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友人がストラトを買ったと言うので、いつもは会うと居酒屋へ行っていたのですが、
今回は自慢のギターを2本見せてくれるということもあり、実家のスタジオで弾きながら、
飲みながら、音楽談義でもということになりました。
最近、ヴィンテージサウンドを求めてダイレクトボックスなどを製作していたので、
PAを通したサウンドチェックも兼ねての飲み会です。
友人が家族サービスを終えて2本のストラトを抱えて遊びに来ました。
P.A.Fを載せたカスタムストラトと、つい最近手に入れた’62年レプリカのストラトです。
エフェクターボックスを開くと、すっかりスティービーレイボーンかジミヘンばりになっています。
でもチューブスクリーマーとワウとユニバイブがあるのに肝心なファズがない!?
聞くと、すぐに買うつもりであるという。
たまたま他用途に準備していたヴィンテージワイヤーが数種類あったので、シールドケーブル
へ繋ぎ込みいろいろな組み合わせでストラトを鳴らしたところ、とても良い組み合わせが
できたこともあり、いっそジミヘンファズを製作してしまおうとなりました。
私自身も十数年前にはジミヘンのあのサウンドを実現したく、ファズやワウ、ユニバイブを
入手して、マーシャル1959パープルリミテッドで鳴らした記憶がありますが、
あの”ギラリ”として低域に迫力があるサウンドにはならずじまいで意気消沈した思い出があります。
あの”ギラリ”としたブーミーなサウンド・・・。
でも、あることがキッカケであの音に迫ることができるのではないか?と製作意欲を
掻き立てるものがありました。
それは6石スーパーラジオの音色です。
それに使われるトランジスタは現在ではシリコンです。
そのシリコントランジスタの音色は、小さい頃から聴いた馴染みのあるラジオの音です。
当時身近にあった、どのラジオからも共通したラジオの音色です。
ところが数年前にシリコンではなく、古いゲルマニウムトランジスタを搭載した
同じ回路のラジオを何気に聴いたことがありました。
何かベールが一枚剥がれて高域が明瞭になり低域も増して、音の迫力が違いました。
記憶を辿ると少しリミッターがかかり割れ気味の音は、まさしく”あの音”と共通します。
実家から戻り、すぐに勢い勇んで秋葉原に出掛けましたが、どの店のおじちゃんも
「ゲルマっ??、もう置いてるとこないんじゃないの??」という返答ばかり・・。
しかし、製作依頼を受けてしまった今、諦める訳にはいかないだろっ!!
と、そんなジミヘンファズの製作過程や新製品など折をみて書いていこうと思います。
下記URLではダイレクトボックスやRCAケーブルなど製作販売しておりますので、
併せてご覧いただけると幸いです。(各製品のサンプル音源が聴けますよ!)
http://www8.plala.or.jp/rvs-project/index.html
それでは!
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