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旦那が突然、「中国語の勉強をするんだ!」とか言って、AMAZONでDVDを購入。説明書きを見てみると、私の大好きな映画「さらば、わが愛 覇王別姫」の監督チェン・カイコーの作品ではありませんか。早速、連休中に押入れから出したばかりのコタツに入りながらDVD鑑賞です。 この作品は、スペインのサン・セバスティアン映画祭で監督賞と主演男優賞を受賞、中国ではリメイクとしてドラマ化され、そのドラマは日本でもNHKで連続放映されました。 天才バイオリニスト少年リュウ・シャオチェンは、男手一つで彼を育てた父親と共に、一流バイオリニストを夢見て田舎から北京に出てきます。シャオチェンは、偏屈ながらも徐々に心を開き、彼を熱心に指導してくれるようになるバイオリンの師匠や、水商売(?または愛人稼業?)で一見華やかだけれど寂しい生活を送る隣人のお姉サマとの出会いを経て、成長していきます。やがて、好運にも、父親の熱心な願いを聞き入れて、世界的に有名な教授がシャオチェンを指導してくれることになり、国際大会予選へ参加するチャンスまで掴みます。大都会の中で、父親は過酷な労働に汗水たらして生活を支えますが、徐々に華やかな成功を手にしつつあるシャオチェンの足手まといになることを恐れ、予選の当日、一人故郷へと帰る列車に向かいます。シャオチェンは、予選の直前に実は父親はバイオリンと一緒に駅前に捨てられていた自分を拾って育ててくれたことを知り、最後の最後で予選をすっぽかし、北京駅まで父親を追いかけるのでした・・・ 「覇王別姫」とはまたテイストがちょっと違いますが、俳優陣の演技の良さで魅せるところは、やはりチェン・カイコー。思春期のリュウ・シャオチェンを演じる少年のみずみずしい演技、サン・セバスティアン映画祭で主演男優賞を受賞した、リウ・ペイチーのユーモラスだけど泣かせる父親役の演技は勿論のこと、脇役まで個性的で、でもほろりとさせる演技で楽しませてくれます。偏屈な最初の師匠との出会いと別れ、初めての父親への反抗、隣人のお姉さんへの淡い初恋・・・こうやって書いてしまうと何でもないのですが、それぞれの場面でじーんと胸が熱くなります。 父親と息子の物語であると同時に、思春期の男の子が成長していく過程が描かれていて、全体的には素朴でほのぼのとしたトーン。しかしながら、情熱的なバイオリン曲の音色や、主人公の淡い初恋の情緒などによって、なんとはなしに、華やかでドラマティックなところが、要所要所に散りばめられている感じです。 シャオチェン役の男の子が、以前写真で見た中学生の頃の旦那になんとなく似ていて(本人も同意していたので間違い無いと思うが)、そんなせいで感情移入もひとしおだったのか、父親が身を引くあたりから二人とも鼻をすする音が・・・お互いに感動していたポイントは微妙に違うような気もしますが、何はともあれ、夫婦ともども、爽やかな涙を流させてくれた作品でした。 |

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ああ、ご夫婦でコタツに入りながら映画を見て感動して、お互いに悟られないようにしながらも鼻をグスングスンさせて、クリネックス・ティッシューの箱に交互に手を伸ばす!そんな光景が目に浮かびます。
2009/11/24(火) 午前 5:22
二人で一緒のDVDを見るなんていいですね。
我が家は全く趣味が違うので、一緒になんて滅多にありません(^^)
2009/11/24(火) 午前 6:35
ご夫婦でコタツに入りながら映画を見るなんて、いいですね!わが家はコタツを出すと、私がそこで寝込んでしまうので、もう何年も出していただけません…素敵なご夫婦に凸!
2009/11/24(火) 午後 6:02
Maximさん
まさに、私たちのリビングを覗いていらしたかのような描写でびっくりです!
映画の後には、感動した時ほど、大体二人とも無言で、中々感想を言い出せないシャイな夫婦です><
2009/11/26(木) 午後 11:22 [ るみ ]
トムたんママさん
うちも、趣味が違うので意見が割れることもよくあります。
観たいものが気分的に違う時もありますし、ぴったり合うのは中々難しいですよね。
2009/11/26(木) 午後 11:26 [ るみ ]
Yoshikaさん
コタツはだらしなくなるので奥様が嫌う、というケース多いらしいですね。
私は自分が冷え性なので、コタツが欠かせません〜
これを出すと毎年「冬が来たな〜」と勝手に気分が盛り上がります。
2009/11/26(木) 午後 11:27 [ るみ ]