|
・
彼から連絡がきた。三十五年ぶり。もう引退しているが、連絡がきたという。レベル2。
ま、レベルとは言わなかったけどね。専門用語だったが、
次官級に接触しているマスコミ人にはバレちゃうから、改変した。
さすが○調。彼も私も、住所を把握されているようだ。すでに記録は消した・・・と、現役は言っていたのに。
SDFのパブリシティも始まるし。 去年の番組改変期にチラッと聞いていたのだが、
まさかタダパブとはね。現在、広告屋の私としては苦笑いしてしまう。
DもHも驚いたろう。クライアントさん集め、よくうまくいったものだ。アベノミクスのチカラか?
で、彼に女性関係を訊かれたので、今のカミさんのことは35年前に安全確保してもらっている、と、告げた。
彼「・・・・そのほかには?」
私「・・・・言わなきゃいけないですか? 民間人ですよ」
女性関係を聞かれるとは思っていなかった。へんな話だが、私は初体験を14歳で済ませている。
恋愛なんかではない。訓練として・・・である。思春期の頃、すでにオトナになることを強制されていた私は、
まともな恋愛経験がない。腐れ縁だったり、法治国家としてはあってはならない制度だったり、
青春という言葉が古臭くなるまで、現実のフツーの女の子とは縁が無かった。高校、4つも行ったくらいだし。
二十代になって、虞犯・触法、という保護から離れて、ようやく恋をする気になったのだ。
したがって、私には青春時代というものが無い。あえていうなら、前述したY子さんや、
違う喫茶店の富士見台に暮らしていたTちゃんか。だが、二人とも私を自分のアパートに泊めてくれたのだが、
それ以上の深い関係にはならなかった。男女間ではなく、彼女たちにして見れば、
キャンディーズの「〜年下の男の子♪」という認識だったのだろう。
だが、Tちゃんは一回、泣きながら電話してきたことがある。彼氏が浮気したとのこと。
すぐ駆けつけようと思ったが、朝刊の時間だった。新聞輸送のトラック運転手をしていた頃だ。
私「仕事、終わったらすぐ行くね!」
Tちゃん「・・・・うん。聴いてもらいたいよ、話・・・・」
最後の話という単語は、泣き声にかき消されていたのを今でも憶えている。
その話を、法学の師匠であるR子さんに話したら、
「アンタ、なんですぐ駆けつけなかったの? 仕事は代わりがいても、そのときの彼女にはアンタしかいないのよ」
たしかにその通りだった。朝刊の配送を終え、すぐにTちゃんに電話したのだが、
「・・・・うん。ありがと。でも、もういいや。自分で解決する。泣いたら、少し落ち着いた」
と、言われ、私の淡い恋は終わったのだった。それから、今のカミさんと付き合ったり、離れたりを繰り返し、
現在がある。その前、私の初恋は、幼児の頃だったので、その話をすると、女性陣から不評をかう。
「そんなちっちゃい頃なんて恋って言わないのよ!」と。だが、私には初めて意識した異性だった。
ひばりが丘の施設内で、彼女が手を握ってくれたこと、今でも鮮明に憶えている。Tさおりちゃん。
私と同じ年齢だから、すでに結婚したか、彼女なりの方法で自活していることだろう。
その後は小学校のとき。必ずオール5(5点法)に近い成績を取っていた私は、
Mちゃんから告られ、Sちゃんはしょっちゅうハガキを送ってくれていた。今もとってある。
もちろん小学生の頃だから、それ以上はない。当たり前である。中学に入ってからは・・・・。
今のカミさんや、Yちゃん、Kちゃんが仲良くしてくれた。Kちゃんには三校目の高校受験のとき、
英語を教わっている。板橋にあった私の下宿でだ。が。
Kちゃん「・・・あのね、彼氏に怒られちゃったのよ。幼馴染って言ったって、
男の部屋で二人っきりになるなんて!・・・って、言われてさ。潤君、分からないことあったら電話して」
彼女は、不思議と私がウツ症状に陥っていると、あらわれてくれる不思議なコで、
江古田の私の家の近くに佇んでいたり、音大の角を曲がってきたり・・・と、いう登場をしていた。
19歳になり、下高井戸のアパートに暮らしていた私の部屋に、二度、遊びに来てくれたし。
とはいえ、例によって、深い関係にはならなかった。逆に、付き合い始めていた今のカミさんにとって、
天敵のような存在だったようだ。それだけ私のことを思ってくれていたのだろう。
だが、嫉妬もあってか、カミさんの当時の行動はとんでもないものだった。
私は今でも許せないでいる。とはいえ、すでにタイムアウトだ。
その話題がお互いの口にのぼることはなくなった。30代になり、
静岡・伊豆長岡で暮らし始めてから、私たちは些細な男女トラブルよりも共存を選び、
ふたりの生活は楽しかったし、彼女なくして拙著・屁理屈屋の上梓はなかったほど、勉強に集中させてくれた。
それから・・・・。青春というものがなかった私に、思春期というものを思い出させてくれた存在が、
当ブログで毎年書いているAだ。結婚生活はうまくいかなかったらしい。シアワセになって欲しいのだが。
それから・・・・。大学をポンッと辞めてしまった私に、キャンパスライフを彷彿させてくれた存在もあった。
優秀な医療人になることと思っている。SJS、もう憶えたでしょ? 二回目かな、アナタに会ったそのとき、
私「スティーブン・ジョンソン症候群って教わった?」
アナタ「・・・え・・知らない」
私「じゃ、そのうち教わるよ。てか、自己流でも勉強しといたほうがいい」
・・・・あれが最後の私の青春だったかな。すでに40代になっていたけど。カミさんは、
大嘘混じりの情報を小耳にはさんだらしく、私とその話はしたくないようだ。
今はOTCでも、注意書きに必ず載るようになったね。粘膜や皮膚の炎症・・・その程度の表現だけど。
で、これで青春はもうおしまいっと思っていたのだが、まだあるかなぁ・・・・と、
池袋の顧客を訪ねると思い出すのである。が、そのコは迷惑そうだ。ま、そうだよね。歳の差、あり過ぎ。
仕方ないから、ヤフーマァジャンでもやるか・・・と、思ってログインしたら、満卓でプレイできない。
ふと思って、恋愛ゲームで学園ものをやってみた。あは。おもろいやん。
二次元でもキャラクターのコが可愛いくって、ワンゲーム、クリアしてしまった。
てか、仕事しろよお前って、突っ込む私と、「・・・・萌えぇぇぇ」と呟く私がいたりするのである。
すんごい長文になってしまった。で、大切なヒトを守るため、なんとか回避しなくてはならない・・・・
と、囁きながら去っていった彼がいる。バーでカウンターに座り。
彼「・・・・どうした? 飲めよ。飲めるんだろ?」
私「いや、ドクターストップかかっていて・・・・、笑わないでくださいね」
彼は、ふっと唇の端だけで笑って、
「そうだな。生きていたいよな、明日も」
私「・・・・20歳、過ぎるとは思っていませんでしたよ。その前に」
彼、静止するように「運命てのか? オレはそんなこと信じないけどな。ちゃんちゃんこ、着るか」
そうか、彼はもうすぐ還暦なのだ。彼の赤いちゃんちゃんこ姿を見たい。日本が平和であることを祈る。
コピーライター・作家 江古田潤
|
全体表示
[ リスト ]





例によって、自分でコメント書いちゃうが、大事なこと、忘れていた。当ブログに「あの人」で登場してくる彼女である。ファーストネームも年齢も知らない。だが、1000人近いモデルさんや女優さんと仕事をしてきた私が断言するほど、美人である。彼女がちょっと照れたような表情で私の専門家に対して、失礼でしたね・・・の、声に「私なんて・・・私なんて・・・」と、照れたような表情で返してくれたこと。まるで思春期のようにときめいた。幸福な人生を歩いて欲しい。
2013/4/4(木) 午前 4:45 [ じゅん ]
もうひとつ、書いちゃえ。本ブログを書き終えて、ヤフのトップページを見たら、アベノミクス特区がスタートとある。拙著で書いたように、医薬品に転用できる野菜や、まさかG級車両を作ったり・・・とかしないよな? M重工とかに出入りしている同業者に、確認してみる。
2013/4/4(木) 午前 5:05 [ じゅん ]