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最近はちょっと仕事などが忙しくて久しぶりの更新となってしまいました。
そんな中、先月末に遅めの夏休みを取り、
東北地方へ遊びに行ってきましたので、
その時の様子をこれからご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、明治31年創業の遊廓「新陸奥楼」が、
戦後旅館に転業したもので、新むつ旅館。
青森県八戸市にあります。
遊郭として使われていた建物が、現在でも旅館として
現役で使われているというだけでも凄いですよね!
新むつ旅館 HP
私は前もって予約するのをすっかり忘れていたので、
当日の朝に電話を入れて素泊まりの予約をしました。
平日だったので大丈夫だったのかもしれませんが、
泊まることが出来て本当に良かったです。
HPに書かれている料金表だと素泊まりは4800円となっていますが、
現在はちょっと値上がりして5100円だったか5200円だったと思います。
それでも、元遊郭の旅館に5000円前後で泊まれるなんて安いです。
ちなみに、旅館は今年75歳になる女将さんが一人で切り盛りしているので
電話はすぐに出られない可能性がありますので、
出ない場合は何回か掛けた方が良いです。
細部の造りも凝っています。
夕方、旅館に到着してからまずは外観の撮影から。
この辺りは遊郭があった場所なのですが、さすがに現在では
周辺の建物は普通の住宅になってしまっています。
道路の地形が遊郭地帯だった名残はあります。
この外観だけでも十分満足してしまいそうですが、
メインは内部になっていますので入ってみましょう。
玄関の扉を開けて中に入ると、まずは広間があります。
この広間には、神棚や映画のロケで使われた時の写真など展示されています。
広間の奥には、食堂や家族風呂、別館の客室、こちらのご家族が
住んでいる部屋などがあり、広間の右手は2階へ通じる階段。
私が泊まる部屋は広間の上にあります。
この旅館の象徴的な場所でもあるY字階段。
もうこれを見られただけでも、八戸へ来た甲斐があったものです!
階段を造った当初はどうやらY字ではなかったようなのですが、
数年後にはもう片側も階段にしてY字にしたようです。
どちらにせよ、このY字階段は遊郭時代からのものですし、
この階段を着物を着た女性が歩いていたと想像するだけでも楽しいです。
しかも、手すりや床板など黒光りして
掃除も行き届いています。
そして、Y字階段の上には空中廊下まであるのです!
なんという素晴らしい造りなんでしょうか!
しばらく広間に置いてあるソファーに座り、
この造りを眺めながらぼんやりと時を過ごしてしまいました。
更に、吹き抜けの上には明り取りの天窓もついています。
この建物が出来たのは明治時代なので、
もちろん現在のように電気も普及していませんし、
こういった明り取りは必要不可欠だったのでしょうね。
2階から見たY字階段と空中廊。
この造りにはうっとりとしてしまいます。
いつまでも眺めていたいくらいでしたし、
黒光りしているのもまた良かったですね。
次の記事では、2階の部屋の様子などをご紹介します。
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