艦上戦闘機Su-33

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重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の北東大西洋・地中海遠征に参加し、2月15日に陸上基地(セヴェロモルスク-3)へ戻ってきた第279独立艦上戦闘機航空連隊(279-й отдельный корабельный истребительный авиационный полк)は、陸上基地からの飛行訓練を開始しました。

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ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279独立艦上戦闘機航空連隊は、2個飛行中隊で構成されています。

[第1飛行中隊]1-я Эскадрилья
60号機、61号機、62号機、64号機、66号機、67号機、68号機、71号機、72号機、76号機

[第2飛行中隊]2-я Эскадрилья
77号機、78号機、80号機、81号機、83号機、84号機、85号機、86号機、87号機、88号機

上の写真の機体(78号機と81号機)は第2飛行中隊所属機です。

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現在、ロシア海軍の主力艦上戦闘機となっているSu-33(Su-27K)
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6927336.html

Su-27艦上戦闘機型の設計は、1984年に始まったと言われていますが、実は、1970年代末期に、もう一つの「Su-27K」が存在していました。

それが、艦上戦闘機Su-27KI「モルニヤ」です。
(Корабельный Истребитель Су-27КИ"Молния")

Su-27KIは、艦上攻撃機Su-27KSh「グローザ」と同時に計画されました。

[艦上攻撃機Su-27KSh「グローザ」]
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40897544.html

Su-27KShは、Su-27原型機T-10に近い形状の機体でしたが、Su-27KIは、全面再設計されたT-10Sをベースにした為、後のSu-27K(Su-33)に近い形状の機体となりました。

しかし、カナードが無い点と、胴体(エンジン部)下にベントラルフィンが付いている点、そして垂直尾翼の形状は、実際に製造されたSu-27K(Su-33)とは異なります。

兵装は、短距離空対空ミサイルR-73、中距離空対空ミサイルR-27は実際のSu-33と同じですが、この他、
胴体下に、長距離空対空ミサイル R-33(AA-9 Amos)を搭載する事になっていました。

Su-27KIの搭載ミサイル
・短距離空対空ミサイルR-73×4
・中距離空対空ミサイルR-27×4
・長距離空対空ミサイルR-33×4

艦上襲撃機型のSu-27KShが同時に計画されていた為、Su-27KIは空対空任務だけを考慮しており、マルチロール能力は有りませんでした。


Su-27KIの構想当時、搭載母艦は、プロジェクト1153、或いは、プロジェクト11435初期案が想定されていました。

原子力空母プロジェクト1153
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/26955784.html

プロジェクト11435初期案
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/11319412.html

いずれも蒸気カタパルト付きの「空母」であり、Su-27KIも、カタパルト射出発艦を前提にしていました。

しかし、これらの「空母」設計案が、ウスチノフ国防相によって次々と「撃沈」されていった為、Su-27KIも自然消滅しました。


カタパルト装備の原子力空母は、結局、スキージャンプ台装備の「航空巡洋艦」になり、
スホーイは、1984年に、改めてスキージャンプ台発艦を前提とするSu-27艦載機型の設計を始めました。
これが、後のSu-33(Su-27K)です。

スキージャンプ台発艦の場合、大きくて重いSu-27は揚力を向上させる必要があると判断され、カナードが追加されました。
つまりは、カタパルト発艦であれば、Su-27Kにカナードは必要なかったわけです。


一旦はカタパルト装備空母を葬ったソ連でしたが、1980年代末、ようやく蒸気カタパルト付きの原子力空母の建造を開始しました。

原子力空母ウリヤノフスク
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/4820597.html
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/26392303.html

しかし、ソ連邦解体により、建造は中止、解体されてしまいました。

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現在、ロシア海軍の主力艦上戦闘機となっているSu-33(Su-27K)
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6927336.html

Su-27艦上戦闘機型の設計は、1984年に始まったと言われていますが、実は、1972年にまで遡ります。

1970年代初頭、ソ連海軍は、大型の原子力空母プロジェクト1160の建造を計画しました。

そして1972年末、原子力空母に搭載する為のT-10(Su-27)艦載機型の予備設計が始まりました。

この時には、Su-27艦上戦闘機型と艦上襲撃機型を別々に設計する事とされ、
艦上襲撃機はSu-27KSh「グローザ」と呼ばれました。
(Корабельный штурмовик Су-27КШ"Гроза")

上の2枚の図面は、艦上襲撃機Su-27KShの設計案です。

1枚目は並列複座案、
2枚目は、縦列複座案です。

縦列複座案は、全く別の機体となっております。
垂直尾翼は1枚となり、水平尾翼は垂直尾翼の上に取り付けられています。

両案とも、主翼はSu-27の原型機T-10と同様の形状になっています。
カナードは付いていません。

この当時は、蒸気カタパルトを装備する「空母」での運用を想定していたため、カタパルト射出を前提に設計されました。

プロジェクト1160が1970年代半ばに中止された後も、引き続きカタパルト装備空母の設計作業は行なわれていました。

原子力空母プロジェクト1153
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/26955784.html

プロジェクト11435初期案
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/11319412.html

しかし、これらの「空母」設計案が、ウスチノフ国防相によって次々と「撃沈」されていった為、Su-27KShも自然消滅しました。

カタパルト装備の原子力空母は、結局、スキージャンプ台装備の「航空巡洋艦」になり、
スホーイは、1984年に、改めてスキージャンプ台発艦を前提とするSu-27艦載機型の設計を始めました。
これが、後のSu-33(Su-27K)です。


ただ、並列複座型Su-27Kは、1990年代末にSu-27KUBとして実現しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6167080.html

1970年代にお蔵入りとなった艦上襲撃機の予備設計が、思わぬところで役立つ事になったわけです。

しかしロシア海軍は、全面再設計した艦上戦闘機MiG-29Kの導入を決定し、Su-27KUBは不採用となりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40734012.html

「並列複座型Su-27K」は、またもお蔵入りとなるようです・・・

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ロシア軍総合情報サイト『warefare.ru』によると、ロシア海軍航空隊が保有するSu-33(Su-27K)艦上戦闘機は、約20機です。
<ロシア空軍/海軍のSu-27>
http://warfare.ru/?linkid=1604&catid=255&lang=

同ページには、ロシア海軍のSu-33の機体番号まで記されています。
これによると、Su-33は、2個中隊に分かれているそうです。


【ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ名称記念第279艦上戦闘機航空連隊】
(279-го Отдельного Корабельного Истребительного Авиационного Полка имени Дважды Героя Советского Союза Бориса Сафонова)
司令:ロシア連邦英雄イーゴリ・マトコフスキー大佐(Полковник Игорь Матковский)

[第1飛行中隊]
60号機、61号機、62号機、64号機、66号機、67号機、68号機、71号機、72号機、76号機

[第2飛行中隊]
77号機、78号機、80号機、81号機、83号機、84号機、85号機、86号機、87号機、88号機


2005年9月5日、北大西洋上で演習中の空母クズネツォフにおいて、Su-33(82号機)が着艦の際にオーバーランして海中へ転落しました。
パイロット(ユーリー・コルネーエフ中佐)は脱出に成功しましたが、同機は失われました。
http://tuku.military.china.com/military/html/2006-02-06/1020487_190407727.htm


Su-33連隊司令マトコフスキー大佐は、2008年4月29日、当時のロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンから「ロシア連邦英雄」勲章を授与されました。
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-78.html

ロシア連邦国防省の公式発表によると、同日、マトコフスキー大佐の他に、8名の第279艦上戦闘機航空連隊所属パイロットが「勇敢さに対する勲章」を授与されました。

ユーリー・デニソフ中佐
ボリス・カリムツスキー
ウラジーミル・コクーリン
ユーリー・レベデフ
セルゲイ・ペチェネフ
セルゲイ・サウシュキン
アレクサンドル・スレサレフ
アンドレイ・チュルーシン

おそらく、デニソフ中佐は連隊副司令だと思われます。


以前には、Su-33の試作機T10-Kが数機配備されていましたが
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/29185765.html参照)
全て退役したようです。


現用のSu-33も、2015年頃には寿命に達しますが、ロシア海軍は、機体寿命を2025年まで延長する改修を行なうようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40734012.html

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ロシア海軍が導入し、インドが追加発注する艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBに比べ、
<http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/folder/1021624.html参照>
スホーイの艦上戦闘機Su-33は、明るい話題が有りません。


数年前から出ていた中国への輸出の話も、もう消えたようです。


漢和防務評論(漢和ディフェンス・レビュー)より。

http://www.kanwa.com/mrdt/showpl.php?id=757
【Su-33航母戦闘機を中国へ輸出する為の交渉は、基本的に「死亡した」】

権威のあるロシア航空産業の消息筋の話として、Su-33の中国への輸出交渉は、全く進展しておらず、ロシア側としては、これ以上の交渉の必要は無いという認識との事です。
つまり、この話は「死亡した」というわけです。

ロシア側は、生産ラインの再開や改良型開発の費用も含め、40機のSu-33を20億ドル以上で売却する事を希望していましたが、中国側は、7機のSu-33の購入を望んでおり、両者の溝は全く埋まる事は有りませんでした。

ロシア航空産業の消息筋は
「中国は、Su-33の輸出に関して誠意を欠いている。彼らは、我が国の技術だけを求めている。それは受け入れられない」
「私達は、中国が、ウクライナが所有していたソ連邦崩壊前にテストされていたSu-33の試作機T10-K3号機を購入した事を知っている」
と語っています。

ソ連邦解体時、ウクライナには、Su-33(Su-27K)の試作機T10-Kが2、3機残されましたが、中国は、この内のT10-K3号機を購入し、艦上戦闘機の技術を手に入れようとしています。
中国は、Su-33のコピー機を造ろうとしていると漢和防務評論の平可夫氏は見ているようですが、スホーイ社は、それは困難と見ています。

スホーイ・カンパニー総裁ポゴシャン曰く
「コピーは非常に困難でしょう。ロシアは、Su-33を開発して以来、20年近く運用してきたのです」




Su-33(Su-27K)は、1980年代末に試作機T10-Kが計9機製造され、ウクライナのサキ飛行場で飛行試験を行なっていました。
試験中に2機が墜落しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/29185765.html

ソ連邦解体後、T10-K試験部隊はチムール・アパキージェ隊長に率いられてロシアへ行きましたが、ウクライナには試作機が2機ていど残されたようです。
おそらくはT10K-3とT10K-7でしょう。
(写真1枚目は、ウクライナに残された試作機T10-K)

コムソモリスク航空機製造工場においては、1990年代前半に量産機Su-27Kが24機生産されました。
http://www.sukhoi.org/eng/planes/military/su33/history/
http://www.sukhoi.org/planes/military/su33/history/
(写真2枚目は、コムソモリスク航空機製造工場で生産される量産機Su-27K)
試作機T10-Kを含めると、合計で33機が生産されました。

Su-27Kは、1998年にSu-33と改称されました。

その後の事故や減耗などにより、現在のロシア海軍の保有機は19機です。

2000年代の事故例を挙げると、2001年7月17日、プスコフ州オストロフで開催された航空ショーで、チムール・アパキージェ少将が操縦するSu-33が墜落、同氏は殉職しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/22320648.html

2005年9月5日、北大西洋上で演習中の空母クズネツォフにおいて、Su-33(82号機)が着艦の際にオーバーランして海中へ転落しています。
パイロットは脱出に成功しました。
http://tuku.military.china.com/military/html/2006-02-06/1020487_190407727.htm


既にSu-33の生産ラインは閉じられており、今後、同機を生産する為には、まず、生産ラインの再構築から始めなければなりません。

ですから、生産ラインを立ち上げる費用も必要になります。

そして更には、改良型の開発費用も含めると、ロシア側としては、上の記事中の40機、あるいは、以前から言われている50機くらいは買ってもらわないと「元が取れない」というわけです。

しかし中国には、そこまでする意思は無いようです。


日本では、中国がSu-33を50機購入すると未だに信じている人も多く、将来の中国空母の飛行甲板には、ロシア製の艦上戦闘機Su-33が並ぶと思っている人も多いようですが、その可能性は、完全に消えたと言って宜しいでしょう。


そして、ロシア海軍がMiG-29K/MiG-29KUBを採用した事により、Su-33の並列複座型Su-27KUB(Su-33UB)をロシア海軍が導入する可能性も消え去りました。
<Su-27KUB http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/6167080.html
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/32167400.html>

2008年9月の時点では、現用のSu-33の後継機として、Su-27KUBとMiG-29Kによる競作が行なわれる筈でした。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/34149463.html

しかし、2009年2月、ロシア連邦副首相セルゲイ・イワノフが、MiG-29KUBを購入すると発言してから、流れが変わりました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/37135289.html

もはや、Su-27KUBとMiG-29Kによる競作が行なわれる可能性は無く、Su-27KUBは、このままお蔵入りになりそうです。


せめてもの救いは、現在ロシア海軍に残っているSu-33が、このままでは2015年に寿命が尽きるところを、2025年まで寿命を延長する改修が行なわれる事くらいでしょう。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40734012.html

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