映画を観る日々

DVDの鑑賞が映画から海外テレビドラマになってます

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映画館で鑑賞。


公開は12月からでしたが、こちらも近所の映画館でやっておらず。残念ながらDVDか・・・と思ってましたら今月になって近所の映画館で公開が決りましたので映画館で鑑賞。

チェスという頭脳戦の極限の状態での苦悩と、<神の一手>とは?というのに興味を抱いて。
残念ながらチェスの知識皆無なので<神の一手>はどんだけ凄いから解らないのが残念ですが。



【あらすじ・解説】『マイ・ブラザー』などのトビー・マグワイアが実在の天才チェスプレイヤー、故ボビー・フィッシャーを怪演した白熱の心理ドラマ。米ソの冷戦時代、盤上での代理戦争を死にものぐるいで戦ったアメリカの奇才対ソ連チャンピオンの手に汗握る対戦を活写する。貫録ある世紀のライバルを『ラスト・デイズ・オン・マーズ』などのリーヴ・シュレイバーが熱演。変わり者の奇才の波瀾(はらん)万丈の人生と、緊張感あふれる頭脳戦に手に汗握る。[Yahoo 映画]


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冒頭から、トビー・マグワイアがあの独特のギョロっとした目で辺りを見渡し、電話の受話器、額縁などを分解して壊していきます。どうも、盗聴器などを探してるようで、幻聴も聞こえていて。
天才チェスプレイヤーの話とは最初は思えない冒頭。


そこから、時間は遡り。
ボビー・フィッシャーの幼いころに戻り、彼の天才ぶりが描かれていきます。

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しかし、ここはある程度ダイジェストで進んでいき、彼の青年期からがこの映画です。
幼いころの話は「ボビー・フィッシャーを探して」を見ればいいようですね。これも、定評のある作品ですので今回の作品を見て興味が出て来ました。

幼少期から、精神的に人と違うところがあり。大人びてる部分と何かに恐怖してる部分。そして、チェスの並々ならぬ気持ちがある点。そして、母親の政治活動などの影響もあって家族関係が上手くいっておらず、彼の心のバランスは常にギリギリの状態。しかし、その才能と日々の研磨で天才チェスプレイヤーとして頭角を現し、最年少チャンピオンの称号を手にします。


私なんかはこれで充分満足なんですけど、何かを求める人はここで留まらず。
世界へ視線は移るのですが・・・

当時のチェスの世界はソ連の一強状態。
ヨーロッパでどんなにマスターの称号を手に入れても世界一の称号は常にロシア。

彼もその頂を目指すのですが、このチャンピオンも強く勝てません。
そして、当時は米ソ冷戦時代。

軍事力や経済力以外でもどんなことでもアメリカはソ連に負けることを嫌い、ソ連もアメリカに負けることを嫌います。
ソ連は社会主義国ですので国をあげてあの手この手でボビーが挑戦者になることを阻みます。
それで一度は心が壊れかけるボビーですが国の支援もあり、貧乏チャレンジャーから国を挙げてのチャレンジャーになり戻ってきます。


ここから、またトビーの演技力が発揮。

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この人は不遜かつ天才の役がなんか似合う。どこか儚いところとか特に。
幼少期から家族関係の齟齬でバランスがギリギリのボビーですが世界戦というこの上ない重圧の世界でさらに彼の精神状態は崩れかけていきます。世界戦まで彼は持つのか?そんな不安になりながら、彼のどこまでもまっすぐなチェスで勝つ思いが勝つのか?気づくと引き込まれています。


そして、冒頭の状態がどういった状態なのかが繋がるわけで。

ソ連人のチャンピオン・ボリスもボビーと同じく同胞へも疑心暗鬼になってる状態。

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自分の戦略がいつ洩れるのか、誰かに監視、盗聴されてるのでは? ボビーと同じような状態になってしまってました。ソ連も、盗聴とか平気でありそうですからね。


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もう<神の一手>がどんな凄いのかはチェスを知らないのでさっぱりですが。
相手プレイヤーが、しかも、世界チャンプが拍手するくらいだからやっぱり凄いんでしょう、と映画を見ると伝わってきます。どんなに心が壊れかけていようと盤上をまっすぐ見つめる目線は常に勝利を求め思考をフル回転させていたわけですね。


この米ソ冷戦時代という緊張感のある時代だからこそ生まれた一手なのか。
いや、彼らはそんなこと関係のないところで戦っていたと思いたい。そんな天才の二人の対決が見所です。


チェスや将棋、碁などのプレイヤー、特に名人、天才たちの世界は凡人には解らない世界が見えてるんでしょうね。
この映画を見て、彼らの心情、心理状態が極限というのは解りますが、何が見えていたか解らないところに天才の世界があるのだろうな、ということが解った気がします。

楽しい、爽快な映画ではございませんが、チェックメイトの瞬間の開放感は不思議な感覚になる映画だと思います。
良作ドラマということで星4です。


総評:★★★★☆
映像 (4) 構成力・展開 (4) 脚本(4) 役者 (5)
演出力 (5) キャラクター (4) オリジナリティ(4)
五段階評価です

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