でも私は今 何の後悔も無く 安らぎに満ちて この世の素晴らしさを褒め称えることが出来ます ブラウニングのあの一節のように… 神は天にいまし、すべて世は事もなし 赤毛のアン 完 とうとう全50話におよんだアニメ版「赤毛のアン」が終わってしまいましたが フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると 赤毛のアン(Anne of Green Gables)1908年:11〜16歳 アンの青春(Anne of Avonlea)1909年:16〜18歳 アンの愛情(Anne of the Island)1915年:18〜22歳 アンの幸福(Anne of Windy Willows, Anne of Windy Poplars(米国))1936年:22〜25歳 アンの夢の家(Anne's House of Dreams)1917年:25〜27歳 炉辺荘のアン(Anne of Ingleside) 1939年:34〜40歳 虹の谷のアン(Rainbow Valley)1919年:41歳 アンの娘リラ(Rilla of Ingleside)1921年:49〜53歳 アンの友達(Chronicles of Avonlea)1912年 アンをめぐる人々(Further Chronicles of Avonlea)1920年 上記のような原作作品があるそうです ちなみにオイラはどの作品も読んだ事がありません こんなに(?)も「赤毛のアン」が好きなのに…(爆) いつかは読破したいと思っておりますけど…(汗) P.S. フジテレビで放送された 笑っていいとも! を見ました その中のコーナー めざせぴったり21 の今回のテーマは下記でした 年末年始 人気の海外旅行(全国HIS調べ) 1位 164000円 ハワイ 2位 59800円 ソウル 3位 104000円 バンコク 4位 170000円 グアム 5位 102000円 香港 6位 99800円 台北 7位 169000円 バリ島 8位 92800円 上海 9位 173000円 サイパン 10位 148000円 ロサンゼルス って言っても 海外旅行に行ったことのないオイラには何の関係も無いランキングになっちゃいましたが…(汗) 行きたいとか行ったことがある所とかってありますかぁ? オイラはどんな素敵なところに行っても 結局は自分の家が落ち着くし、一番だなぁって思ってしまいます 狭い部屋なのに…(爆) ところで 「赤毛のアン」は終わってしまいましたが その作者ルーシー・M・モンゴメリのもうひとつの代表作『エミリー』がTVアニメ化されます その名は 『風の少女エミリー』 2007年の4月からNHK教育で放送予定だそうです 物語のあらすじは、NHKのホームページによると 19世紀末のカナダのプリンス・エドワード島に 父とふたりで暮らしていたエミリーは森の木々や動物たちを友達とし 彼女にだけ見える“風のおばさん”や“妖精”などと共に自然の中の生活を楽しんでいました しかし突然 愛する父を失ってしまい厳格なエリザベス伯母さんに引き取られ ニュームーン農場で新しい生活を始めることになったエミリー 彼女は、イルゼやテディ、ペリーという無二の親友に出会い、村や学校を舞台に様々な騒動を巻き起こします 自由な発想をし、自分を主張する彼女は 伝統的な価値観を大切にする伯母さんとことあるごとに衝突してしまうのです 新しい生活の中で感じる孤独や不安を、亡き父親への手紙にしたためていくエミリー 文章を書くことが好きな彼女は、いつしか小説家になることに憧れはじめるのですが… 「風の少女エミリー」も楽しみですが、何せ4月からなので とりあえず今は 「世界名作劇場」シリーズの通算第24作目の作品で 世界名作劇場としては1997年の『家なき子レミ』以来、約10年ぶりの新作であり 2007年1月7日よりBSフジで毎週日曜日19:30〜19:58放映開始予定の テレビアニメ 『レ・ミゼラブル 少女コゼット』 全52話 が楽しみな今日この頃です それにしてもいつ以来だろう
こんなにもアニメの放送が楽しみなのは… |

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