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2012年2月17日ロシア極東部コムソモリスク・ナ・アムーレ市アムール造船工場で、ステレグーシチー型コルベット「グロームキー」の建造が開始されました。

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アムール造船工場
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2012年2月17日
 
2月17日、アムール造船工場の造船台では、「グロームキー」と命名されたロシア太平洋艦隊プロジェクト20380コルベット2隻目の建造開始記念式典が開催された。
コムソモリスク・ナ・アムーレ市庁広報部は「中央海軍ポータル」に伝えた。 

式典には、ハバロフスク地方知事ヴャチェスラフ・シポルトコムソモリスク・ナ・アムーレ市庁代表、工場および企業幹部、ロシア海軍代表、「統合造船業営団」代表が出席した。
本日の行事-式典は艦の起工ではなく、建造の始まりである。
工場の専門技術者は、コルベットの最初の区画を溶接し、起工板が設置された後、製造された船体が組み立てられる。

計画によると、コルベット「グロームキー」(工場番号2102)は、2015年にロシア海軍へ納入される。
株式会社「アムール造船工場」では、既にプロジェクト20380コルベット「ソヴェルシェンヌイ」が建造されており、同艦は2006年夏に起工された。
現在までに、同艦の船体には、基本となる機器類が設置されている。

ロシア海軍は、水上艦部隊への戦闘艦の補充に関心を有している。
最近のロシア海軍総司令官ウラジミール・ヴィソツキー大将の発言によると、同海軍は、プロジェクト20380コルベットと、その近代化ヴァージョンであるプロジェクト20385〜1番艦の起工式典がサンクトペテルブルク「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で2月1日開催された〜を20隻建造する計画である。

新たなコルベットは、同クラスの他の艦に優越する戦術・技術特性を有する。
その主な特徴は、多用途性、低視認性、自動システム、高速と改善された防空能力である。
特別な建造構成組立の導入により、二次元レーダーや艦の熱探知レベルは大幅に減少した。

<プロジェクト20380コルベットの簡単な戦術・技術特徴>
満載排水量-2100トン 
主要寸法:全長-104.6メートル、幅-13メートル、吃水-3.7メートル 
最大速力-27ノット 
航続距離-14ノットで4000海里。 
自立行動日数-15日 
推進器:2基のディーゼルユニットDDA12000(11660馬力)、4基のディーゼル発電機(630kW)
武装: 
2基の対艦ミサイル複合体「ウラン」発射機-ミサイル8基
高射ミサイル複合体「リドゥート」-ミサイル32基
携帯高射ミサイル複合体「イグラ」-ミサイル8基
1基のA-190 100mm砲塔
2基のAK-630M30mm砲塔
2基の対潜防御「パケット-NK」発射機-魚雷8基
2基の対水中工作員用擲弾発射機DP-64
対潜ヘリコプターKa-27を搭載
このクラスの艦の兵器と接続された固有の電子電波機器、水中音響機器が設置されている。
乗員:98名(うち士官14名) 


「グロームキー」(「大声の」「名高い」といった意味の形容詞)は、初代ツシマ沖海戦で戦没した駆逐艦
2代目第2次世界大戦時駆逐艦
3代目は1970年代末に就役したクリヴァクII級フリゲート(1998年除籍)です。
今回の「グロームキー」4代目です。

2012年2月17日

造船所の公式サイトでは「親衛コルベット」Гвардейский корветと書かれていますから、4代目「グロームキー」に親衛称号(親衛海軍旗)が授与されるという事です。

親衛海軍旗
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つまり「グロームキー」は、既存のロシア海軍艦艇の親衛称号を受け継いだ艦という事になります。

現在、ロシア太平洋艦隊所属艦で親衛称号を有するのは、ロケット巡洋艦「ワリャーグ」原子力潜水艦「サマーラ」、そして、インド海軍へリースされる原子力潜水艦「ネルパ」です。
おそらく、「グロームキー」が引き継いだ親衛称号は、インドへリースされる「ネルパ」のものでしょう。


今回起工された「グロームキー」は、要目を見る限り、ステレグーシチー型2番艦「ソーブラジテルヌイ」と同一の艦です。


ロシア連邦の「2011-2020年の国家兵器調達プログラム」によると、ステレグーシチー型コルベットは18隻建造される予定です。

既に就役済みの「ステレグーシチー」「ソーブラジテルヌイ」と合わせると計20隻になります。

現在、サンクトペテルブルク市「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」には、建造中のコルベット「ボイキー」「ストイーキー」、そして、2月1日に起工された「グレミャーシチー」があります。

一方、コムソモリスク・ナ・アムーレ市「アムール造船工場」には、以前に起工された「ソヴェルシェンヌイ」と今回の「グロームキー」が建造中です。

「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」では、上記の3隻以外にも、あと9隻のコルベットを建造します。

従って、「アムール造船工場」では、建造中の2隻を含め、合計で6隻のコルベットを建造する事になります。
(つまり、今後、さらに4隻が起工される)

「アムール造船工場」で建造中の「ソヴェルシェンヌイ」
(2012年2月17日撮影)
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閉じる コメント(2)

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前の建造計画の記事では、建造番号2102は20385のリェーズヴィとありましたが変わったのでしょうかね。アムールでも今後20385は建造はされるでしょうけど。

2012/2/21(火) 午前 2:35 [ ssn*ak*la94* ] 返信する

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何しろ、アムール造船工場建造艦についての情報は少ないものでして・・・

ロシアの主要メディア(例えばロシア通信社ノーボスチ)も、今月1日の「グレミャーシチー」起工は大々的に報じたのに、今回の「グロームキー」建造開始は取り上げていませんからね。

2012/2/21(火) 午後 7:14 [ 高町紫亜 ] 返信する

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