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これは私の好きなSF小説家のフランク・ハーバード氏の「砂の惑星」という作品の中に出てくる文です。
衰退したある貴族の最後の跡取りである主人公が戦闘訓練の中で教え込まれた生き残るための秘訣というやつです。自分の中に湧き上がってくる恐怖という感情をできる限り客観的に見つめなおすことによって心のコントロールを取り戻すためのキーワードのようなものになります。 とても印象深い一言で、私の心の中に深く刻み込まれた一文になりました。恐怖や不安感というのは漠然と心の中に存在するものなので、その存在をくっきりと一つの事象として確認するという心の作業はなかなかできるものではないように思います。しかしこのセンテンスが刻まれたことで、私は自分の心のコントロールが容易になったような気がしています。 本を読んでいるとこういう心に刻み込まれる言葉に数多く出会います。それは心のコントロールの要素にもなり、心を豊かにする要素にもなります。言葉が言霊になっていくのだろうと思います。 人との出会いというものも大切ですが、本との出会いというものも人の人生を豊かにしてくれるものなのだろうと感じています。 |
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