まずは、今回の初韓国のメインの舞台のお話からですが、なんといっても私は、韓国語はまったく分かりませんので、私が感じた舞台の模様を…内容とくい違うことがあるかもしれないですが、そこのところは笑って許してください。
「私はお前だ」は伊藤博文を暗殺した「安重根」と、その息子「安俊生」のお話で、アン・ジュングンのほうはいろいろ本が出ているので、下調べで何冊か観劇の前に読みました。しかし、息子ジュンセンは親日派として韓国では裏切り者の立場のようです。
伊藤博文の墓前を弔い、伊藤の息子に謝罪した…これくらいしか分かりませんでした。
でも暗殺後に、韓国の植民地化に拍車がかかり、日本にとっては要人を暗殺したとんでもないやつの息子なのですから、想像するに過酷な運命だったに違いない…
円形状のさして広くはない劇場の舞台となる正面には、アン・ジュングンの姿がスクリーンに映し出され、会場には靄がかかっていました。
その、スクリーンに映し出された、アン・ジュングンがいきなり動き銃を撃ちます。
イルグクさんが生で見られる〜と浮かれていた私、ビクッ!お〜動かないと思っていたジュングンが、う・動いた〜
コリアウラ〜の叫びのなか、黄泉の国なのか、亡者と思しき姿が…
疲れ果て眠っていたジュンセンは、眠りを妨げられ怯えたようにビクンと身体を震わせ、徐々に目を覚まします。
祖母を見つけたジュンセン。きっと、孤独に耐えられなかったのか、祖母に必死に話しかけますが、祖母のほうは振り向いてくれない…
この祖母役の方ベテランの役者さんらしいのですが、何せ、韓国の舞台は初めての私
舞台の上を歩いているのに、それを感じさせず移動しているかのようで、すご〜い@0@
よく史劇で、お葬式にかぶっている帽子のようなものを頭に付けた男の人たちが何人も出てきて、たぶん裏切り者〜と、ジュンセンを指さし何度も叫ぶ!
ジュンセンは、どうして、自分を受け入れてくれないのか?自分はどうすればよかったのか?孤独と不安と迷いとに怯えている様子が、とっても哀れで思わず手を差し伸べたくなりました。(こら〜いじめるな〜と)
幕が変わり、革命の志士?たちの立ち回り…そこへ、先ほどのジュンセンとは打って変わった軍服姿のジュングンの登場!
ここら辺は、流石にイルグクさん^m^とってもカッコよかった〜
太刀まわりの姿に萌え〜
夫婦の幸せそうな姿もあったり…同志たちとの指を切っての血盟、そして、伊藤博文の暗殺場面…
銃を向けられた、わ・た・し…私は銃音に倒れ…なんて^^ゞそれほど近い席だったのです。
だって一番前の正面付近だし〜
偉丈夫な者が生きるには大きい志が必要だ
時代が英雄をつくり、英雄が時代をつくる
天下を見据えて、いつの日にか大業を実現させるだろう
日本の圧迫に我が国は危機に直面している
私は義憤に燃え目的を成し遂げる
同胞よ、すみやかに祖国独立の大業を果たせ
大韓独立万歳!大韓独立万歳!
それから、裁判!裁判は非公開だったらしい…アン・ジュングンは明治天皇を尊敬していたらしい。何故なら、東洋の平和を願っているようなことを話されたとか…でも、日本政府は天皇の話が出たため慌てて裁判を非公開に…現代の私から見ると何故?と思うが、あの時代は天皇のお話はご法度、不敬にあたるのでしょうね?
求刑はもちろん死刑…日本の裁判官に日本の弁護士なのですから当然そうなります。
刑場へ向かうジュングンの力強い演説と、凛とした姿が光に消え…
再び、ジュンセンの姿…「なぜ?」「なぜ?」と叫ぶジュンセンに涙が…それほど切々として、痛々しかったジュンセン!スクリーンに映し出されたジュングンが「お前のため」と答え…暗転
多分こんな感じではなかったと思いますが…スクリーンの使い方がとっても斬新で、なんといっても、イルグクさんの相反する一人二役がとても素晴らしかった〜〜〜〜〜
安重根の力強さは、TVの画面で見慣れた雰囲気ですが、生で見るとこの人のファンで本当によかった〜という感じだし、またジュンセンの弱々しく、そして哀れな姿も感動的でした。手を差し伸べ、抱きしめ慰めてあげたい…と、思える演技…言葉での表現力がない自分が情けない…
画像は、あちこちから頂いています。
ありがとうございましたm(__)m
<追記>
1、10年前韓国王妃殺害を指揮。
2、5年前、韓国との五カ条の条約(1905年の日韓保護条約)を締結したが、韓国にとって非常に不利な 条項である。
3、3年前締結した12カ条の条約(1907年の日韓協約)は、いずれも韓国の軍隊に不利益な条約であ る。
4、韓国皇帝を強引に廃位させた。
5、韓国の兵隊を解散させた。
6、諸条約の締結に対し、国民が憤り義兵を起こしたが、韓国の国民を大量に殺害した。
7、韓国の政治その他の権利を奪った。
8、韓国の学校で使用されている良好な教科書を焼却した。
9、韓国国民に対し新聞の購読を禁止した。
10、必要もないのに、性質の悪い金銭を韓国官吏にあたえ、国民に知らせずに第一銀行券を発行した。
11、韓国の国民に国債を募り、国民には何も知らせず官吏に分配し、また、そのお金を使って土地を奪 った。
12、日露戦争当時より、東洋平和維持と言っていたのに、韓国の皇帝を廃位し、当初の宣言と全く逆の 結果を見ることになったのは、東洋の平和を撹乱したのである。
13、韓国が望んでいないのに、保護者の名を借り韓国政府の一部の者とのみ意志を通じ、韓国に不利 な施政を行っている。
14、42年前、現日本皇帝の御父君に当たる御方を亡きものにしたことを韓国国民は知っている。
15、韓国国民が憤慨しているにもかかわらず、日本皇帝や世界各国に対して、韓国は無事だと欺いて いる。
伊藤博文の暗殺理由、 あれ???と思う部分もありますが、裁判で安重根は、こんな理由を即座に述べたようです。
「私はお前だ」という意味を考えてほしいという演出家さん…自分の国が滅んでしまうと言う時、いったい私には何が出来るでしょうか?しかしこの国を背負って立つであろう子供のために、非力ながらも何かを成さなければならないのでしょう…攻める方も攻められる方も、様々な辛苦を味わうことになる戦争が、この世から無くなることを信じて…この劇を作り上げた皆さんに感動をありがとう!