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小串鉱山での日の出を堪能した後は、
僅かに残る遺構を求めて彷徨います。
まず最初に目指したのが、この記念碑のある場所。
昭和12年、大規模な地すべりが二度にわたって発生してしまい、
製煉所・事務所・社宅・学校などが押し流され、
死者245名・負傷者32名・埋没35棟・焼失15棟という
大惨事になってしまうのです。
犠牲者245名の中には、
学校の先生ご夫妻と31名の児童も含まれていました・・・
事故現場近くのこの場所には、
慰霊の為に建立された御地蔵堂や慰霊碑があり、
今でも毎年慰霊祭が執り行われています。 慰霊碑がある場所の近くには、
朽ち果てようとしている変電所跡があります。
屋根は抜け落ちて、壁も崩れていて凄い状態になっています。
別の壁には大きな穴が開いています。
一体何があってこんな姿になってしまったんでしょうか。
こんな凄い状態になってしまっている建物でも、
変電所の設備の一部がこのように残されています。
更には木製の扉も。
よくぞ今まで残っていたものです。
こちらは場所が変わり、
労働組合の事務所だった建物。
労働組合の事務所がある場所はちょっとした高台にあり、
そこから周囲を見渡してみると車が朽ちているのが分かりました。
この時点で私は既に体力が消耗していたので、
私は事務所跡で休憩して、一緒に行動していた相方さんが
廃車を撮影してきました。
閉山後にわざわざ誰かがここまで乗り捨てしに来たのでしょうか・・・
廃車のすぐ近くには、坑道の支柱のような物が埋もれかけています。
今ではご覧のように荒涼とした場所になってしまっていますが、
かつてはここに小学校、中学校、幼稚園などがありました。
ちなみに、労働組合事務所からここに至る道中にも
かつては住宅が建ち並んでいたのですが今では痕跡もありません。
唯一残る学校の痕跡は、この回転遊具のみ。
今では小串鉱山と言ったらこの回転遊具が
かなり代表的なものになっていますが、
これだけ何故そのまま残されたのでしょうか。
先程の荒涼とした場所から今度は笹薮の中に入っていくと
そこには鉱山神社の鳥居が今でも存在感を放って残っています。
今回の探索ではどうしても見てみたい場所があり、
それを探し彷徨い何度も行ったり来たりしているうちに
この鉱山神社と出会いました。
旅の安全をお祈りし、まだ彷徨います。 |
廃墟系:関東地方




車はいかにも誰かが捨てたって感じですね。
ひっそり残った神社が存在感ありますねぇ。
ナイス☆
2015/1/6(火) 午後 11:03
この変電所や労働組合の事務所などにも、以前は人が居たのですね。いつも思う事ですが、廃墟や廃校などアクセスしづらい場所程、人が住んでいた証しを見ると不思議な感覚になりますね。
私が免許を取った頃は、写真の様な箱型の車が多い時代でしたので懐かしいです(^^)
[ マルモ ]
2015/1/7(水) 午前 0:12
そんな大きな事故があったところなんですね・・
本当にさびしい風景に今は変わってるんでしょうが神社とか神様もそのままになってるんでしょうか・・と気になりました^^;
2015/1/7(水) 午前 1:06
こういう場所にもちゃんと神社があるんですね。
どうしても見たい場所とはなんでしょうか。
気になります〜ナイス♪
2015/1/7(水) 午前 8:45
> もう一つの夏の日さん
もし捨てるにしてももっと楽に捨てられる場所がありそうなのにと思ってしまいます。
かなりの山奥なので、その労力だけでも結構大変なのに(^^;;
2015/1/8(木) 午前 0:08
> マルモさん
ここは道路が索道のある場所まで繋がっているとはいえ、かなり辺鄙な山奥にあり、しかも今では荒涼とした場所になっているので、ここに本当に2000人も住んでいたのかと思ってしまいます。
そんな場所でもよく見ると人が住んでいた痕跡があり、確かに不思議な感覚になりますね。
次の記事ではもう少し痕跡を見ることが出来ますよ。
2015/1/8(木) 午前 0:13
> fmyさん
写真は撮りませんでしたが、地すべりの痕跡は今でもまだ少し残っているんですよ。
80年近く経っているのに痕跡がまだ分かることからでも、被害の大きさが伝わってきます。
2015/1/8(木) 午前 6:52
> 流浪の民さん
大きな鉱山などでは安全祈願の為に神社はつきものになっていますね。
炭鉱ですが流浪の民さんが以前ツアーで行かれた軍艦島にも神社はありますよ。
気になる場所というのは、変電所跡よりももっと当時の姿を残した建物になります。
2015/1/8(木) 午前 6:59
ruins-riderさん,245名もの犠牲者が出る地すべりって,そんな大災害があったんですね…
学校跡もほとんど残らずに禿山になっていて,時の流れにも押し流されてしまったような感じがします.
ナイス,いきますね!
2015/1/10(土) 午後 5:22
> Shaneさん
ポチありがとうございます!
あの荒涼とした雰囲気の場所だけでもある意味見所となっています。なかなかこんな雰囲気の場所もないので良かったのですが、とにかく疲れました(^^;;
2015/1/12(月) 午前 0:46
朽ちて崩壊していく、鉱山跡を見ると切なく哀しくなりますが、
もし、ここに遊歩道的なものが出来、
保存の為にキチンと整備されてしまうのも味気ないので、
廃墟好きにとっては複雑な気持ちです…
ここは、比較的分かり易い場所の様ですし、
実家から車で出掛ければさほど遠くなく、
山中で藪漕ぎすることも無さそうなので、
脚力と時間があれば私にも行けそうな気がしますが…
いまやその時間を確保するのも難しくなってきました。
これ以上崩壊が進まぬうちに、是非一度訪れたいと思っているのですが…
憧憬の気持ちを込めて…pochi!
[ Kitaro ]
2015/1/12(月) 午前 0:59
> あつdesuさん
ポチありがとうございます!
私はこの日、日の出から撮影を始めて、それから遺構を求めて彷徨ったので長い時間滞在した為に体力をかなり消耗してしまいました。
索道がある場所までなら車で行けますし、そこから慰霊碑がある場所までなら適度なハイキング感覚で行けると思いますよ。
冬は冬季通行止めでここまで行くことは出来ませんので、春や秋に行くのが良いと思います。
2015/1/12(月) 午前 10:14