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ソブレメンヌイ級は、もともとはソ連/ロシア海軍でしか使われていませんでしたが
1990年代末には中国が購入し、ロシア以外では最初で最後のユーザーとなりました。

中国海軍には、合計4隻が引き渡されております。
(全てサンクトペテルブルク市のセーヴェルナヤ・ヴェルフィで建造)

・136「杭州」(ハンチョウ):(旧ロシア「ヴァズニィ」を建造途中で購入)1999年12月25日就役
・137「福州 」(フンチョウ):(旧ロシア「アレクサンドル・ネフスキー」を建造途中で購入)2001年1月就役
・138「泰州」(タイチョウ):2005年12月28日就役
・139「寧波」(ニンポ):2006年9月28日就役

136&137は、ロシア海軍向けに建造されていたものの財政難で工事がストップしていた2隻を
買い取って完成させたフネですが、138&139は、新規発注して建造したフネです。

138と139は、最初から中国海軍用に建造された艦ですが、中国に引き渡されるまでは
仮のロシア軍艦名が付けられておりました。

138:Внушительный(ヴヌシーテリヌイ)
139:Вечный(ヴェチニイ)

136&137は、ロシア海軍のソヴレメンヌイ級(プロジェクト956)と同一ですが、
2001年末に追加発注された138&139は、改設計の「プロジェクト956EM」というタイプになりました。
御値段は、136&137が約8億ドル、138&139が約10億ドルになります。

プロジェクト956EM(138&139)は、原型から以下の点が変更されました。

・エリア防空ミサイルを、改良型の「ヨーシュ」(射程50km)に換装
・対艦ミサイル「モスキート」を、射程延長型(200km)に換装
・30mmガトリング砲4基を撤去し、代わりに「カシュタン」近接防御システム2基を搭載
・後部130mm連装砲を撤去し、ヘリコプター発着スペースを拡大
・ヘリコプター格納庫を、それまでの入れ子式から固定式に変更

以上のように、防空能力は強化されましたが、対潜能力の強化は行われていません。

どの道、中国海軍も、平時はともかく、戦時には、本級を他の国産新型艦、
052C型(蘭州級)とか051C型(瀋陽級)とか052B型(広州級)などと
組ませて運用する事になるでしょう。
本級搭載の防空ミサイルは、中距離用なので、より長射程の長距離防空ミサイルを
搭載する蘭州級や瀋陽級とペアを組ませたい所でしょう。


中国がソヴレメンヌイ級を購入した理由については、いろいろ言われておりますが
実際には、ただ単に、1990年代半ばの時点において、中国が手っ取り早く入手できそうな
お手頃の大型水上艦は、当時、ロシアにおいて艤装段階で工事中断していた同級の2隻、
「ヴァズニィ」「アレクサンドル・ネフスキー」くらいしか無かった為でしょう。

当時ロシアが建造を進めていたのは、このソヴレメンヌイ級の他には
ネウストラシムイ級フリゲートくらいしか無かったが、ネウストラシムイ級では
対潜能力はともかく、防空能力と対水上打撃力はソヴレメンヌイ級に見劣りする。
となると、他に選択肢は無かったわけでして。

当時、既に西側からの技術導入の道は閉ざされ、国産の新型駆逐艦の建造も
いまいち軌道に乗っていなかった中国海軍にとって、ソヴレメンヌイ級は
たまらなく「魅力的な」艦に見えた事でしょう。
ましてや、かなり工事が進んでいる状態ならば、尚の事。


さて、1990年代末に中国がソヴレメンヌイ級を購入すると報じられた時、
日本の「軍事専門家」は大袈裟に騒ぎ立てました。
かの『世界の艦船』でさえ、2000年2月号(特集・ロシアの海軍ハイテク技術輸出)で
小滝國雄氏が「この2隻の配備によって、東南アジアの軍事バランスは大きく変わる」
などと書いていたものでした(笑)

このクラスは、1980年代後半には、ソ連太平洋艦隊に6隻も配備されているんですがね(笑)
この時には、「日本海の軍事バランスは大きく変化」しなかったのかな?(笑)

ああそうか、この時には「金角湾(ウラジオストク港内)」の「軍事バランス」が「大きく変わった」んだね(爆笑)

当時、なぜかアメリカも、中国のソヴレメンヌイ級は「空母機動部隊にとって重大な脅威」などと騒ぎ、
日本にも、これを鵜呑みにして騒ぎ立てる輩が多かったものです。

当時の米空母機動部隊は、射程120kmほどの対艦ミサイルを抱えた
駆逐艦が有効射程内に接近しても、ぜーんぜん気が付かないくらいの
ザルのごとき警戒体制だったのでしょうか?(笑)
(それじゃ空母機動部隊の存在価値無いだろ(^^;)

空母を保有していない海軍と戦う分には使えるかもしれませんが、
それにしても、その相手が、こちらに合わせて水上艦を出してくれて
「正々堂々」と「正面から決闘」してくれるとは限らないわけで(^^;
(巌流島の決闘じゃ有るまいし)
「空母」が無くても、潜水艦や、陸上基地から運用する対艦ミサイル搭載機というモノが有るわけでして。
戦闘はオリンピックでもワールドカップでもないよ(笑)


今でも、もし中華人民共和国と日本国が戦争になれば、中国人民解放海軍のソヴレメンヌイ級と
小日本の海上自衛隊イージス護衛艦(こんごう型)が「一騎打ち」するとでも思っている軍オタは少なくないようですが・・・・

実際の戦闘は、「大戦略」や「対戦型格闘ゲーム」や「天下一武闘会」や「一騎当千」とは違いますよ(笑)


ただ、中国の対岸にある台湾は、ソヴレメンヌイ級に対抗する意図も有ったのか、
アメリカのキッド級ミサイル駆逐艦を4隻購入し、改修の上、自国海軍に再就役させております。

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何もしらんアホがいいたい放題だなw
単艦で能力比較するとか具の骨頂
もっと勉強してから自論はだしたほうがいいよ レベル低すぎる 削除

2010/9/5(日) 午前 2:33 [ がっかり君 ] 返信する

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