ルイの一人ごっこ

歯科勤務改め調剤薬局事務のルイです♪

17年猫

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私の半分
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出会い

          うちの愛猫(ターボ)は 以外な所で私と会った

     道路の中央分離帯の上にターボは居た カッパえびせんをくわえたまま

      たくさんのアリンコにたかられて、ブルブルと震えていた・・・・


    バイクに乗っていて 信号で止まりふと見ると 薄い茶色の子猫が居たのだ・・・

    はじめは「可愛い〜!」と思ったものの 何でこんな所に?(・_・;) ン?

   片側二車線の大きな道路のど真ん中に こんな小さな子猫が歩いて来る訳がない

    明らかに 心無い人間のいたずらだ!! こんな所に居たら危ない

      すぐにペッシャンコになってしまうに違いない・・・

    私は子猫を抱き上げ アリンコを振り払い、再びカッパえびせんをくわえさせ

      ジャンパーの中に入れ すぐさま路肩に寄った


   恐る恐る 子猫を取り出す・・・なんて細い体 小さな手足 そして爪

   裂けるような大きな口 そして大きな瞳・・・全身をガクガクブルブルと震わせて

   必死にカッパえびせんをくわえている ん?カッパえびせん?ナゼ?

   きっと 通りすがりの人が「わぁ〜可愛い〜!これあげるね〜!」ってな感じに

    くれたのだろうけど・・・まだ 固形物は無理なんじゃないかな・・・

   まぁ いいや 気に入ってるみたいだし さて、この子の母猫はどこだろうか・・・

   大きな道路のどっちから来たのだろうか・・・ウロウロと探すが 猫は居ない

   う〜ん 困ったなぁ・・母猫が居なきゃ まだ生きていけないだろうに・・・

   

   「ミィー ミィー」とか細い声を出して 子猫は私にしがみついてきた 細い爪で・・・

   いつの間にか カッパえびせんもくわえていなかった・・・その事が何だか 私には

   「カッパえびせんなんて もういらない! あなたが居ればいいの!」くらいの事に感じて

   思わず抱きしめてしまった・・・ 抱きしめる・・それは連れて帰る を意味する。

   もちろん! 里親を探して それまでのつもりだったし 余りにも小さいので

   しばらくは排泄などの世話もかかるだろうし、アパートでは飼えない事もちゃ〜んと

       頭の中に入っていた・・・はずだったのだけど・・・・

   

   家について とにかく牛乳を飲ませてみる・・・飲まない・・・

   隠してあった へそくりを出し 子猫をジャンパーへ押し込み 再びバイクにまたがった

   獣医・・・獣医・・・どこにあったっけ・・・普段気にしていなかったので

   まったく 思い当たらない・・・どうしよう・・・あっ!そうだ!!!

   猫を飼ってる友達の家に急いだ! 猫用ミルクを買いにいってもらって

   スポイトで飲ませてみた 下手ッピではあるが 飲んでいるようだ・・・

   飲ませている時に ものすごい物を見てしまった・・・薄茶色の毛はまだ ホヤホヤしてて

   地肌が丸見え その地肌を縦横無尽に動き回る ノミ ノミ ノミ・・・・

   全身に鳥肌が立った ミルクが終わったら 今度はお風呂だ!!!

  子猫としては ものすごい恐怖だったろう・・・ お風呂なんて野良猫には無縁のものだし

   飼い猫だって たまにしか入らないだろう風呂・・・中央分離帯に居たほうがマシだった

   と、思ったかもしれない・・・そんな鳴き声だった いや!叫び声だ!!!

   が、シャンプーをつけてやさしく撫でてやると気持ちがいいらしく うっとりと目を細め

   体育座りをしていた 私の足の上で寝てしまった・・・よっぽど 緊張と恐怖の連続で
   
   疲れきっていたのだろう・・・可哀相に・・・ 今のうちに!と、私は友人と

   逃げ惑うノミを駆除すべく 毛を掻き分け捕まえる つぶす!を繰り返した・・・

   お風呂から出てきて 乾かしてみると全身の毛が逆立って 違う生き物みたいだった

     後でわかったのだが 長毛種が入っているらしかった・・・

   薄茶色のノミだらけの カッパえびせんをくわえた子猫・・・それがターボだった・・・

    

   あの時は まさかこんな大事な存在になるとも 長い付き合いになるとも

   全然考えていなかった・・。ただ・・ただ・・可愛い子猫・・・

   あの日 あの道を走っていて良かった・・信号で止まってよかった・・・

   ターボ 覚えている?お母さんに初めて会った日の事を・・

   暑い日だったよね〜! あの日夕立も降ったよね・・・雷が大きな音をたてて

   ターボはシッポを膨らませてたじゃない! 忘れちゃったの? 笑っちゃったよ〜!

   小さいのに いっちょ前だね!ってwww 飲んで寝て飲んで寝て・・・

   お母さんの宝物・・・もう一度初めから やり直したいんだ・・・

        あの 中央分離帯から・・・

心のかさぶた

   愛猫が私を置いて行ってしまってから
  私には 心にかさぶたが 出来るようになってしまった・・・
  

  私は息子が一歳の時に 離婚をして それ以来 ずーっと一人で子育てを
  している。 生活保護も受けず 親にも頼らず(頼れないのだが)
  元旦那からの 養育費ももらわずに(払う事になってるのだが、もらった事無い)
  
  それでも 一人で子育てを してこられたのは やっぱり 愛猫のお蔭だったのだろう
  まだ 夜中の授乳や おむつ替え 夜鳴きなど・・子育ての大変な時ですら
  私は頑張れた! どんなに仕事に疲れ、育児に疲れても 愛猫の顔を見て
  体をなで、声を聞き、話しかけ、存在を感じ・・・・ それだけで たった・・
  それだけの事で 私は 復活出来たのである。

  毎日 愛猫に話かける 「今日ね〜 すんごく頭にきたんだ!!!」とか
  「○○ちゃん(息子)ったら 困ったちゃんですね〜」とか
  全部 溜める事無く話て、スッキリしていた・・でも それだけなら
  友達でも 良かったはず。 別に返事をしてくれる訳でもなく
  ただ 私の足の上で ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜 と 喉を鳴らしているだけだ。
    
  布団に入って 愛猫が定位置に着く。ゴロゴロ〜 その声?を 聞きながら
  いつの間にか 眠っている。安心して。
  朝は 愛猫が「お母さん ご飯頂戴よ〜」と 起こしてくれる。
  最高の毎日だった・・・だが・・・

  愛猫が 私を置いて行ってから 私は子育てが上手に出来なくなってしまった。
  13年も 一人でやってきて もう大変な時期は終わったというのに・・・
  ささいな事で 目くじらを立て 毎晩 後悔にさいなまれ 涙があふれる・・
  小さい子供を持った 母親にみられる行動だ。
  どんどん かさぶたは 大きくなっていく 心を覆い尽くす
  ささいな事で その かさぶたが 剥れて 血を流す・・・
  息子に当り散らす 言葉の暴力だ・・・

  

  「あぁ ターボ(愛猫の名)お母さん もうダメかも・・・」
  「ターボが居ないと お母さん 子育て出来ないよ。」
  「ターボが居ないと お母さん 眠れないんだ・・・」
  「ターボが居ないと お母さん 家に居たくないんだ・・」
  「お母さん ターボに会いたいよ・・・」
  「お母さん 寂しいよ・・」
  「お母さん 辛いよ・・・」



  きっと 育ての親と息子が言うくらいだから
  息子の心にも かさぶたが出来ているのだろう・・・
  次を飼えばいい・・と 思うのだが
  私は 猫を飼いたいのではなく ターボと暮らしたいのだから
  きっと 今 新しい猫が来たら その子は 猫 なのだろう・・・
  私にとって ターボは もはや猫の域を こえた存在だったから
  今 新しい猫を 飼うのは その猫に悪い気がする
  たーぼの方が 良かった・・・と 絶対に比べてしまうし
  もしかしたら 可愛がれ無いかもしれない・・・
  

  息子の事を 思ったら早急に 対処しなければならない
  何かいい手は 無いものだろうか・・・
  

                     ルイ

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私の半分

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          一昨年 17年連れ添った猫に先立たれた。
         いつかその日が・・そう遠くないその日を
        覚悟していた・・・泣くだろうし 落ち込むだろうし
             でも 覚悟はしていたんだ。

       具合が悪くなってからは、 毎日リュックに入れて通院して・・・
     先生にもう楽にしてあげたら・・・?と 言われても 決心が出来なかった・・
        「辛いのに ごめんね 痛い? もうイヤ?もうだめ?」
       「もう少しだけ もう少しでお母さん 覚悟できるから・・・」
           そんな 問いかけに 目だけを私に向け 目を細めて・・・
             「いいよ わかってる。」と 言うように・・・

   こんなに 悲しい日々は 無かった・・・
          何も出来ない自分に 苛立った。
              神も仏も無いと 心から思った。
    私から この子を奪ったら どうなるか
       誰もわかってない!!
   誰にも会いたく無かった・・・でも 病院代は 稼がなきゃいけないし
  お昼に早退して帰ってくるまで心配で 仕事にならなかった

       あの子を拾ってから 色々あった
       当たり前だ 17年も経ってるのだから
        恋愛 失恋 堕胎 結婚 出産 離婚・・・・
     何度も この子に 救われた いつの間にか
       この子が居るのが当たり前に なっていた。
         セットだった。 どこに行くにも。
    度胸のすわった メス猫で バイクにも乗れた。
    旅行も引越しも へっちゃらだった。
     息子が 俺の育ての親と 呼ぶくらいに
             家族だったの・・・

  その日は 突然きた・・・
      息子が 友人の家に泊まりに行ったので愛猫と二人きり
     暖かくするために 猫用に買った ミニホットカーペットの
     上に愛猫を置き フワフワの布をかけて
                 私のそばに 置いた。

    その日は テレビでジュラシックパークを やるというので
          テレビの前に 二人で並んだ・・・

        もう ぐったりと 動かない猫・・・
         でも 耳は私を追いかけていた・・
     いつも トイレにはついてきた 私がトイレにいくと
           耳がついてくるのだ・・・

       まだ 大丈夫 もしかしたら良くなるかもしれない・・・
       と 私は 薬を飲ませながら 映画が始まるのを待ってた

      猫がむせて 薬のせいかと思って 大丈夫?ごめんごめんと・・
         何か違う・・・ケーッと 声を出し苦しそうに・・・

        イヤーーーーーダメーーーと 思わす叫んだ。
       おしっこが流れ出た・・足が暖かい猫の体温だ・・・
               私は取り乱し 叫び続けた・・・
  

        猫から 力が抜ける・・・もうだめだ・・・

     最後には 必ず やろうと決めていた事が
                  頭をよぎった・・・


   お礼を言わなきゃ・・・安心させなきゃ・・・
   「ありがとうね・・大好きだよ・・ずっとずーっと大好きだよ・・・大丈夫だよ・・・」
                         声にするのが やっとだった・・・


    最後の時を 私と二人きりの 時間を選んでくれたように思う。
     私の腕の中で 最後の時間を過ごさせてくれたんだ
         最後まで 私を心配してくれてたんだ・・・

      火葬場には なかなか 行けなかった
        3日間 一緒に寝た
      だんだん 猫から 据えた臭いがしてきた
      ブラシをかけたら毛が たくさん抜けた
             限界だった・・・


    あれから ずいぶん 月日がたった・・・
     お骨はまだ家にある。

     大きな犬が居るかもしれない
     動物霊園には 入れられなかった・・・
      これからも 納骨の予定は無い・・
       今でも 話し相手なのだ・・
    気味悪い?何とでも言ってくれていい
     私にはあの子が必要なんだもの


        私の半分・・・
    先に行ってしまったけど 残りの半分は後から行くから
       もうすこし 待っててね。
     お母さんも そのうち あなたの居る場所へ・・・
    あなたを 頼りに行くからね・・・
      もう 二度と 離れないでずーっと 一緒に・・・

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