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今年の冬、北ボヘミア地方をドライブしました。 チェコの田舎をドライブするのが大好き。なだらかな丘陵地帯や深い緑の森の中などに小さな村が点在して、真ん中には必ず教会の塔があって、何とも絵になる、何ともヨーロッパな景色ばかりが広がっています。 世界が凍ってしまったかのような冬景色、どんな暮らしを営んでいるのでしょうね。 |
チェコ
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プラハ城内の聖ヴィート大聖堂の後ろに プラハ国立美術館の19世紀チェコ美術のコレクションがおかれています。 絵画、彫刻、陶器、ガラス細工、家具。。。と、小さな入り口からは想像できない膨大なコレクションが展示されていて、ざっと観ても2時間はかかります。 ここで私が出会ったのがヤクブ・シカネデルの絵。 ぼおっと奥から色が浮き出るような、 深みと静けさのある世界に一目で吸い込まれてしまいます。 ヤクブ・シカネデル Jakub Schikaneder
(1855〜1924) チェコの画家。優しく孤独な雰囲気の作品で知られている。 |
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作家ジョン バンヴィル氏も書いていますが、プラハは一度訪れると、自分の故郷でもないのに思い出すたびに「ああ、また帰りたいな。」という、強い郷愁の念みたいなものにかられるんです。 プラハに行ったことのある人はみんなそう言うのだから不思議です。プラハもそうですし、チェコという国全部が、時間がゆったり流れているような、穏やかな空気に包まれているようで、ふるさとのように安心するのかもしれません。
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聖ニコラス教会 (Kostel Sv. Mikuláše =コステル スヴァテーホ ミクラーシェ) プラハ城から市街を見渡すと、目の前にそびえたっているグリーン色のドームが聖ニコラス教会です。 1703年に着工され、60年ちかくもかかって建てられたバロック様式のこの教会は、華麗なフレスコが有名です。高さ70mのドームは、あまりの大きさに崩れてくるのではないかと当時危ぶまれたほどですが、200年以上経った今でも健在です。^^) この教会の説教壇は、国中で一番豪華に装飾されたものだそうです。 モーツアルトもこのバロック様式のオルガンで演奏しました。
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高品質なチェコクリスタルの産地の一つとして知られているノビーボール(Nový Bor)は、冬には何mもの雪にうもれる北ボヘミアの山間にあります。 小さな広場に小さなクリスタル展示館があるくらいの小さな町ですが、郊外にはクリスタレックスという大きなガラス会社の工場があり、街中にも小さなクリスタル工場がたくさんあります。 ノビーボールの特産は優雅な手塗りのクリスタルです。熟練の手作業で、一つ一つが美術品のよう。 この街の人々が「名人」と呼んでいるのがシュチェパネク氏。数々の国際コンクールで受賞しています。 アシスタントの息子さんと二人で、見ている間にもくるくると見事なガラス細工を作っていきます。 「新しい知り合いができたらパブで乾杯するもんだ。」と、街を案内してくださった方にビールまでご馳走になってしまいました。クリスタルの街の人々は皆明るくて温かい人達でした。
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