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プロジェクト1155(ウダロイ級)2番艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコフ」Вице-Адмирал Кулаков

1977年11月5日、レニングラード市のジダーノフ造船工場にて起工。
1980年5月8日進水、1982年1月10日就役。

就役後は北方艦隊に配属されましたが、実のところ、本艦は「未完成」でした。

というのも、1155型の主要装備の一つである「キンジャール」短距離自衛対空ミサイル複合体(SA-N-9)が、実際には搭載されなかったからです。
さらに、これまた装備予定の「フレガートMA」(トッププレートTop Plate)3次元対空/対水上捜索レーダーも実際には搭載されず、旧式の「トパーズ」(ストラットペアStrut Pair)が装備されていました。
つまり本艦は、対空能力が無いに等しい状態だったのです。

さすがに、このままでは大した戦力にならないとはソ連海軍当局も考えており、1991年にはバルト海沿岸のクロンシュタットへ回航され、未装備のレーダー及び短距離対空ミサイルを搭載するなどの改装工事が行なわれる事になりました。

しかし、工事に取り掛かろうとした矢先にソ連邦が解体。
ヴィツェ・アドミラル・クラコフの改装工事どころではなくなり、本艦は1991年以降、クロンシュタット軍港に係留されたまま放置されました。

1994年、北方艦隊の編制から外され、レニングラード海軍基地(バルト艦隊)に移管されました。

ジェーン海軍年鑑も、1990年代末には、本艦をロシア海軍の現役艦リストから外しました。

2002年、ようやくセーヴェルナヤ・ヴェルフィ(北方造船所)に回航され、延び延びになっていた改装・補修工事に取り掛かる事になりました。

2006年現在、補修工事はだいぶ進んでいるようですが、写真を見る限り、「フレガートMA」3次元レーダーと「キンジャール」対空ミサイルは、まだ搭載されていません。

[写真の解説]
1枚目:洋上航行中のヴィツェ・アドミラル・クラコフ(1988年撮影)
2枚目:クロンシュタット軍港にて(1991年8月撮影)
3枚目:クロンシュタット軍港にて(1999年撮影)
4枚目:クロンシュタット軍港にて(2000年6月9日撮影)
5枚目:セーヴェルナヤ・ヴェルフィにて(2002年3月21日撮影)
6枚目:セーヴェルナヤ・ヴェルフィにて(2006年5月撮影)

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