FA屋さんの日記

マザーテレサのことば 肝心なのは、どれだけのことをしたかではなく、あなたの行いにどれだけ愛をこめたかなのです

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暗号解読

サイモン・シンの「暗号解読」上下巻 新潮文庫, 青木 薫 (翻訳)を読んだ。
サイモン・シンはご存知、フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまでの著者としても有名だが、この本は、暗号の歴史について、ロゼッタストーンから量子暗号までを取り上げた本だ。
最近、読んだ本の中で最も面白かった。
お薦めの本だ。

上巻は、エニグマ暗号の解読劇がとてもスリリングで、暗号に興味のない方でも充分楽しめる。

ビール暗号のくだりも面白い。
ビール暗号というのは、19世紀はじめに、ビールとその仲間がアメリカ横断の旅に出かけた時に、とある小さな渓谷で金や銀を見つけ、それをどこかに隠したといわれる財宝の隠し場所を記した文書のことだ。真偽のほどはあきらかになっていないが、一部が解読されているが、いまだ、全部は、解読されていない有名な文書のことだ。解読のキーに独立文書がつかわれているところなどは、映画のナショナル・トレジャーの元ネタの一部になっていると思われる。
世界中には、トレジャーハンターが手がかりをもとめて、イギリスの丘を削って探しているという。なんか日本の埋蔵金探しを彷彿とさせる。

下巻は、DeffieとHellmanの鍵配送問題の解決から、公開鍵暗号方式の発見、更にはRon Rivest、Adi Shamir、Len Adleman によるRSA暗号の発見について臨場感をもって語られている。
フィル・ジマーマンのPGP暗号とFBIとの攻防も、なかなか読み応えがある。
さらに究極の暗号、量子暗号の発見で下巻は終わる。

上下巻を通じて、天才たちの歴史を概観することができ、なんども読み返したくなるいい本だった。

また、あとがきで、翻訳者の青木薫さんらが、この本についていた懸賞問題を解読に取り組んだことがかかれていたが、これも面白かった。数理研の大久保氏らとチーム猫を結成して、コンピュータ、イタリア語、ドイツ語を駆使して解いたようだが、なかなかすごい。

ついでに、実家に帰ったときに、実家に保管してあった、1988年に刊行された、ながた暗号塾入門という本を引っ張り出して読み返してみた。この本は当時、日本暗号協会会長であった長田順行氏が、日本の暗合史を中心にかかれた暗号の歴史の名著である。

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閉じる コメント(2)

この本、おもしろいですよね! 僕も同じ時期に読んだ感想を書きました。良かったら読んでください。http://blogs.yahoo.co.jp/superdr0151/37946532.html

2008/5/5(月) 午後 2:16 sup*r*r0151

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初めまして。

究極の暗号解読は、脳波から思考の解読です。

まず、離れた場所から脳波を計測し、
次に、ニューラル・ネットワーク・コンピュータを使って、
脳波から思考を解読します。

DARPAは既に成功しています。

2014/1/17(金) 午後 2:53 [ patentcom ]


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