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ランボーシリーズの4作目「ランボー 最後の戦場」 名前からするとシリーズ最後と思いきや、次もあるとのこと。なかなかしぶといね。 今回の話はコロラド州の汎アジア牧師会が内戦で苦しんでいるミャンマーのカレン族を支援するために医薬品や本を届けようとするのだが、タイから川を上ってミャンマーまでの船旅をランボーに依頼してくるところから始まる。一行の中のサラという女性に説得されしぶしぶ搬送を引き受けたランボー。 一行をミャンマーまで送り届け、タイに戻ったランボーに、「彼らが予定日から10日経っても帰ってこない。傭兵達を再び同じところまで送って欲しい」と頼まれて・・・・ 傭兵達とサラを、いや一行を救出に向かったランボー。あとはミャンマー陸軍との壮絶な戦闘の末に・・・ 今回は人を殺すシーンは残酷でどぎついものがあったが、スタローンが肉体美を見せるわけでもなく戦闘シーンの激しさもそこそこ。そういう意味ではちょっと物足りないかも。 今回見ながら考えたのは「無責任な善意はいろんな人に迷惑を掛ける可能性を秘めている」ということ。 建前を重視するアメリカならず世界中でこの手の話は程度の差こそあれよくあるように思う。 それに善意でやり始めたことが、その建前を通そうとするあまり過激な活動に変質するというのも少なくない話。シーシェパードなんかその典型かも。 話の最初の頃には ミャンマーの人々は苦しんでいる。われわれが助けねば・・・ 彼らには薬や本が必要なの。われわれが行かなければ・・・ 人を殺すというのはたとえ理由がどうであれ決して許されることではない・・・ などと無責任な善意を象徴するようなことばが汎アジア牧師会の一行からでてくるのだが、ミャンマーの国軍に捉えられ、生死の境を彷徨う極限の状況下ではそんな言葉はどこかに吹っ飛んでしまう。 スタローンが傭兵の隊長に聞く。「お前は無駄に生きるのか、それとも何かの為に死ぬのか、どちらを選ぶんだ(Live for nothing or die for something? It's your call!)」と。 「何かの為に死ぬ」というのはカッコいい答えだ。自分もそう答えたい。そういう生き方をしたい。 「リスクを犯さずお利口に生きる」方を選んだやつが競争に勝ち、「リスクを犯しても意味のある何かにチャレンジする」方を選んだ奴が生き残らないことの多いこの世の中、決して簡単なことではないこともまた真実なのだが・・・ しかしとにかくランボーはあの状況の中で生き残ったのだ。そういう幸運は高度な知識と経験とスキルと強靭な肉体、体力とそれを何か意味のあることに使おうとする意思があって初めて叶うものである。 宮沢賢治ふうに言えば、「そういう人に私はなりたい」である・・・(笑)
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