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私は中2くらいまで社会科科目は大嫌いで、
いつもテストで地理と歴史(50点ずつの100万点)それぞれ20〜30点しか取れてませんでした。
だけど、「るろうに剣心」のコミック2巻を読んで私に革命が起きました。
赤報隊1番隊隊長、相楽総三という御仁の存在です。
ご存じない方のために軽くご紹介しますが、
下総(今の千葉県の北部と茨城県の南部のあたり)の豪農の息子さんで、
本名を小島四郎さん(相楽総三は変名です)と言い、
兵学と国学を修めて彼から勉学を教授して頂きたいと断ってもいらしていたそうで、
20歳で彼の塾におよそ300人のお弟子さんがいらっしゃったそうです。
そして、維新志士としての活動をするうえでその塾を畳み、
関東において幕府縁の商家に押し入ったり、騒動を起こしていたそうです。
鳥羽伏見の戦い(戊辰戦争第一の戦い)において維新志士側が勝利した後、
京都から「年貢半減令」を発布しながら東へ進んでいきました。
しかし、維新志士の勢力は財政難で年貢の半減などできない。
なおかつここで「年貢半減令」を撤回すれば自分たちへの支持が失墜し、
場合によっては撤回したことでの不満が暴発して一気に近いものが出てしまうのではないかとして、
そのため、彼らが広めていた「年貢半減令」をデマとし、
そもそも赤報隊をニセ官軍として貶めた。
その結果、相楽総三は長野(下諏訪)において斬首され、
その後およそ60年間逆賊の汚名を着せ付けられたそうな。
こんな悲劇と言うか世の中の正義(正しさ)が急激に変化していた時代、
純粋さはある種罪かもしれない。
「その人の痛みを知ることで、その人を救うことになる」
(by テイルズオブエターニアのセイファートの使者)
「人が死ぬのはイノチのともし火が消えた時ではなく、人に忘れられた時だ」
(by ワンピースのドクターヒルルク)
と言う台詞(後者は短くするために多少変えてます)から、
“彼を知っていることで、(私の心の中で)相楽総三は生きており、
彼の死に様を知ってたことで変われたのなら特に彼の存在を救っている”
ってことで良いのかもしれないけれど、
もしまた同じように権力あるものから自分勝手により力の弱いものが裏切られて、
悪党とののしられるようなことが起きてしまい、
少しずつそれを忘れてしまうことが、本当にそれでいいのだろうか。
そのような人がこの国の見えない無責任さや無言の悪意によって
見殺しにされた事実をうやむやのまま人々の記憶の片隅に
追いやるようなこと、私は絶対に許さない。
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るろ剣の単行本は全巻持ってるので、
相楽総三の下りの部分もよく覚えています。
それで赤報隊の存在を知りました。
あれで左ノ助が明治政府を憎むようになったのは
漫画の中でのフィクションでしたが、
もしかしたら史実でも、そういうことがあったのかもしれません。
歴史の流れにはいくつもの分岐点があると思いますが、
もし幕末の戦いで幕府側が勝っていたら、
また赤報隊の年貢半減令が受け入れられていたら、
歴史はどう変わっていっただろう。
幕末〜明治という激動の時代の中で、
どれくらい多くの命が消えていったんだろう、
そんなことを考えました。
2008/12/1(月) 午前 4:10 [ natsu-no-maboroshi ]
そうした、先人の苦しみがあったからこそ、今があるわけで、そうした気持ちを持つことができたことを大切にしたいですね。
人間はおろかなもので今でも世界中でそのような理不尽なことは行われています。
歴史は繰り返されるといいます。だから先人が歩んで来た道のりをしり、勉強することはとても大事だと思います。
卒論頑張って!
2008/12/1(月) 午前 7:09 [ なちお ]
natsu-no-maboroshiさん
実際、赤報隊の生き残りの方々は、
明治政府を怨みに思っても不思議はありませんよね。
歴史に「もし」は無いけれど、
違う過去を先人たちが選び取っていたらどうなっていたんだろう。
と思いを馳せることはしばしばしたくなりますよね。
2008/12/1(月) 午後 9:38 [ ルシオラ ]
なちおさん
応援ありがとうございます。
私は彼に救われたのに何もできていない自分がもどかしいです。
今何もできていないからこそ、これから
彼を少しでも多くの人に知ってもらうことで同じ過ちや悲しみを
繰り返させてはいけないとは思います。
それが私にできることなんじゃないかなと思っています。
2008/12/1(月) 午後 9:49 [ ルシオラ ]
なちおさん
確かに知ること、それによって考えること。
特に歴史の闇に葬り去られたり、
歴史の裏側においやられてしまった人に関して知り、
そこからもっと多くの人がそれについて考えて欲しいです。
あとひとつ。
赤報隊に悪一文字を着せたのは岩倉具視、大久保利通以外にも
西郷隆盛もいたらしいです。
2008/12/2(火) 午前 8:34 [ ルシオラ ]
西郷もですか、温和で人徳者のイメージ、最期は西南戦争で、やむにやまれず不平士族に担ぎ出された、義理堅い人間と思ってましたが、、、
意外ですね。
2008/12/2(火) 午後 11:29 [ なちお ]
なちおさん
少なくとも当時トップに居た者たちは彼らのことを知り、
(暗黙のうちに)自分たちの都合で切り捨てたんじゃないかなと思います。
そうでなければ、60年間も汚名が晴れないってことは無いでしょうから。
2008/12/3(水) 午前 0:07 [ ルシオラ ]
でも、それが歴史に興味を持つきっかけとなったうえで専攻は近代史ではなく中世、戦国史。
また卒論のテーマは関ヶ原前後の真田家の重要性とは、実におもしろい。その話しも是非ブログで紹介してください。
2008/12/3(水) 午前 7:05 [ なちお ]
なちおさん
機会があれば是非ブログのネタにしていきたいと思います。
2008/12/3(水) 午後 2:19 [ ルシオラ ]
楽しみにしてます。
いろいろ考えさせられました。またよろしくお願いします。
2008/12/3(水) 午後 11:22 [ なちお ]