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私が薩長のエラいさんと交友がある、と以前、書いた。
この頃の騒ぎで、また連絡を取っている。方法は秘密。
私「いや、その。最近、酒、控えているんですよ。この事態ですから。私を狙ったかのように各社、
ノンアルビールや、ノンアルカクテルを出してますね。私のお客様もノンアル・・・・」
会話を打ち切りたかったのだろう。庁外の、一般人=私と会話しているところを、
某議員一族に見られたら大変だ。
彼「飲酒運転が厳罰化されたからな。関連法規も。飲ませた奴も罰則」
そう言い切って、すたすたと地下鉄の階段に吸い込まれていった。彼くらいの階級なら、
拙著・屁理屈屋で書いた官僚のように、ハイヤーを使えるはずだが、運転手が身内とは限らない。
よって、消えていく彼の姿を眺めることをせず、私も足早でJR駅に向かった。
では、いったい、どれだけの奴が飲んで運転していたんだよっ、と、怒りたくなるが、
私もトラック運転手時代(読○新聞)、朝刊の責任者をしていて、同僚のOさんに注意したことがある。
私「Oさん、酒、臭いですよ! 大丈夫ですか? 代車を・・・・」
Oさん「んー。大丈夫、大丈夫。二時間寝たから!」
じゃ二時間前まで飲んでいたんかいっと、アルコール代謝に詳しくなっていた私は、そう思った。
酒の種類によっても異なるが、一般的に、飲酒後90分で最高血中濃度に達する。
二時間ではまだ最高値付近だ。だが、Oさんは気にせず発信していった。
ま、車体に読○新聞と大書されているからね。当時、直前の社主がK薩トップにいたほどだ。
検問はスルーだろう、と判断して私も自身のトラックに乗り込んだ。
事実、私は自家用車、通勤・通学に使っていたマツダ・白カペラのハンドル前部に、
「新聞輸送車 読○新聞」と、大書されたステッカーを乗せていた。
来日要人警護の際に、警察対策として新聞社から支給されたものを、勝手に転用していたのだ。で、実際。
黄色から赤に変わる瞬間の信号を突破して、通学しようとしていたとき(1時間目に遅れそうだった)、
サイレンとともに後方車両が赤色灯を出し、追従してきた。覆面だ。
が、駆けつけてきた警察官は白カペラのステッカーを見て、「ありゃ、しまったぁ」の顔をした。
警察官・・・・「運転手さん、安全運転してくださいねっ。信号、変わってますよ!」
そう言い置いて、覆面に戻っていった。もう30年前の話だ。反則切符なし。セーフだ。
だが。
昨今の警察官はコネなんて無視するよ、法律優先、私のマネなんかしないでね、と、書いておく。
コピーライター・作家 江古田潤
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