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現在、セヴェロドヴィンスク市の造船所「セヴマシュ」で改造工事が行われているインド空母「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)ですが、2012年5月末から海上試験を行なうようです。


モスクワ、1月17日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアで近代化されているインド空母「ヴィクラマーディティヤ」(旧「アドミラル・ゴルシコフ」)は、20年ぶりに海洋で試験を行なう。
それは2012年5月末に行なわれる。
火曜日、同艦を近代化する軍事技術協力工場「セヴマシュ」副社長セルゲイ・ノヴォセロフロシア通信社ノーボスチに伝えた。

以前に同艦は、1992年春に海洋へ出た。
現在、同艦は、「セヴマシュ」岸壁に停泊している。
2008年に工場貯水池に注水して現在地へ移動した後、強力なクレーンを使用して新型機器を設置している。

「同艦が最初に海洋へ出て試験を行なうのは、結氷が溶ける春期の5月末を予定しております」
ノヴォセロフは述べた。

彼によると、その90日前、つまり2月末には、同艦は、艦に習熟した海軍将兵から成る乗員が乗っている必要がある。
ノヴォセロフは、以前、最初の海洋への出航が、2011年11月〜12月に予定されていたと述べた。
その後、出航を秋から翌春まで延期するインドとロシアの合同決定が採択された。

「この艦は完全に塗装され、予備パーツを満載し、乗組員が居住しております」
「セヴマシュ」副社長は語った。

現在、同艦は工場桟橋で主要動力装置の係留試験を行なっている。
工場では、既に96名のインド人乗組員を訓練した。
「1401名のインド人職員を訓練する必要が有り、航空隊員を含む全てのインド人乗組員は、1924名の海軍将兵および航空要員で構成されます」
ノヴォセロフは述べた。

彼は、「セヴマシュ」における艦の修理と近代化で、飛行甲板は拡張され、14度のトランポリン形状と3基の航空機拘束装置が設置され、ディーゼル燃料(軽油)を使用する動力装置への変更、2400キロのケーブルが置き換えられ、空母の船体内の500個の古い構造物が撤去された事を想起した。
工場の作業には、極東サンクトペテルブルクヴォロネジアストラハン、そしてセヴァストーポリの造船所が参加した。

「アドミラル・ゴルシコフ」を近代化してインド海軍へ売却する輸出契約は、2004年にロシアで調印された。
文書では、ロシアが7億5000万ドルで同艦を近代化し、同じ額でインドへ艦上航空機を供給すると規定された。

元々は2008年に顧客へ艦を納入する計画だったが、作業量の増加に起因して何度も延期された。
2004年に締結された契約に付加された新規の契約額は23億ドルである。
同艦には、戦闘機MiG-29KとヘリコプターKa-27及びKa-31が配備される。

重航空機巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」(1990年10月4日までは巡洋艦「バクー」という名前だった)は、ニコラエフで建造された。
1987年12月、北方艦隊に編入された。
1992年2月初頭にムルマンスクで修理された後、海洋へは出航していない。
(モスクワ時間2012年1月17日12時07分配信)

空母「アドミラル・ゴルシコフ」(1990年代)
イメージ 1


記事中の「2008年に工場貯水池に注水して現在地へ移動した」というのは、2008年12月4日「セヴマシュ」屋外乾ドックから進水した事を指しています。


「14度のトランポリン形状」というのは、艦首飛行甲板に設置された14度のスキージャンプ台の事です。
ロシアでは、スキージャンプ台の事をトランポリン甲板と言います。

「ディーゼル燃料(軽油)を使用する動力装置への変更」というのは、蒸気タービン機関ボイラー(蒸気発生装置)を、重油専焼のKVN-98/64から軽油を使用できるKVG-ZD(KVG-2M-GM)へ換装した事を指しています。

ボイラーの換装2006年6月下旬より開始され、2008年12月4日の再進水までには完了しております。

ここで誤解してはならないのは、ヴィクラマーディティヤの機関そのものは、蒸気タービンのままであり、これは変更されていないという事です。


空母「ヴィクラマーディティヤ」の最初の海上試験が2012年5月下旬から実施されるという話は、以前にも報じられています。
以前は、5月25日と報じられました。

現在、空母「ヴィクラマーディティヤ」は白海に面したセヴェロドヴィンスク市の「セヴマシュ」造船所に居ますが、白海は現在、結氷しております。
結氷が溶けるのは、だいたい5月下旬以降です。
イメージ 2

つまり、白海の結氷が溶けなければ「ヴィクラマーディティヤ」は海洋航海試験を実施できないのです。

逆に言えば、「白海の結氷が溶けさえすれば、ヴィクラマーディティヤは、いつでも出航して海洋試験を実施できる」という事でしょう。

閉じる コメント(2)

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飛行甲板における「14度のトランポリン形状」とは
いわゆる「スキージャンプ」の事を指すものなのでしょうか? 削除

2012/1/17(火) 午後 10:13 [ Sabi ] 返信する

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いまさらですが・・・
復帰、おめでとうございます^^
長らくお休みされていたので、もう更新はされないのかとあきらめていましたので嬉しい限りです^^
この空母のこともあまり情報がなかったのですが
流石ですね〜中国に負けず航試できるとこまでいってたんですねー
わたしはこっちの空母のほうが、かこいいから好きなので楽しみです。
また新しい情報をおまちしております^^ 削除

2012/1/18(水) 午前 0:44 [ ムー ] 返信する

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