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金沢弁で「バカ」を「だら」と言います。あんまり当たり前に使われてきていたので東京の学校に行きだしたころあちらの友人に使ったら変な顔をされて「わからない」と言われて驚きました。
一般的には「バカ」よりもきつい表現のように言われていますが、私はそう感じてはいません。「ばか」と同じように柔らかいニュアンスも含んでいるように思います。相槌のように「だーーらぁーー」と使う場合もあるし「どぅあぁらぁぁ」なんて引き延ばして変形させて面白くして使う場合もありました。 当て字として「駄良」と書くのがいいように思います。「駄目に良い」という矛盾を含んだ言葉。北陸人の人の好さが出ているように思います。保守的でなかなか懐に入らせてくれない金沢人ですが、その懐の中は暖かいように思います。「バカ」も「だら」も「あ」の母音を持つ言葉。人を引き付ける魅力を持った言葉です。 語源としては「足らず」→「だらず」→「だら」となったという説が有力です。足りないこと尽くしの時代の中で足りないことを馬鹿にしないで「それでもいいよ」という心がこの言葉の裏に隠されているような気がします。 ちなみに「だらぶち」というのはもっときつい表現で「大馬鹿野郎」というような意味です。どこの男の金沢人も小さいころ母親にこの言葉を浴びせられなかった人はいないように思います。懐かしい言葉であってきつさは微塵も感じられないです。。金沢人にとっては。 |
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ことばの持つニュアンス、特にその土地の言葉には特有の温度のようなものがありますね。人の口から発せられるから、でしょうか。
2019/5/9(木) 午後 11:48
Dianaさんへ
本当に土地に根付いた言葉というのは古い祖先の人柄に結びついていくように思います。
2019/5/10(金) 午前 6:17 [ タオ ]