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前回の続きで、こちらは新むつ旅館の客室になります。
私が泊まった部屋でもあります。
この部屋でどんちゃん騒ぎの大宴会だったようです。
遊郭というのはどうしても隠してしまいたい部分ではあると思うのですが、
その元遊郭だった建物が文化財に登録されるのは珍しいのではないでしょうか。
ただ、文化財に登録されても名誉だけで
残念ながら保存していく為の資金は援助されません。
明治時代に建てられたこの建物も維持していくのが大変なようで、
去年か今年か忘れてしまいましたが、建物の土台の補強が必要となり、
その修繕費に1100万円近くかかったそうです。
1/3くらいは各方面から寄付していただいたとの事。
更に来年には屋根の修繕が必要になってしまったみたいで、
こちらには700万円近くかかってしまいそうだと。
女将さんは今年で75歳。 女将さんの代でこの旅館を終わりにしてしまうそうです。
その後の事は八戸市と相談して決めていくということですが、
リタイアするまでは多くのお客さんを出迎えたいと頑張っておられます。
女将さんはお客さんに満足してもらいたいと
この建物の歴史を教えてくれたり、色々なお話をしてくれます。
お客さんが多く忙しかったりして、ほとんど話が出来ないまま
お客さんが帰ってしまうと申し訳ないことをしてしまったと
思ってしまうほど、こちらのことを気にしてくれています。
歴史ある貴重な建物に、素晴らしい女将さん。
八戸は遠いですが、東北地方に行かれる際には是非とも
宿泊していただきたい旅館です!本当にオススメですよ〜
宿泊した部屋には、明治時代の写真も飾ってありましたが、 こちらの写真は、この新むつ旅館のご先祖様だと思われます。
この旅館でまた凄いのが、明治時代の新陸奥楼に来たお客さんの
名簿を見ることが出来るのです。
お客さんの住所・氏名・年齢の他にお客さんの容姿まで書かれていて、 相方の娼妓の源氏名、支払った金額まで事細かく記載されています。
こんな貴重な物まで見させていただけるなんて。
こちらは旅館に隣接していた土蔵(明治40年築)を
解体した際に発見された大工の墨書。
当時の遊興料は1等で2円。花代は1時間25銭で、
大工の1日分の手間賃と同額だったようです。
米、地酒などの料金も記されていて、
当時の資料としてかなり貴重な物です。
私は東北地方へ年に数回は旅行しているので、
またその際には泊まりたいと本当に思える場所でした。
先程と重複してしまいますが、
歴史ある貴重な建物に、素晴らしい女将さん。
八戸は遠いですが、東北地方に行かれる際には是非とも
宿泊していただきたい旅館です!
廃墟好きの方であれば、下北半島の廃墟へ行く途中に
ここで宿泊していくのもありだと思います。
ちなみに、八戸は朝市が有名で活気もあり、
私も朝市で朝食を食べてから旅立ちました。
それぞれのお店で売られているパックされたものを購入して、
最後にご飯とみそ汁を購入して食べるシステムになっています。
私はマグロ赤身ぶつ切り、イカの塩辛、
忘れてしまいましたが何かの刺身、ご飯、みそ汁。
一人で食べるには多すぎるくらいの量でしたが、
これで700〜800円くらいでした。
ここの朝市もオススメですので、新むつ旅館とセットで
是非行ってみてください。 |
SPOT:東北地方



八戸のこのような旅館があるとは知りませんでした。
一度泊まってみたいですね♪
ナイス☆
2014/10/11(土) 午後 9:13
いやー、趣のある良い宿ですねぇ。
見事な建物と雰囲気に圧倒されます。
で、泊った部屋では、昔、やっぱり、あんな事や、そんな事があったんでしょうか・・・
悲しい話もあったんでしょうね。たぶん・・・
2014/10/11(土) 午後 10:10
実にすばらしい建物ですね。
まだ残っているというのも貴重ですね。
黒光りした階段、明り取り窓・・・どれも素敵です!
[ Me ]
2014/10/11(土) 午後 10:47
こちらの記事にはお写真がないのですが(゚д゚;ノ)ノ
ひとつ前の記事を拝見しましたが、素晴らしいですね。
riderさんも年に数回は東北に行かれているんですね。
いつか偶然出会いそう(笑)私もまた旅する予定です。
ナイス。
2014/10/11(土) 午後 10:58
あ、画像が見れました(;´ω`∩)
素晴らしいたたずまいですね。ずっとここにいたかったのでは?(笑)
うちのADSLがトロいのかもしれません。
近いうちに光に切り替えないといけませんね。
2014/10/11(土) 午後 11:28
ライダーさんが、十二分に堪能し、大満足だったのが、バンバンつたわってきます(^-^)/
また、青森というなかなか行けそうにない立地だけに、旅館へのロマンをなおさらに駆り立てられるというもの。
ともあれ、無事のご帰還なによりです。
2014/10/12(日) 午前 9:56
本当に見事な造作ですねえ。古いけど現代建築にも通じるものを感じますね(^^♪
2014/10/13(月) 午前 8:28
へぇ〜。遊郭だった建物が今もなお、現役で旅館を続けているとは知りませんでした。若いころ、八戸には何度も行っていましたが…。一度、泊まってみたいです。なかなか八戸には行くチャンスが今はないですが、機会があれば、立ち寄ってみたいです。情報ありがとうございます♪ナイス☆
2014/10/13(月) 午後 3:55
あなざぁさん
ポチありがとうございます!
八戸へ行く機会がありましたら是非泊まってみてください。気さくな女将さんに、貴重な建物での宿泊。
滅多に出来ない経験となると思います。
2014/10/13(月) 午後 8:44
たあ坊さん
はい、私も最初はその雰囲気に圧倒されました。
ここの女将さんは遊郭だとは知らないで嫁いでこられた方なのですが、ここの歴史をお祖母さんから聞いたり、自分で調べてたりしたそうです。
そんな女将さんが切り盛りしているので、
是非たあ坊さんもどうぞ。
2014/10/13(月) 午後 8:51
Meさん
遊郭という場所柄本来なら隠したい歴史かもしれませんが、遊郭だったからこその当時としては凄くお金をかけて造られた建物ですし、黒光りするY字階段や明りとり窓などその他に見られる造作があるんでしょうね。
泊まりに行くことが出来て良かったです。
2014/10/13(月) 午後 8:55
流浪の民さん。
ポチありがとうございます!
ちゃんと画像を載せて投稿したのに何故か画像が見られませんでした…
すぐにアップし直しましたm(__)m
八幡平もおそらく1日違いだと思いますし、そのうち本当にどこかですれ違いそうですね。
2014/10/13(月) 午後 8:58
流浪の民さん
ご迷惑をおかけしましたm(__)m
流浪の民さんの回線は関係ありませんので大丈夫ですよ。
今回は時間もなかったし、素泊まりになりましたが、時間があるのであれば次回は1泊2食でのんびりしながら、女将さんの話を聞きながらご飯を食べたいですね。
2014/10/13(月) 午後 9:03
どろじあいさん
ありがとうございます。
いつものようにハードスケジュールでしたが、今回は車中泊なしで全て宿に泊まったので体は楽でした(^^;;
とても素晴らしい旅館に女将さんでしたので、ついつい記事で熱くなってしまいました。
2014/10/13(月) 午後 9:11
二星さん
歴史的にも貴重ですし、遊郭だったからこその優雅な造りですし、本当に良くぞ今まで残されたと思います。
補修に莫大な資金が掛かっていますし、市が援助とかなんとかならないんですかね。
2014/10/13(月) 午後 9:17
下町おやじさん
ポチありがとうございます!
確かになかなか八戸へ行く機会はないかもしれませんが、是非行ってみてください!
女将さんにはいつまでも元気で頑張ってもらいたいですが、高齢ですので早いうちに行ってみてもらいです。
私もまたいつか再訪したいと思っています。
2014/10/13(月) 午後 9:21
黒光りのY字階段カッコいいですね!撮影で使われてもいい感じですね。
宿泊費も手頃なんで機会があれば行きたいですねー。休みが取れればですが…
[ ズズ ]
2014/10/14(火) 午前 11:21
ズズさん
Y字階段や空中廊下は本当に素晴らしく見惚れてしまいますよ!
廃墟もいつか行こうと思っていると、いつの間にか解体されてしまったなんて事が多々ありますが、ここも現役だと思って安心していたら同じ事になってしまう可能性も。
かなり遠いですが是非!
2014/10/15(水) 午後 4:10
建物は、1階よりも2階の高さがあって、それが特徴的ですね。
外観は昔乍らの造りで、建物自体もさほど大きくは見えないのに、
内部は想像以上に素晴らしい造りになっていますね!
お記事の中でも仰っていますが、このY字階段と空中歩廊には驚きです。
今は、華やかな時代の面影を残しつつ、趣のある旅館になっていますが、
往時ここで客を取っていた娼妓の悲哀が、
其処此処に滲みついているようにも見えますね。
pochi!!
[ Kitaro ]
2014/10/15(水) 午後 11:11
あつdesuさん
ポチありがとうございます!
一階はほとんど吹抜けになっている広間にしかいなかったので特に感じませんでしたが、建物外観の写真を見ると確かに一階より二階の方が高い感じになっていますね。
やはり、あのY字階段と空中廊下は本当に素晴らしく、あれを実際に見ることが出来て良かったですよ!
遊郭時代の面影が多く残る旅館、なんとかいつまでも残っていてもらいたいものです。
2014/10/17(金) 午前 10:55