「ガンダム」で行こう!

ガンダムコスのスノーボーダー、「生ガンダム」のブログです

全体表示

[ リスト ]

私がガンダムな訳

最近はあまり聞かれなくなったが、「何でそんな事(コスプレ)してるんですか?」、「何でガンダムmなんですか?」と聞かれる事があります。
 
そもそも、何でコスプレなんてしてるのか?
何で私はガンダムなのか?


それを語るには私と雪山の歴史(笑)から書かねばならない。


私が幼稚園児〜小学校低学年の頃、親父に連れられスキーに行った。
まだまだスキーよりも雪だるまを作ったり、雪のお城を作ったりしていた方が楽しい頃だ。

しかし、うちの親父はいわゆるスパルタで、「立て!」「滑れ!」「何でそれが出来ん・・・」とやられた訳だ。

当時の私は「スキーってのは、寒くて、痛くて、辛くて、怖いもの」と思っていた。
それこそ親父に「スキーに行くぞ」と言われたら、憂鬱になる位に雪山嫌いになっていた。

その後、親父も歳でスキーに行かなくなり、その恐怖から解放。

このままスキーや雪山とは縁のない人生を送るものだろうと思っていた。
 
 
 
しかし、「スキー」と言うものは向こうから私に干渉してきた。


中学2年の時。

私をかわいがってくれていた従姉弟が乗った車がスキーの帰りに、居眠り運転した車に追突され、亡くなった。

初めて味わう身近な人の突然の死だった。

これがとどめで、それから20年、スキー場なんかに行くものかと心に決めていた。

が、ちょっと強引な高校時代の先輩が「おう、スノボに行くぞ」と言いだした。
あの手この手で断ったが、断り続ける事が出来ず、ある日めいほうへ強制連行。


地獄の初日。

滑るどころか立つ事さえままならず、それでも負けん気だけはあったので、練習し続けた。
またこの日はとんでもない大雪の翌日で、この日もず〜っと雪が降り続いていた。
おかげで、それこそ雪の中に頭から突っ込むのを何度も繰り返しながらの練習だった。


それを見ず知らずのボーダーさんにリフトの上から笑われたのだ。

関西人として、笑わせるのは本意だが、笑われるのは悔しくてたまらない。

よし、なら、笑わせてやろう!と思った訳だ。
(まぁこの考え自体が、間違ったベクトルなんだろうな。普通は上手くなって見返してやろうと思うはずだし)

地獄の初日も終わるころ、危なっかしいまでも7回位はドリフトターンが出来るようになった。

その日の帰り…。

体力に自信があったのに、先輩の運転する車の助手席に乗ったはいいが、疲れで起きてられない。
「従姉弟の乗った車に追突した車のドライバーもこんな感じだったのかな…」と薄れ行く意識でそう思ったのを覚えている。

それから数週間後。


2回目は、しらおに行った。

この日は前日気温が高くて朝冷え込むと言った日で、ゲレンデはどこもかしこもガリガリのアイスバーン。

前回がコケても痛くなかったので、ナメてた。
ツルっと滑って後頭部を強打。
一瞬、記憶障害を起こす。

「スノボって危ないスポーツなんだ。これはプロテクターやヘルメットがいるぞ」

身をもって知った。

これがガンダム誕生のきっかけになった経緯です。


1つ、笑われるくらいなら笑わせる。
2つ、体を守るプロテクターとヘルメットの必要性。
3つ、スノボは非常に体力を使うので帰りの運転で眠たくなるから、眠気が来ないようテンションの上がる「何か」が必要。

ちなみに当時は貧乏だった(今も十分貧乏だが…)。
ウェアや道具を買いそろえる金なんて逆立ちしたって出てこない。

でも、レンタルを続けるのはそれはそれで金がかかる。

まず道具。
近所のリサイクルショップで1980円のSIX’emの板を購入。
スポーツデポで一番安いBLAXSのブーツを購入。
嫁さんから小遣いを前借してSALOMONのビンディングを購入。

次にウェア。

ようは防水が利いてて、風を通さなきゃ、あとは下にフリースやらなんやら着込めば大丈夫と思い、上はワークマンショップでウインドブレーカーを980円で購入。

ズボンは表地がナイロンで、内側に綿の入ったランニングパンツを2890円で購入。

100円均一ショップで膝と肘のプロテクターを買い、加工して体に合うようにする。

そしてヘルメット。

ヘルメットは当時の職場で放置されていた工業用作業ヘルメットを加工し、側頭部と後頭部に高密度ウレタンを張り付ける。

何ともビンボくさい装備。(笑)

この時すでに私の中ではガンダム化計画が実行されていたのは言うまでもない。

そこからガンダムになるべく、ヘルメットにアンテナを取り付け、スプレーで色を塗る。
顔はサバイバルゲーム用のフェイスマスクがガンダムの顔の作りに近いのでそれを流用。

問題の体の部分は、スノボをするずっと前に宴会のネタに作ったガンダムのカラーリングを施したTシャツ(缶スプレーでペイントしただけのもの)。

で、こうなった。
イメージ 1

今見ると、ひどいもんだ。

実に、スノボを始めて3回目でガンダムデビュー。
もちろん、何とか滑れる程度。
ターンはドリフト。
逆エッジでひっくり返って、ややもすると曲がり切れずにネットに激突。

でも、自作のコスチュームのコスボーダーは、なかなかいないので、喜んでもらえてた。
かなり奇異な目で見られたのは間違いないが…。

でもこれでコケると、「ガンダム、コケたぞ!」と、それだけで笑いが取れる。

スノボ歴2年目もこれで行った。

が、私をスノボに誘った先輩に「ええ加減、そのチープなコスチューム止めろ。やるんなら、もっとちゃんとした奴を作れ」と言われた。

そうか。チープか!

ならばっ!ってんで、一念発起してVer2.0の作成に着手。

作り方はVer3.0と同じで、MGガンダムを採寸し、私の体に合う物を作りだす。

で、こうなった。
イメージ 2

Ver1.0から比べれば、各段に出来が良くなった。
周りの人からのウケも良くなる。

こうしてVer2.0で2シーズン滑った。
Ver2.02シーズン目、仲間の一人がコスに付き合ってくれる事になり、ドムのコスチュームを作成。

Ver2.0を作った経験から、より精度の高い物を作り上げる事が出来た。
イメージ 3


そうなると、手探りで作ったVer2.0がチープに見えてくる。
縫製は荒いし、度重なる転倒で強度も落ちてきた。

で、Ver3.0の作成となった訳だ。
イメージ 4


ガンダムを続けることで、常に「見られている」という意識があり、それがスノボ技術の向上にも繋がった気がする。

Ver1.0の頃、「2ちゃんねる」に、

「めいほうでガンダムを見かけた。どれだけ滑れるのかと思って付いて行ったら、生まれたての子鹿のようだった」

と、書かれた事もある。(笑)


それでもガンダムを続けられたのは、私の恩師であり心の師匠の教え。

「笑顔になった回数が多い人生は幸せ。
    笑顔にさせた回数が多い人生は尊い。」

の、言葉。

ゲレンデで、私を見て喜んでもらって、笑顔になってもらえれば私も幸せ。

中には本当に感動してくれる人もいるし、手を振り返しただけで喜んでくれる人もいる。

ガンダムをしなかったら、私はいったいガンダムをしている時の、何%の人を笑顔に出来るだろうか?
仲間を笑顔にする事は出来ても、見ず知らずの、初めてお会いする方を笑顔にする何てとうていできない。

だからまだまだ私は「生ガンダム」であり続けます。






とか、偉そうな事を言ってみたものの、根底に私の「趣味」がある事は間違いないンですけどね

あくまで「ガンダムをすると、喜んでくれる人がいる」のであって、「人が喜ぶから、ガンダムをする」訳ではないのです。






長文の日記、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まぁ世の中には、こんな変わった奴もいるって事です(笑)

閉じる コメント(8)

そんな経緯があったんですね!今シーズンもお会いできませんでしたが、いつの日かゲレンデで会える日を楽しみにしております。これからもずっとガンダムであり続けて下さいね!

「ララア、また会える…きっとまた会えるから…」…

2011/3/5(土) 午前 8:46 Sakurar50 返信する

いろんな出来事があって、現在の生ガンダムさんになったんですね

これからもたくさんの人達が笑顔になれるよう、いっぱい出撃してくださいね

私もまた生ガンダムさんに逢えたら笑顔間違いないです

2011/3/5(土) 午後 1:00 [ bos*y*all ] 返信する

顔アイコン

悲しみと挫折を乗り越えての「生ガンダム」の誕生やったんですねぇ
深いイイ〜です、関西人の粋を感じます
これからも、夢と感動と笑いを与えて下さ〜い
勇気をもらった気がします
ガンバレ!生ガンダム!! 削除

2011/3/5(土) 午後 8:33 [ 雪男 ] 返信する

顔アイコン

>sakuraγ50さん

はい。頭と左腕がもげて、ラストシューティングをキメるまではガンダムを続けます!(^^)v

いつかお会いできる日を楽しみにしています(^^)/

2011/3/6(日) 午前 0:12 生ガンダム 返信する

顔アイコン

>bos*y*allさん

>いろんな出来事があって、現在の生ガンダムさんになったんですね
現実は小説よりも奇なりってやつですかね(^^)ゞ

私も笑顔、みんなも笑顔が一番です(*^-^*)
またお会いしましょう!

2011/3/6(日) 午前 0:14 生ガンダム 返信する

顔アイコン

>雪男さん

100人いたら100のエピソードがあるように、私にもこんなエピソードがあったんですよ(^^)ゞ

過去はどうあれ自分の趣味をやってたら、皆さんが喜んでくれた。
ガンダム冥利につきます。(^^)v

10年後…20年後…に私との記念写真をふと見た方が、「ああ、そういや、こんな奴がスキー場にいたな」とふっと笑ってくれれば、嬉しいですね。
辛い記憶はすぐに消して、楽しい思いではいつまでも残してほしいです。(*^-^*)

2011/3/6(日) 午前 0:25 生ガンダム 返信する

顔アイコン

一言で申し訳ありません

感動しました! 削除

2011/3/6(日) 午前 1:32 [ どんこ ] 返信する

顔アイコン

>どんこさん

いやぁ…。(・_・;)
感動する話を書いたつもりはないんですが…。(^^)ゞ

ともあれ、ありがとうございます(*^-^*)

2011/3/6(日) 午前 10:26 生ガンダム 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事