ゲーム
メトロイド OtherM レビュー私は、余りにも子供だった。
らしい。
公式HP
世界観
今までのメトロイドとシナリオがガッツリ関連しているはずなのですが、スーパーメトロイド発売から長い時間が経っていて、1990年頃の人の想像していた「未来」と現代人の思い描く未来にはどうしてもずれが生じます。マリオは体型や顔立ちが少しずつ変わり、現代人好みのデザインに改変されてきましたが、あの服装だけは今も変わらず違和感無く着こなしています。しかしサムスはそうは行かないようです。パワードスーツのデザインももちろん改変されていますが、スタイルのバランス全てを変えてしまったら、サムスじゃなくなってしまうから。仕方ないさ。ちょっとダサくても。
グラフィック
かなり綺麗で、今までプレイしたWiiのタイトルでは一番です。CGムービーもかなり多く、ポリゴンとCGムービーが切れ目無く流れ、ビックリしました。もちろん流石にどちらがCGでどちらがポリゴンなのかはっきり区別は付きますが、ポリゴンとCGのキャラクターのデザインが全く同じため違和感ゼロ。某有名RPGではCGムービーの度にキャラクターの顔がポリゴンと全く変わっていて凄い違和感を感じたことがあったので、ここまでデザインをそろえれば違和感はなくなるんだなあと関心しました。
容量ぎりぎりまで詰め込んだらしいですが、言うだけあってムービーとゲームが同量くらいあったように感じました。
キャラクターのポリゴンは、サムスがものすっごく美人で、スタイルも抜群でサイコーでした。巨乳だし。しかし所々粗がないわけでなく、サムスが倒れたときに靴の先端が床にめり込んだりします。
エレベーターの中などで、サムスがあたりを見回す時、首が虫のような動きをします。ちょっとキモイし何故そこだけそんな動き?
登場するその他のキャラクターは様々な人種で構成されていてボーダーレスです。
シナリオ
スーパーメトロイドのシナリオ後、サムスが地球に帰還してからの物語で、サムスの過去、父のような上司との関係などが語られます。そしてタイトルの「M」には様々な意味が込められていました。
女性一人が、男性の描いた女性の思考の仕方で行動するところや、どこか強がりを含んだ孤独な戦いを見せるのはどこかパラサイト・イヴ(ゲームの方)のようだと思いました。最終的にシナリオもパラサイト・イヴに近い終焉でした。PEはかなりファンなので、同じような感情を生じさせた今作もとても気に入りました。
日本人がデザインした白人女性のサムスのデザインもまた日系の血が混ざっている設定のPEの主人公と重なって感じました。
いろいろな面で容量ぎりぎりかなり詰め込んだそうですが、シナリオもラストはとんとんと進んでいきます。
システム
新しいファミコンだっけ??確かそんなこと言ってましたよね。ヌンチャクも装着せずWiiリモコンを横もちにしてプレイするアクションシューティングです。綺麗なグラフィックで十字キーを操作する違和感。
基本はTPSアクションゲームです。
リモコンのセンサーを画面に向けると一人称視点となり、色んなところを細かくみて新たな道を見つけることも出来ます。強制的に一人称視点で物語のキーアイコンを探し、ポイントするイベントも用意されているのですが、ポインターの判定範囲がせまく、やたら時間を食ったシーンもありました。見つけられないままずーっと一人称視点のままぐるぐる画面内を探し回る羽目に。
一人称視点でないと使えない強いミサイルを使用する場面も。
一人称視点だとサムスを移動させることが出来なくなり、こんなの絶対操作しにくいだろうと思っていたのですが、意外にも操作は簡単でした。一人称視点では敵の攻撃が避けられないじゃないか?と思ったら、直ぐに横もちにして回避行動を取ると簡単に避けることが出来るんです。敵が迫る中一人称視点で敵を攻撃して、襲いかかってきた瞬間直ぐ持ち替えてさっと!
リモコンにはLRボタンはありませんが、それにしてもよくこんなに少ないボタン操作でここまでアクションを盛り込んだなあと関心しました。その代わり、操作ミスで思わぬときに思わぬ行動を取ってしまうこともありますが。
今回はパワーアップの仕方が、シナリオ的に仕方なかったでしょうが、変です。
ゲーム進行に伴い、新しい武器を発見して強くなっていくのが色んなアクションゲームのセオリーですが、今作はゲーム開始時、上官の命令で武器の使用を制限されていて、必要になったら上官命令で使用の許可がでる、とういう形です。しかも溶岩地帯などは最初は頑張って進まされ、ある程度進んだところでやっと溶岩の耐性のあるスーツのパワーを開放しろと言われました。最初から開放させろし!しかも終盤ではサムスが勝手に武器の使用制限をどんどん解除。そんなむちゃくちゃな事ってあるかい?汗
今作はシナリオにかなり力が入っておりクリア後はシアターモードが使用できるようになります。タイトル画面でシアターモードを開始すると、イベントムービー全てと、ゲームプレイを省略したものをまとめて、ひとつの映像として観ることができます。ボスバトルなんかは省略されているのですが、全てのシナリオを映画の様に観ることができ、今までのRPGなんかでクリア後もう一度ムービーだけ見たかったりしましたが、それが実現されています。今後全部のゲームに採用して欲しいよね。もちろんクリア後でいいし、ゲームプレイ部分は省略で良いけど。超大作RPGこそ是非なシステムです。
難易度
最近の任天堂の、ゲームは誰でもEDまで楽しめるべき、と言う考え通り、特に苦戦することはなく、サクサク進めることが出来ました。簡単だけどまあ何回かは死亡しました。やり込み要素すらも簡単。プレイ時間もかなり短め。ちんたらプレイでやり込みまでやって15時間足らずでした。でも社会人にはやり込みすら簡単なのも嬉しかったけど。やり込みをクリアすると、ようやくハードモードが登場し、ヘビーユーザーにも遊べる仕様になっています。
総合的な感想
私が知っていたメトロイドの情報とは違い、かなりシナリオに力が入っていて、難易度も低く、爽快感たっぷりのアクションゲームでした。シナリオが複雑で一回プレイしただけではこんがらがってしまったので、まさかいちいちもう一回観ないだろうと思っていたシアターモードを観て十分世界観に浸る事が出来ました。操作性もよく、グラフィックもよくシナリオもよく。と言うことはなかなか高得点! |




