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現在、ロシア海軍の主力艦上戦闘機となっているSu-33(Su-27K)
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6927336.html

Su-27艦上戦闘機型の設計は、1984年に始まったと言われていますが、実は、1972年にまで遡ります。

1970年代初頭、ソ連海軍は、大型の原子力空母プロジェクト1160の建造を計画しました。

そして1972年末、原子力空母に搭載する為のT-10(Su-27)艦載機型の予備設計が始まりました。

この時には、Su-27艦上戦闘機型と艦上襲撃機型を別々に設計する事とされ、
艦上襲撃機はSu-27KSh「グローザ」と呼ばれました。
(Корабельный штурмовик Су-27КШ"Гроза")

上の2枚の図面は、艦上襲撃機Su-27KShの設計案です。

1枚目は並列複座案、
2枚目は、縦列複座案です。

縦列複座案は、全く別の機体となっております。
垂直尾翼は1枚となり、水平尾翼は垂直尾翼の上に取り付けられています。

両案とも、主翼はSu-27の原型機T-10と同様の形状になっています。
カナードは付いていません。

この当時は、蒸気カタパルトを装備する「空母」での運用を想定していたため、カタパルト射出を前提に設計されました。

プロジェクト1160が1970年代半ばに中止された後も、引き続きカタパルト装備空母の設計作業は行なわれていました。

原子力空母プロジェクト1153
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/26955784.html

プロジェクト11435初期案
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/11319412.html

しかし、これらの「空母」設計案が、ウスチノフ国防相によって次々と「撃沈」されていった為、Su-27KShも自然消滅しました。

カタパルト装備の原子力空母は、結局、スキージャンプ台装備の「航空巡洋艦」になり、
スホーイは、1984年に、改めてスキージャンプ台発艦を前提とするSu-27艦載機型の設計を始めました。
これが、後のSu-33(Su-27K)です。


ただ、並列複座型Su-27Kは、1990年代末にSu-27KUBとして実現しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6167080.html

1970年代にお蔵入りとなった艦上襲撃機の予備設計が、思わぬところで役立つ事になったわけです。

しかしロシア海軍は、全面再設計した艦上戦闘機MiG-29Kの導入を決定し、Su-27KUBは不採用となりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40734012.html

「並列複座型Su-27K」は、またもお蔵入りとなるようです・・・

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すげーーーかっくい====^^;
俺はトムキャットとハリアーが好き。

2010/2/14(日) 午前 10:19 [ siansenri ] 返信する

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